仕留めてから2時間は経っていないでしょう。
無念の表情にも見えなくはない。雌雄で群れは作らないというのだが・・・。
しかし、どう見てもこの150キロを超える巨体の雄がボスらしい。
雪国で生きる知恵で、群れを作らなければ生きにくいという事なのだろうか。
驚いたのは、この行動の形跡です。
植えの杉林から、一気に沢に向かって降りてきています。この上には集落もあります。
あの、巨体の雄が先頭で深い雪を掻きわけて沢を目指したらしい。
移動した跡は、深い溝を掘ったかのようにも見える。深さは50cmは有るでしょうか。
最後は、沢の川の中へと続く移動した跡です。
いくらあの巨体でも、深い雪の中でエサを探すのは簡単ではない。
イノシシは雑食性と言われ、小動物から植物性の食べ物まで何でも食べるという。
射止めてすくぐに解体を始めた猟師さんは、内臓には川のコケ類があったと言いました。
(続く)
気候変動で雪が降らなくなった豪雪地域にも現れるようになった猪、この冬も来週から気温が上がって結局は小雪になり淘汰されないようです。
昨日も、長岡の研究しているという、大学の助教にもメールしたけれど反応が無いですね。
良い研究材料になると思うし、研究して対策の講じ方も考えてもらいたいものです。
こちら、魚沼はただいまの積雪が1m少し。(山間部は2mと多い)イノシシ退治にはもう少し欲しい。