畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪の下の宝物(その1)

2017-11-24 12:31:35 | 野菜

 幸いなことに、雨が降り続けたが雪にはならず、前日の収穫に続き再び山の畑へ。

山の畑では、手足の指先の感覚がなくなるほどの寒さ、冷たさでカメラを取り出す暇も無かった。

 これは、12時を過ぎで帰宅し、遅い昼食の後に農天市場で洗い終えた野菜です。

左のコンテナの上には「コールラビ」そして、右のコンテナにはネギと「ポワロ(ポロネギ)」が入っている。

 

 高菜もざっと、水洗いして土を洗い流すと輝く緑色に。

漬物にすると美味しいですよー。古漬けにして刻んで炒めても美味しいですね。

 

 今年最後の紫水菜「紅法師」です。

雪に覆われて倒れていましたが、両手でそっと雪を除いて採ってきましたよ。

 

 「赤大根」とか「もみじ」「紅しぐれ」とも呼ばれる品種です。

雪の下で身がパンパンに張っているから、丁寧に扱わないとピリンとひび割れてしまう。

 

 畑を這うように執念深いほどの姿勢でスベルべママが探し出した宝石。 

ラディッシュ2種類と、蕪が3種類見えますね。蕪など、まだかなりの量が雪の下に残っています。

            (続く)

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雪をかき分け野菜を収穫(その2終わり)

2017-11-24 04:16:58 | 

 白菜とキャベツはもっこりと雪が盛り上がっていて存在が分かります。

スベルべママは雪をかき分けて探し出し、包丁で根元を切って収穫。

 

 スベルべは、軍手の上に着けたゴム手袋で雪を掘り起こし赤い大根「紅くるり」を探し出す。

文字通り自分で蒔いた種ですから、どこに何があるなんて、大体の見当は付きますよ。

 

 雪の下で、ギュッと実の締まった白菜です。

大根ほど味の違いは顕著に分からないけれど、やはり雪に合わせると糖度が上がり美味しくなりますね。

 

  土にまみれていて分かりにくいけれども、掘り出した赤い大根「紅くるり」です。

1個だけだったけれども、触っただけでビリーんとひびが入ったものもありました。

 小さいながらもそれだけ、実が充実し引き締まっていると言う事です。

珠玉と言っても過言ではない、雪の下大根の「紅くるり」。帰って土を洗い落として上げましょう。

 

 「紅くるり」の入ったコンテナを抱えて先に軽トラに着いたスベルべ。

スベルべママは、「これが一番楽~」なんて言いながら、野菜を詰めたビニール袋を引きずった来ました。

 よもや、このまま根雪になるとは思えないけれど、でも何があっても不思議ではない異常気象。

よもや、まさかを心配し、昨夜は雪も降らなかったし、少し気温が上がったら残りの大根を採りに行きましょう。

            (終わり)

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雪をかき分け野菜を収穫(その1)

2017-11-23 04:41:17 | 

 午前中は、家の周りの消雪用のパイプを設置したりの越冬準備。

午後は従弟から電話があり、しばらくして叔母さん同行で来宅。

 しばしの歓談の後、焼いたばかりの焼き芋をお土産にしてお帰りになる。

朝から「一度は山の畑に行きたい」と言う、スベルべママの願いに腰を上げ、軽トラで山の畑へ。

 

 下の我が家との標高差は100数十メートル。それでも積雪量が違います。

心配したよりも雪は少なく、軽トラのタイヤと比べても分かる通り15センチほどかな。

 

 土も、ましてや野菜など全く見えない雪原です。

でも、まだ野菜のありかは分かりますよ。

 

 野兎や狸などの野生動物たちの足跡がいくつも見えました。

これからはカモシカをはじめに、野生動物たちにも厳しい冬の到来です。

 

 ただの真っ白な雪原に見えるけれども、わずかなくぼみで、畝の在処が分かります。

さて、雪をかき分けて野菜を採ることにしましょうか。

                  (続く)

 

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種イモが勢揃い

2017-11-22 04:38:25 | 野菜

 珍しく晴れ上がった秋空の下で来年用の種イモを乾燥します。

これは、「里芋」の種イモで100個くらいは確保しました。

 

 「トウの芋」は20個くらいかな、いやもう少しあるのかな。

奈良の「Sakko」さんから頂いて、もうすっかり我が家の定番野菜に定着です。


 乾燥した、「トウの芋」の親芋です。

なんだか愛嬌のある顔つきで、食べるのがもったいない。けれど、食べてみたい。

 

 これは「タケノコ芋」ですね。これも20個以上はありますね。

長岡のホームセンターで入手して以来、これも今では我が家の定番芋です。


 これも、乾燥した「タケノコ芋」です。

食べてみたいですねー、大きいですねー。ずっしりとした重量感です。

 

 栽培も、製品作りもスベルべママが担当の「コンニャク芋」の種イモです。

土瓶の持ち手のような形の突起は「キコ」と呼び、これも掻きとって植えると秋には丸い種イモに。

 

 これは、サツマイモの最後の種イモ「ムラサキマサリ」です。

この他にも、さつま芋は「黄金千貫」「シルクスイート」「パープルスイート」などを保存しています。

 スベルべは、財産を増やすのは不得手だけれど、芋類だけは増やしていますねー。

ま、経済的理由もさることながら、自分で種イモを保存して作り続けると言うのも楽しいですからね。

 

 おっと、これはジャンル違いの「地蕪(じかぶ)」こと「最上蕪」ですね。

山の畑から5本引き抜いてきて、下の農天市場の畑に定植しました。

 来春には菜の花が咲き、種を着けてくれます。これで、上手くいったらすごい量の種が取れますよ。

年々老いゆくことを自覚はしているけれど、つい来年・来年と準備を進めてしまいます。

もう何年畑仕事が続けられるか、分からないけれども、つい「百姓の来年」で頑張ってしまうスベルべです。

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一年生からの可愛い礼状

2017-11-21 04:15:36 | 暮らし

 

 先日、小学校へバドミントンの指導に行った際に嬉しいプレゼントを頂きました。

一年生たちが作ったさつま芋を、「焼き芋釜」持参で、焼いてあげた際への、礼状集です。

 全員で12名なのだけれど、1名は目にゴミが入り、保健室へと行ってしまい写真は11名。

でも、1学年12名なんて、本当に良いでしょう。文科省にも自慢したいゆとり学級ですよ。

 

 「焼き芋釜」を「やきいもマシーン」なんて名前にして絵にしてあります。

薪を燃やすのが、珍しいらしく釜から離れない児童もいました。

  「今の子供は、こんな風にして火を見ることなんて無いんだねー」なんてスベルべママは呟いていました。

ガス器具や、電磁調理器や、ストーブではなくて温風ヒーター。そしてエアコンて味気ないですよね。

 

 可愛い女の子らしい絵です。

みんなが目を細めて喜んでいます。いや、美味しいという顔つきかな。

 

 焼き芋が焼きあがった際、初めは目にゴミが入った友達が心配で食べられなかった男の子。

でもね、食べ始めたら美味しかったようでしたよ。「焼き芋釜」を良く観察して絵にしてくれました。

 

 「しんぱいしてくれてありがとうございました。もうだいしょうぶです」って報告。

嬉しいですねー。これを体育館でネットを設置していたスベルべに全員で持って来てくれたのでした。

 そして、「ありがとう」のスベルべの言葉に、寄って来た子供たちに握手を求められました。

「サインをください」なんて子供もいてビックリしましたが、さすがにそれは丁寧に断りましたよ。

こうして、半世紀以上も前に卒業した小学校とご縁が続き、嬉しいスベルべです。

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