畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

二日酔いでマックスと散歩

2013-05-16 12:51:59 | 暮らし

 「先輩相変わらず強いですねー」なんて言われてがんがん飲んだものだから、
電車は乗り越すし、もう頭は痛いはで大変大変。

 でも、マックスに散歩を我慢してもらう訳にも行かず、よろよろと朝の散歩に出発。
耕して水を張ったばかりの水田にカモたちが泳いでいる。


 のんびりと泳ぎ回り逃げようともしない。


 マックスは不思議そうに見つめている。
ほら、今朝は尻尾がふさふさとしているでしょう。
昨日気温が高かったのでシャンプーをしてあげたのです。


 堤防に上がってもマックスはなおも目で追う。
ほら、身体全体もふわふわで綺麗になっていますよ。

 でも、午前中山の畑に出勤するや否や耕したばかりの柔らかな土の上でゴロゴロ。
おまけに鼻先を土にこすりつけるものだから元の黙阿弥でした(笑)。

 苦しい朝の散歩だったけれどお陰で朝ご飯も食べられました。
そして山の畑に上がり、さつま芋の畝割(同間隔にカヤを折って畑の端に刺す)をしました。
それから、水糸を張って鉄棒を肩にあてて畑に線を引きます。
これで「畝立てポチ」を動かし畝を立てる準備が出来ました。
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シマッター!

2013-05-16 08:18:26 | 山菜

 昔の会社のバドミントン仲間から酒を飲まないかと誘いを貰った。
今日16日と明日の二日間にわたって会社のバドミントン大会が「アオーレ長岡」で行われる。

 前日から準備で長岡に入るから夜、久しぶりに一緒に飲みたいとの嬉しい誘い。
後輩たちからの誘いって本当に有難く嬉しいですね。

 ところが喜んで支度を整え夕方の電車に乗ろうと駅に行くと電車は既に発車していた。
忙しさに電車の時刻を勘違いしてしまったのでした。

 妻は「トーちゃんが遊びに行くのなら私も」なんて友人と出かけて帰ってこない。
田舎の電車は本数が少なく、次の電車までなんと一時間半も有るのです。

 半ば諦めて待っていると帰って来た妻が事情を聞いて自動車で送ると言う。
行きの運転はスベルべがハンドルを握り、夕方の国道を飛ばす。

 長岡に着いて連絡を入れると、一人が店から出て出迎えてくれた。
メンバーはスベルべを入れて四人。
「アレッこれだけ?」と問うと「若い連中は別の店」と言う。

 でも、旧友四人で盛り上がりましたねー。
昔の大会の話、消息の途切れた仲間の話し、はては生活の相談まで・・・。
そこへ、一人若者のメンバーから外れたと入ってきた。
昔は高校を卒業したばかりの久しぶりの新人だったけれども彼ももう少しで40歳だと言う。

 あっという間に時間は過ぎ、最終電車の電車の時刻となった。
店の外まで見送られて駅に向かった。

 懐かしいホームがこの写真。
入ってきた二両編成の電車の車中の人となる。
絶対に眠っちゃいけないぞと自分に言い聞かせるけれどもたちまち睡魔に襲われる。
そりゃそうですよね、朝の五時前から働いて終電は11時過ぎなんだもの。

 ハッと目が覚めると見慣れない風景が車窓に浮かぶ。
シマッター、ここはどこだーと思っていると車掌の案内放送。
「次は越後堀之内、越後堀之内です」あー、良かった一駅だけの乗り越しだった。

 タクシーの会社まで歩き、乗せてもらって帰宅。
そっと家に入り風呂に入って時刻を見ると日が変わっている。
いやいや面白かったなー。先程の会話を反芻しながら眠りに落ちたのでした。

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日の出から日暮れまで働いて

2013-05-15 04:31:50 | 

 「芋床」のさつま芋苗が育ち、心配になってきた。
昨日は日の出も待たずに五時前にマックスに気付かれて後追いされないように、
静かにトラクターを動かし山の畑へと向かった。

 山の頂上への直前で朝日が顔をのぞかせ始めた。


 「権現堂山」の左肩辺りから朝日が昇る。


 神々しいほどの日の出です。

 
 トラクターは畑に到着。休む間もなく作業開始。


 先日堆肥を軽く散布し、荒くトラクターで耕してある畑を再度耕す。
朝日に向かってブラウ(鋤)の回転数を上げて土をさらに細かく砕きながら進む。


 昨日は山からトラクターで降り、朝食後に思いついて友人の大型トラクターを借りた。
付属のパケットで昨年畑に搬入した水害の発生土を平に均すのです。


 機械に乗ってばかりいたので歩数は少ないけれどやはり疲れる。
トラクターを返し、マックスを夕方の散歩に連れて行くと日が沈むところだった。


 朝から晩まで良く働いたなー。
良く冗談で言うけれど、エネルギーの切れかかったウルトラマンのようになってしまう。
早く帰って冷たいビールと、お酒でエネルギーを補充することにしましょう。
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揉む、揉む、揉む!

2013-05-14 04:30:35 | 山菜

 母の三十三回忌を控え、怪我などしては居られないから山は我慢しようと思ったが・・・。
先日の御墓掃除の後、時間が中途半端に残って昼食までにと山に入ってしまった。


 でも、「ゼンマイ」は採った後の処理がまた大変。
先ずは頭に冠った綿毛を取り、沸騰した熱湯で茹でる。

 この茹で方も出来上がりを左右する難しい仕事。
太さに拠っても茹で時間が違うからじっと鍋を見つめて、気泡がプツっと湧きあがったところで引き上げる。
そして、熱々のゼンマイをムシロの上に広げるのです。


 先日来宅したスベルべママママに聞いた秘訣は、広げても焦ってすぐに揉まない事。
しばらく我慢してから揉むと、赤茶色の綺麗な仕上がりになるのだとか。 


 そして、揉み方も私たちのように力任せに揉むのではなくて左右に交互に揉む。
スベルべママは「なるほど、力なんていらない、コツなんだな」なんて呟いていました。
採ってきた翌日はスベルべママはパートに半日出勤でスベルべが揉む仕事を担当。


 右、左、右、左そして1・2・3・・・・と一回に揉む事100回。
これを何回か繰り返して干し上げて行くのです。
ゼンマイの価格は結構高いものだけれども、この手間を考えたら仕方ないですね。
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越後三山を耕す

2013-05-14 04:09:49 | 暮らし

 雪が完全に消えて三週間近くの時間が流れ魚沼の水田にも春が来た。
昨日の朝はマックスと散歩に出ると、顔見知りがトラクターで水田を耕している。

 軽く会釈を交わし、カメラを構える。
水を張った水田の水面に映る「逆さ越後三山」を耕すかのようにトラクターは進む。


 連休前に降ったと思われる新雪で三山は白い。
特に真ん中の「中の岳」は「越後駒ケ岳」側の緩斜面が真っ白。


 時刻は6時頃でまだ国道のラッシュも始まってはいない。
朝の静寂を破るかのように重厚なディーゼルエンジンの音は響く。


 朝日もかなり高くなり家々を照らし出す。
そういえば、数日前からカエルの声が賑やかになって春の深まりを感じさせる。
いや、もう春と言うよりも初夏の雰囲気なのかも知れない。


 カメラをポケットに入れて再びマックスと歩きだし堤防へと向かう。
いよいよ水田の仕事も本格化してきて田植えも間近でしょう。

 19日の法事まで残り少ない日数となり落ち着かない。
昨日も葬祭センターに最終打ち合わせに行ったり、窓ガラスの清掃をしたりと落ち着かない一日。

 でも、温室の野菜の苗たちも待ってはくれず気温の上昇で成長が著しい。
芋床のさつま芋苗もぐんぐんと伸びてきた。
マックスの朝の散歩は妻に託し、マックスに内緒で山の畑にトラクターで出かけます。
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