監督 本木克英
脚本 沢村光彦
音楽 高梨康治
不気味なかごめ歌を聞いた女性はいなくなるー
そんな事件が続いていた
女子高生の楓(北乃きい)も 妙な歌を聞き 黒い影に襲われるも ねずみ男(大泉洋)と 鬼太郎(ウエンツ瑛士)に救われる
だが歌を聞いてしまった楓の体には異変が起きていた
手の甲に鱗が出来ていたのだ
翌日 現れたビビビのねずみ男の話に半信半疑ながら楓はなんとかしたい一心で 鬼太郎の家へ
目玉の親父
猫娘
と共に話を聞く鬼太郎だが いまいち乗り切れない
身勝手なことも多い人間に対し 鬼太郎はすっきりしない気分でいた
妖怪封じの為の品を分かれて集めに行く鬼太郎達だが それぞれ妨害にも合う
強敵ぬらりひょんの野望をも 鬼太郎は防げるだろうか
ぬらりひょんの周囲には韓国から来た夜叉(ソ・ジンブ)や不気味な老女(佐野史郎)もいる
かごめ歌を歌う濡れ女(寺島しのぶ)は 人間の男と恋に落ち 人間になり子をなすも 心得ぬ人間達に殺され 助けてくれなかった夫(荻原聖人)も恨みに思っていた
そこをぬらりひょんにつけこまれ騙されたのだ
人間の魂集め怨念の塊ガシャドクロが完成したら 恐ろしいことになる
濡れ女を封じる儀式を行おうとする鬼太郎達を夜叉とぬらりひょんが襲う
鬼太郎を庇い猫娘は夜叉の剣に倒れた
鬼太郎を取り巻く味方の妖怪達が優しい
室井滋さんの砂かけ婆
間寛平さんの子泣き爺
田中麗奈さんの猫娘
そうして 濡れ女に 元の姿に戻す方法なんて知らんと突き放す悪役ぬらりひょんの緒形拳さん
出てこられるだけで 荒唐無稽なはずの画面が引き締まります
ちょっと青春映画ぽいエッセンスも入り
そう強そうにない鬼太郎が頑張ります
また目玉の親父がよく出来ているのです
下手すると気味悪いものになりそうなのに
きっぷの良い妖怪に扮したほしのあきさんも素敵です
え?!あの人が こんな役を
化けっぷりも色々楽しめます
娘は携帯電話代わりの通信機になる子供の妖怪が「可愛い」と お気に入りでした
特殊メイクは江川悦子さんが 担当されたそうです