このコースの終端、沢の始点近くの風景です。
下を向いてしまっている雑木により、冬の雪の厳しさが分かって頂けるかと思います。
雑木越しに下の風景を眺めます。
中々姿は見つけられないのだけれど、「ウグイス」がほとんど耳元近くでさえずる。
頂上付近から下の沢を眺めます。
足懸かりはほとんど言っても良いほど無くて、ロープ代わりの雑木につかまり登ったり下ったり。
時々足を留め、どんな風にコースを攻めるのか考えてから動き出します。
雪渓を下って上方を眺める。
氷河でも無いけれど、それに近い感じさえします。
沢の終端は、別の左から来る沢と合流しています。
この合流点の雪が消えてしまうと、このコースも出入りが難しくなってしまう。
合流した沢の少し下ったところの絶壁には毎年太い「ゼンマイ」が出る。
でも、上から降りようとしても摑まる雑木も無く、下からの足懸かりも全く無い。
そこで、「ゼンマイ」は採るのでなくて、カメラで撮る事に。
最近は時間を節約して山頂から下りながら採ることが多いのだけれどこの日は別。
一度入ってみたい沢を登って次に別の沢を下りると言うコースで背中は「ゼンマイ」で一杯になりました。
(この項のお話終わり)