畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大雪警報!

2016-01-26 04:35:36 | 自然

 一昨日の大相撲中継を見ていると「大雪警報」のテロップが流れた。
でも、魚沼では警報とか注意報が解除されてから降るケースが多い。



 先日、「大雪ってホントかな」ってアップした際の駅前風景。
警報が解除されたら降るって、魚沼は雪が降って当たり前の毎日なのですね。



 昨日の朝です。
降雪予報よりも少なかったけれども、それでもホームは40センチくらいの新雪だった。



 その程度の降雪は驚くにあたらない普通の事だと思うけれども、電車は終日運休。
下り線のホームにカバーを外した小型ロータリー除雪機が見えます。



 上下線のホームにそれぞれ各一台の除雪機が配置されている。
おかしなことに、この駅は下りと登りのホームでかなり積雪が違います。

 日当たりと風向きの関係でしょうが少し不思議でも有ります。
駅名表を見ると現在の積雪は1メートルくらいでしょうか、まだまだ例年よりも少ないですね。


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英語が少しできたっけ

2016-01-25 04:10:24 | 暮らし

 断捨離でも無いけれど、スベルべママは最近片付けに没頭。
確認を求められた者の中からこんなものが出てきた。自分が書いたとは信じられないような字体の手紙の写しです。



 スベルべがアメリカの友人あてに書いた手紙ですよ。辞書と首っ引きの悪戦苦闘だったなー。
あのころは必死になって英検三級の資料を取り寄せて勉強していたのだった。



 その年のクリスマスに来た手紙です。
タイプ打ちの読みやすい手紙だけれども、初めての手紙は結構癖のある直筆で難解だった。



 しばらく文通していたのだったけれども、スベルべの仕事が多忙を極め徐々に疎遠に。
何だか、アメリカ、テキサスの友人には不義理をしたような後ろめたい気持ちも残っています。



 付き合いが始まったきっかけはアメリカ、テキサス州のフォーワース市との交換ホームスティーに娘が応募したこと。
長岡市とフォートワース市が姉妹都市の関係で実現した事業でした。(緑のショートパンツは歓迎パーテーの司会をする娘)



 我が家で、テキサス娘のティファニーに折り紙を教えるスベルべママです。
フィルムカメラでしたが、日付けを見ると随分昔の事になっちゃいましたね。



 そして、今度は娘がフォートワースに渡ります。
これは軍用機のように見えるから、空軍の基地かなー。



 テキサス州議会も訪問したようです。
州知事の椅子に座らせてもらった娘の写真なども有ります。

 その頃は亡父も健在で、緊張し朝晩二回もヒゲそりをしていたようです。
スベルべも英会話を交わしながらの緊張の食事で酒を飲んでも酔うどころの話では有りませんでした。

 あの、可愛いテキサス娘が10日間ほどいただけで3キロも痩せてしまった小心者の父親です。
でも、交換ホームステー事業に応募した娘のお陰で出来た貴重な経験でした。


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幻のワイン

2016-01-24 04:17:40 | 食べ物

 美味しい、美味しいと呑みながら写真を忘れていた事に気付いた。
「幻のワイン」、山ブドウのワインです。

 中身のワインと言い、この手造りのラベルと言い作者は只者では有りません。
呑んでみたいと思い続けていたけれども、ようやく口に入れる事がかなった逸品です。



 普通だったら、ワインのボトルを開けたら夫婦で1本は開けるのですが・・・。
余りの美味しさに、一気に飲めず特製の蓋をして我慢をしています。



 ほら、グラスで飲むのがもったいなくて、「利き猪口」で一杯、そして又一杯。
スベルべママは梅酒のお湯割りを頂いたグラスでゴクン。



 えーと、取って付けた様な一枚の写真になるかなー。。
スベルべママ特製のスイーツは、ほらほらレンコンをたっぷり使っていますよ。



 体重増を気にして、極力スイーツは控えているんだけれど・・・・。
でもねー、やはり美味しいものは美味しい。つい手が出ちゃいますねー。
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連載51『遭難』(その2終り)

2016-01-23 04:18:17 | 登山
  遭難(その2終り)


 米山山頂にて


 日本海に向かって下山。柿崎辺りの海岸線が見えます。

     遭難』(その2終り)

着いて十数分たった八時過ぎ、ヘリから県警本部に報告する無線が傍受された。
「八時二分遭難者発見。無事の様子。」全員からどよめくような喜びの声が上がった。
「おい、生きていたぞ、無事だぞ、良かったなー。」その場全員の喜びの様子に私も目頭が熱くなった。

 その後収容作業を終えたヘリは、市営運動公園に着陸し当人は近隣の総合病院に運ばれた。
現地から警察署に行き、署員に先ずお礼を申し上げ、病院に急いだ。
病院の救急治療室に恐る恐る入ると、気配に気付き私の方を見た。

 「無事で良かったなー。」と声をかけると、擦り傷と血行不足で、
青黒くなった手足の治療を受けながらポツリポツリと状況を語った。
下山途中に二回、道を間違え一回目は元の道に帰れたのだが、
二回目は最悪で残雪の残る沢に迷い込んでしまった。

 そこで濡れた着衣を着替えたのだが悪いことは重なり、
大切なリュックを取りに行けない下方に落としてしまったのだ。
しかし、そこから沈着に無理な行動を取らなかったことが生還につながった。

 斜面の大きな木に腰かけ雨の降り続く夜を過ごしたと言う。
名前を呼びながら飛行するヘリコプターを見て、助かったと思い、
手を振ったが中々見つけて貰えずもどかしい思いをしたそうだ。

 再度警察に戻り家族達と出会い再度病院を訪ね、感激の対面をした。
家族も全員が最悪の事態を想像していたのだからその喜びは大きかった。
警察にも消防にもその生命力は驚かれたが、必ず最後の言葉は「もう登山は止めるでしょうね。」だった。

 担当した医者にも同じ事を言われ、私も苦笑いをして聞くしか無かった。
その後の診断で一・二週間の入院との事。
低温度で全身の筋肉が破壊され、内蔵機能が低下し、特に腎機能の低下は人工透析が考えられるほどのレベルだった。

 
本当に奇跡の生還だった。そして、その後の回復も奇跡的なものだった。
あらためて山、自然の怖さも思い知らされた。
この話が、教えてくれ、そして得た物は大きい。登山は一歩間違えると怖いものです。

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『打ち豆』の小槌?

2016-01-22 04:00:49 | 食べ物

 「打ち出の小槌」の誤植では有りません。久しぶりで出番が巡って来た古い木槌です。
立派なケヤキ製の台は、「すばる」姉の嫁ぎ先に伝わる宝物だった。



 前夜の内に、大豆「肴豆」を熱湯に短時間浸して準備していました。
大豆を生のままで叩いたら、砕け散ってしまいますからね。



 お、最初は5列×5粒でしたね。
慣れてきたら、6列×5粒で、一並べ30粒を叩いていました。



 パンパパーンのパンって訳には中々行きません。
大豆の粒の大きさなどで微妙な手加減が必要になるのです。



 ほらほら、美味しそうな「打ち豆」が出来てきましたよ。
徐々に慣れ、手加減も分かってきてどんどんと能率は向上。



 一時間足らずの時間でしたが、しばらく味を楽しめる量が完成。
所によっては「押し豆」とも言うそうですが、煮物などに入れたら、美味しい出汁が出ます。

 野沢菜の塩漬けを、ぐらぐらと煮た後、水を取りかえながら塩出し。
塩出しが済んだ野沢菜漬けとこの「打ち豆」を合わせて煮た「煮菜(ニーナと伸ばして呼ぶ)」は美味しいですよー。
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