畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪国から脱出の研修旅行

2013-03-19 21:50:09 | 暮らし

 一昨日は地域振興局主催の研修に参加しました。
お誘いの手紙を頂いたところ、雪の中での暮らしに飽いているいるスベルべママも大乗り気。
二人での参加を申し込んだような次第。


 先ずは、高崎市の国府野菜本舗を訪問。


 ここでの直売所を立ち上げる中心となり、その後も規模の拡大に貢献した、カリスマ的存在の女性。
天性なのか、修練のたまものなのか余裕の語り口で今までの経緯を説明。


 でも、直売所としてはかなり特異な成り立ち。
野菜の直売よりも、加工販売が主な事業になっていました。


 昼食も彼女たちが作ったお弁当を頂きましたが、毎日かなりの数の注文をこなしているらしい。
地場産の野菜を材料の中心にした中々豪華な内容です。


 地場産で無いと言えばこの天タネのエビくらいかな。


 主婦たちのそれぞれの味を無記名投票などを繰り返して統一したとか。
薄味で中々の味でしたね。

 でも、味にうるさいスベルべママはポツンと言う。
「どれ一つとっても90点以上なんだけれども、それが個性を削いでいる・・・・」
うーん、言われてみればそんな感じ。味って難しいですね。

 手前みそだけれども、我が家で設定したらもう少し違った味にはなる事は確実。
そして、栄養満点のね(笑)。
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川辺からも春は始まる

2013-03-18 07:58:01 | 自然

 大分お日様が昇りました。


 「ヨシガキの沢」が雪に埋もれている様子が見えます。
手前には「味の家 魚野川」さんの屋根も。


 その「味の家 魚野川」さんの向こう側の山も、正に底雪崩、全層雪崩が発生寸前。


 冷え込んだ朝で、まだ水量は少ないけれども川辺でも雪解けが始まっている。


 雪解け水で川の水量が増えると、河原の雪は南極の氷山が溶けるように、
テーブルマウンテン状になって崩れ落ちて流れ始める。


 両岸の雪がこのようになって流れます。
昨日は群馬県に行っていましたが、帰りに河川を見るとどの川も気温の上昇による雪解け水で増水。
濁流となって渦巻いて流れ下っているのが見られました。


 カメラを構えて構図を考えていると妻とマックスの姿は大分先方になった。
そうだ、この日も妻はパートだった。先を急がなくてはならない。


 なんだか春めいて来たようにも見える越後三山に向かって歩きます。
春の朝は、こんなふうにしてのんびりと楽しむ事が出来ます。

 こんな事をのんびりと楽しめる残りの日数は少ないでしょう。
昨日の群馬県へのお出かけは、農業関係者による、研修旅行でした。
その様子は明日にでも紹介する事にしましょう。
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再び春の山へ(その5終わり)

2013-03-17 15:37:27 | 自然

 我が家と農天市場の風景に別れを告げ帰路に着く。


 この日はスベルべカーちゃんはパートに出勤のため、近道。
と、言っても先回に下った夏場の農道では無くて、上ったコースを再び辿っただけ。


 元スキー選手とは思えない、へっぴり腰のカーちゃん。
元運動音痴のスベルべトーちゃんなんて靴のかかとで滑り降りますよ。


 マックスも急斜面もものともしない四輪駆動(笑)。
「カモシカも四足、マックスも四足ー」と言ったとか、言わなかったとか。 


 さて、下の平らに着きました。
カーちゃんにカメラを手渡して迷コンビを写してもらいます。


 軽トラの座席に座って一息つくマックス。
日が昇ったとは言え、気温はまだまだ寒さが厳しく、マックスのヒゲも凍っていました。

 帰宅して出勤のカーちゃんはお風呂に入り汗を流す。
汗もかかないトーちゃんは、みそ汁を作り、得意の卵焼きを作って待っていましたとさ(笑)。
いやー、朝の運動は身体に良いー、朝ご飯はそれはそれは美味しいものとなりました。

                    (終わり)
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大雪の春のお彼岸

2013-03-16 21:36:11 | 暮らし

 昨日は「春のお彼岸」の入りの前日と言う事で墓参りに。
記憶に残る中では昭和56年の豪雪時に匹敵するほどの雪の多さです。


 多くの墓石が林立する所ですけれど、今はほぼ真っ平らな雪原。
稀に大きな墓石の所は雪が少し盛り上がっていて分かる程度。


 雪を掘っている人が見えますが、墓石まで掘り出すことはまずは不可能な事。
ここぞとばかりに見当を付けて、自分の墓所と思われるところを掘る。


 木組みが見えますが、あれは旧家の多宝塔のような大きな墓石の雪囲い。
その向こうに、雪の中にしゃがむ人の姿が見えます。


 雪を掘り、少し盛り上げて「お堂」の形を作り、中を穿って出来上がり。
この後、一旦帰宅して蝋燭と線香を持参して、仏様を迎えました。


 これは他家の物だけれどもこんな形がほぼ標準の形です。
「56豪雪」時は「自分のお墓だと見当を付けてお堂を作ってお参りしたけれど、
雪が消えたら他人のお墓の上だった」なんて笑い話の種にしたものでした。 


 前後するけれど、これは二、三日前に市当局に依頼して除雪して頂いた道路。
これでようやくお墓の近くまで自動車で行けるようになったのでした。

 でも、こんな雪の壁をよじ登る事は不可能なので、一昨日私がスノーダンプで昇降口を作りました。
一緒になった人が、スコップを立て掛けて雪の深さに見当を付けたけれども230センチは有りましたね。

 実は我が家も雪降り前にお墓の前のイチイの木を囲おうと思い、単管を搬入したのでしたが、
早い時期の降雪に、組み立ては諦めざるを得ませんでした。
雪が消えると無残な姿でイチイの木が現れてくるかもしれません。

 まだまだ雪の深い魚沼です。
春が待ち遠しいけれども、四月一杯は雪は残るかと思われる現状です。
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再び春の山へ行く(その4)

2013-03-16 21:13:48 | 自然

 快晴のお陽様が宇賀地盆地を照らす。


 畑へと向かう、スベルべカーちゃん。
足跡がキツネやタヌキで無くて良かったなー(笑)。


 ほら、誰の足跡も無い雪原ですよ。  


 向こうに見えるは「守門岳」。
そう言えば、あの山塊の一部「大岳」で雪庇を踏み抜いたかで行方不明の人がいる。
ニュースが途絶えて久しいけれども、残念ながら春まで発見は難しいでしょう。 


 足跡が見えるけれども、カーちゃんかそれともマックスか。
この朝の雪は前日の新雪が表面に残り、人間も動物も足跡が残り易い。


 畑の端に立つカーちゃんとマックスです。


 同じことばかり言っているけれど、二人と一匹で独占するには勿体ない風景。


 越後三山も雪に浮かんで私たちを歓迎してくれます。

                       (続く)
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