「忙しいところすみません、鯛、送っていいですか」なんてメールが入る。
姪の連れ合いが、鯛を釣って来たので、送りたいという嬉しい便りでした。
ところがハプニングで、メールの連絡よりも一日遅れて到着したのです。
メールに添付された送り状の写真を見ると、彼女の勘違いで配達希望日を間違えたのでした。
送ったという連絡をもらって、一日勘違いしたことがわかり、お返しを先に届けた。
届くという予定を聞き、早朝から山に行き、独活と木の芽を採って「お返しが先に」なんて。
そして、届いた大きな冷凍便の箱を開けると大きな鯛が二匹入っていた。
大きさに驚き、メジャーで計ってみたら60cm弱。二尺の大鯛でしたよ。
先日、家内の留守中にも出雲崎の友人から大鯛が届いて驚いたばかり。
その際に、お手伝いを頂いた隣のご主人に再度、捌くのをお願いしました。
下拵え、鱗引きは今回は先日のキッチンではなくて室外、表でします。
バリバリと鱗をはぎ取る。「この鱗も塩を振って揚げても美味しい」なんて話も。
エラと内臓の取り出しまでの処理を表で終えました。
二匹とは言え、現役の割烹の板前さんでもある、隣のご主人は処理が速い。
鱗を引き、エラと内臓を取り出した鯛を水道水で下洗いして室内へ。
助かります。隣人にこんな特技の持ち主がいると。しかも、昨日はお休みでしたから。
(続く)