昨日の朝は朝食後妻とお墓の掃除に出かけた。
19日の母の三十三回忌のために、墓参りは無くとも掃除だけはと言うアドバイスに従って。
誰も来ないと思っているとお坊さんを従えた御家族が見え挨拶を交わす。
鉦の音と共に読経が始まり、どうやら納骨の儀式だと思われてきた。
でも、なんだか騒々しい雰囲気になってきた。
施主と思われる男性が、通りがかりに「ミツバチの巣が有りましたよ見ませんか」と言う。
誘いに乗り「珍しいものと言いますから見せて頂きます」
と、断りを入れて見せて頂くと骨壷に当たる部分は蜂蜜で一杯。
日本ミツバチがお墓に巣を作ると言う話は聞いたことが有るけれど実際に見るのは初めて。
倒した墓石の裏にまでビッシリと蜂蜜は着いています。
でも、傍にいたオバーちゃんは「去年怖くてフマキラーを吹きかけたの」なんて呟く。
なるほど、何匹ものミツバチの死骸が付いています。
これでは口にすることは出来ないでしょうね。
施主らしき男性は「父が亡くなって納骨に来たんだけれど、墓は父が30年前に作っていました」と言う。
どうやら、30年間誰も利用することのなかった骨壷を日本ミツバチが借用したらしかった。
これは昨日の農天市場に植えた「八重桜」の開花の様子。
遅い越後魚沼の春もようやく「八重桜」の咲く季節になったのです。
こんな雪国の花々の蜜を件の日本ミツバチはせっせと集めたのでしょうね。
この「八重桜」は花を塩漬けにしたいと言う妻の要望にこたえて植えたもの。
二本植えたものが昨年あたりから花を付け始めたのです。
先日ご覧いただいた「ジューンベリー」の花も終わりに近づいています。
小さな実が形をなして来ています。
ジューンベリーの名前通りに6月には鈴生りの実を見せてくれる事でしょう。
皆さんもお楽しみに。味見をしてみたいと思われたら、スベルべに御一報を(笑)。