畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春が来たぞと鳴く鳥たち

2023-03-16 05:09:41 | 自然

 何日も晴れた日が続きます。ホームから駅前広場を見ると、車の屋根が見える。

左の雪の山は、駅前広場の雪を除雪し、ロータリー除雪車で飛ばして出来た雪の山です。

 

 昨日15日で、昨年12月15日から続けてきた駅ホーム除雪のパートも終了。

吹雪の日も、大量降雪があった日も上客の安全確保のために続けた除雪も終わったのでした。

 

 少し見えにくいかな。跨線橋の窓から山際を見ると動物の足跡が点々と。

結果的には例年よりも総降雪量は少なくて、タヌキなどの動物たちも過ごしやすかったのかも知れません。

 

 昨年は右手の急斜面に、緑の草を求めるカモシカが見えたが今年は来ない。

どこか別の急斜面で、早く土が出て生え始めた草を食べているのかも知れません。

 

 毎朝、トビとカラスが大騒ぎして争いを始める場所です。

左から3本目の杉の木の上に、トビが巣作りを始めていて、そこにカラスがちょっかいを出す。

 昨年もこの杉の木で営巣したトビですが、同じペアなのか羽根に白い部分が多い。

一瞬タカかなと思わせるようなスタイルですが、若いペアなのかもしれませんね。

 いずれにせよ、急激に雪は溶け始めて、終雪、雪が完全に消えるのは今月末らしい。

それにしても、ニュースは東京の桜の開花宣言が報じ、例のない早さだったとか。魚沼の桜は四月中旬以降でしょうが。

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バーと孫のワッフル

2023-03-15 04:38:20 | 食べ物

 古い鋳物製のワッフルの型があり、久々の出番でした。

娘たちが幼いころに使ったものですが、今度は孫のための出番です。

 

 しばらく使ってなかったので、中々油がなじまないらしい。

何回か焼いているうちに、なじんで溶いた粉も着かなくなってきた様子。

 

 この文字が良いですね。

上から、衛生・ワッフル・滋養って読むのかな。

 

 焼き上がり、くるりと丸めてからが孫の出番。

慎重にクリームを入れますが、時々味見をした証拠が口周りに見えました。

 

 ほーら、熱々の美味しい手作りワッフルが完成です。

久しぶりのワッフル作り、孫には初体験のケーキ作りも面白かったようです。

 

 おーい、みんなでお茶にしましょう。こたつの上には孫の幼稚園の誕生祝。

お茶は皆でティーパックの紅茶です。間もなく孫は5歳の誕生日。幼稚園では誕生会も終わったそうです。

 スベルベママは昔から、食べ物作りの中でもケーキ作りが大好きでした。

クリスマスケーキさえ、スポンジからすべて手作りしたことさえありました。

 体調を崩し、食事さえ作れなかった日々が、なんだか随分前のように思えてきます。

健康って嬉しいな。こうして孫とまた一緒にワッフルまで焼ける日々が来たのですから。

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連載289「コンポスト」(2終わり)

2023-03-14 04:20:03 | 暮らし

 若き日いつしか過ぎて

 

 スベルベもスベルベママも遊び心満点の時代。って今も同じか。

 

    コンポスト(2終わり)

 他にもサービスしたけれど、その一つが魚野川での魚釣り。夕方、日暮れのタイミングを待って「毛鉤釣り」に誘ったのです。夕暮れのタイミングさえ合えば、簡単にはハヤなどの小魚が初心者にもいくらでも釣れるものだから、歓声が上がる。

 釣った魚は持ち帰り、料理して食べました。川魚って結構生臭いものだが、腹を割き内臓を取り出すことまで教え、釣ったばかりの小魚は唐揚げとなって彼女たちの健康な食欲の前に無事に完食されて成仏と言う流れに。

 こんなことから、田舎の暮らしと都会の暮らしの違いが浮き彫りになった思い。良いとか悪いとか、簡単に断ずることができないことではある。しかし、あらためて田舎暮らしの良さも実感することができたような、娘の友人たちの来宅ではあった。

           (終わり)

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連載289「コンポスト」(その1)

2023-03-13 11:43:10 | 暮らし

    コンポスト(その1)

 「あのー、中を見させてもらっても良いですか」の言葉に驚いた。娘の専門学校の友達が何人もして我が家を訪れて泊って帰った思い出に残る日のことだ。専門学校の同級生は広い地域から集まり、しかも前歴は多彩にわたり、新卒者から四年制大学の卒業生、そして社会人として働いていた入学性も少なくなかった。

 さすがに分別に富んだ友人たちだったが、そこは若さ。遠く見えた広域農道の景色の良い高原道路に、数人の友人、もちろん若い女性たちを残さずオートバイの後ろに乗せて往復するというサービスをできたのは、父の私もまだ若かったという事か。

 都会から田舎の家庭を訪れた彼女たちは何もかも珍しく、そして感動を覚えるような暮らしでもあったようだ。その驚きの一つが冒頭の言葉。生ごみさえ燃えるごみとして処理している都会育ちには、純粋に燃えるごみとして処理する紙などの他に、生ごみを家庭でコンポストとで分解処理をすることに深い感動を覚えたらしい。

 「良いけれど、臭いかも知れないよ」と言ったが、何人もが蓋を取ったコンポストをのぞき込み感心していた。

           (続く)

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松の山の自然を食べる会の思い出(1)

2023-03-13 05:37:57 | 食べ物

 食糧危機について書きましたが、昆虫食のように極端に走る必要も無いのではないか。

参考に以前参加した「松の山の自然を食べる会」の内容を紹介しましょう。まず、メニューです。

 

 山菜、自然食が多いのですが、もちろん地元産の野菜も使われています。

41と言う番号も見えますが、各分野ごとに番号は振られているから、種類はもっと増えます。

 

 これらの自然食品が、ビュッフェスタイルでテーブル一杯に並ぶ。

 

 スベルベが得意とする、山芋のトロロ汁も。

 

 伝統的なゼンマイの煮ものですが、豪華に根曲竹の竹の子も入っています。

なお、手前のわら製品は地元で「つとっこ」と呼ばれているとの説明でした。

 宴会や御呼ばれなどで食べきれず、残った料理はこうして持ち帰ったのだったとか。

食物残渣など出さずに食べきるという事も生活の知恵だったのではないかと思います。

 この会を開催されたのは、十日町のあるタクシー会社の社長をされている村山さんです。

十日町とは言っても合併する前の松之山町で、自然豊かな山間地で会場はカールベンクスハウス。

旧東ドイツ出身の古民家再生で有名な、カールベンクスさんが、古い旅館か何かを再生された建物でした。

           (続く)

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