一昨年の7.30水害から間もなく二年が過ぎようとしている。
本当に悪夢のような水害で思い出したくも無いほどの災難だった。
写真の右には小さく農天市場の丸車庫が見え、その向こうにはガソリンスタンドも見える。
ガソリンスタンドは大きな被害で廃業を余儀なくされてしまった。
水害のもっとも大きな原因は百年に一回とも言われる降雨量によると思われる。
しかし、我が家の下手の堤防が途中で途切れている事も大きな原因でも有ったと今でも思っている。
すぐにでも堤防の延伸工事が始まるかと思ったけれど、国の工事は簡単には始まらない。
今年になってようやく本格的に着工したけれど竣工予定は10月末。
さて、それまでに再び大雨に見舞われたら工事の途中で新堤防は流されてしまうと思うけれど。
ここから先の国道付近まで延伸される予定です。
いや、この大きな堤防の先にも実は堤防は有ったのですよ。
でも、低過ぎて大規模な水害には何の役にも立たなかったと言う事なのです。
でもこの工事、実にのんびりとして見えますねー。
土、日曜日きっちりと休みだし、これでは梅雨時期、そして梅雨明け頃に多い水害には間に合わない。
国交省の仕事なんてしょせんこんなものでしょう。
ま、話を振る訳でもないけれど、こんな仕事の進捗だから東北の地震復興なんて遅いわけだよな。
ニュースでも、政治の場でも忘れ去られたかのように話題にならない東北大震災。
先日ボランティアで南相馬市小高地区に行かれた先輩からメールに写真を添付して頂いた。
もう本当にほとんど手付かず状態でしたね。
そして、トンパックと呼ばれる大きな袋に詰められた災害の発生ゴミも、
捨てられないままになっていて袋が傷み、詰め替えさえしなければならない状態だとか。
アベノミクスなんて浮かれて、株価の上下に一喜一憂している場合では無いと思うんだけれどもなー。