畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「安納芋」を掘る

2015-09-22 06:12:05 | 野菜

 スベルべママは半日臨時のパートに出勤。
そこで、一人で山の畑でさつま芋掘りをする事にした。



 蔓の先端に近い部分の葉先が、赤みがっているのが「安納芋」の特徴。
今年は何せ「安納芋」だけでも800本植えましたから。ジョークで嘘800本なんて言っています。



 蔓を根元から鎌で切り離して、マルチをスルスルと剥ぎ取る。
後は手作業で黙々と掘り進めるだけ。



 株によって、出来不出来の差がある。
これは上出来の株で、全部の株がこれほどだったら大豊作なのですが。



 この株で出来た「安納芋」のサイズはご覧の通り。
やや小ぶりながら、焼き芋には最適なサイズですね。



 コロンと丸い「安納芋」らしい形状の物も多く有りましたが、コンテナの下の方になってしまった。
細長い、「安納芋」らしからぬ形状のものと半々くらいの割合でしょうか。

 先日の土、日曜日の「農天市場」では焼き芋も始めました。
でも、宣伝もしなかったので、ほとんど売れなかった。
これから気温が下がり、火が恋しいような肌寒さを感じると黙っていても売れ始めることでしょう。


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来ました「青春」7人組!(その4終り)

2015-09-21 05:15:25 | 暮らし

 楽しく美味しい昼食タイムを終えてリラックス。
「スミマセン、熱いのでジャージを着替えて良いですか」「いいよ、お父さんは後ろを見てるから」なーんて(笑)。



 慌てなくて済むように、集合場所めがけて畑に別れを告げ、早めに出発。
すると、あのマックスが何時も駆け降りた斜面の道路で「走っても良いですか」だって。

 元気よく走り出して坂の上に立ち手を振る姿がポツンと木の下に遠く見えます。
手前は、走らずに荷物の運搬を引き受けた二人の姿です。



 荷物を置いて、我が家の畑とは反対方向へと歩きます。
そして、なんと全員で見事なコーラスを始めたのです。いやー、本当に素晴らしいハーモニー。



 明るくそして元気なコーラスが山の畑に響き渡る。
驚いたカラスたちや、小鳥たちも黙ってしまい、聴き惚れているような空気です。



 自動車も通らない静かな農道は「すすき」に「萩」と秋の雰囲気に満ちています。
そこで、調子に乗ったスベルべママは「この斜面を駆け登る?」なんて一緒に走りだす。



 走るのが苦手なのか、残った二人とスベルべは歩いて後を追います。
下から見た二人は「お母さん、部活で注意するコーチみたい」ですって。うん、そんな雰囲気かなー。



 バスも集合場所に予定よりも早めに到着しました。
事故も無く、無事に送り出してほっとした瞬間でも有りました。

 「さようなら―!」みんながそれぞれにバスの窓から手を振ります。
こちらも二人で精一杯に手を振って別れを告げたのでした。

 本当に屈託のない、明るくて元気な青春7人組はこうして去ったのです。
まだ、先の長い人生が待つ、中学1年生です。彼女たちの行く手に幸多かれと祈る気持ちでした。

 苦しいことや、嫌な事が有ったら魚沼のお父さん、お母さんをきっと思い出してね。
二人とも、君たちの行く手が輝かしい希望に満ちた人生になることを祈っていますから。

             (このお話はこれておしまい)
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「大きな栗の木の下で~♪」

2015-09-20 05:35:25 | 山菜

 朝の山の畑仕事を終えて軽トラで山道を下りる途中です。
「拾えるのかなー」の問いに「拾えるさー」と答えて軽トラを止める。



 広い農道を覆うかのように大きな「山栗」の木が枝を広げている。
毎年、この木には大量の栗の実が付き、美味しい実をプレゼントしてくれる。



 前夜降っていた雨も上がり、朝日が差し込んで来ます。
気温の上昇と、暖かな日差しに栗のイガは再び口を開け、拾っている傍にも音を立てて落ちる。



 「止めようか?」「そうね」の会話でも拾う手は止まらない。
「大きな栗の木の下で~あなーたと私ー楽しく遊びましょ~♪」なん歌の歌詞通り(笑)。



 ほら、あっという間にこんなに拾っちゃいました。


 二人合わせると一升、1.8リットル程も有ったでしょうか。
16日に元気な女子中学生が来た際はまだまだ、落ち方が少なかったのに季節はあっという間に変わります。

 「あの子たちにも拾わせたかったなー」なんて会話を交わしながら山を下ります。
小粒だけれども、味が濃く美味しい山栗はスベルべママの手で御馳走に生まれ変わることでしょう。
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来ました「青春」7人組!(その3)

2015-09-19 04:12:42 | 暮らし

 色々なさつま芋を掘ってもらいましたが、ここは「ベニハルカ」でした。


 後ろの畑は今年は手入れをされず、雑草が茂り放題。
カモシカでも見られたら良かったのですがこの藪では無理。昼食時にカモシカ、ムジナの写真を見せて上げました。



 何回視線をやっても可愛い姿。
7人で並んでおしゃべりしながら楽しそうに掘り続けます。



 女の子とは言えど、さすがに中学生ともなると力持ち。
二人で20キロ近い重さのコンテナを軽トラまで運んでくれます。



 休憩を兼ねて、例のビュースポットに案内します。
稲刈りが始まったばかりの水田を中心とした風景に歓声が上がりました。



 しかし、ただ見ているだけでは無いのがこのユニークな青春7人組。
「叫んでも良いですか?」「いいよ」の返事に、並んで一斉に叫ぶ。

 「好きー!」って大声を張り上げたのでした。集団でコクったのです(大笑)。
「下まで聞こえますか?」と言う問いに「田舎は空気が澄んでいるからきっと聞こえたと思うよ」
と、こたえるスベルべママの言葉に「向こうの村に行っている友達に聞いてみなくては」ですって(笑)。

             (続く)
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来ました「青春」7人組!(その2)

2015-09-18 04:17:41 | 暮らし

 さて、楽しいおやつタイムは終りー!
全員で作業の再開、再びさつま芋掘りを始めましょうか。



 うふふ、7匹の子豚ならぬ7人のお姫様達たち。
仲良くならんで、さつま芋掘りを再開、再開ー。



 まあね、前回の小学生も同じだったけれども、中には静かな子供もいます。
仕方無いですね、でもこれでこのグループ7人全体のバランスが取れているのですから。



 「オイ、どうした、ちょっと手が止まっていないか?」
「コクル」問題が頭に浮かび、乗りきれないのかなー。でも、再び猛烈な勢いで再開する。



 でもね、本気で集中したら彼女たちのパワーは侮りがたい。
いやー、掘ること掘ることー。掘ったさつま芋を入れるコンテナの数が思わず気になります。



 「黄金千貫」は少し細かったかなー。
「君たちのお父さんも好きな、芋焼酎の原料だぞ」なんて言ってももう一つのってこない。

 食欲満開の乙女たちには、お酒は無用の話題提供でしたからね。
でも、本当に楽しいなー。ってこれは50年以上も時代をさかのぼった気分のスベルべお父さんです。

                 (続く)
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