夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

選挙を終えて

2009-08-30 21:43:50 | 子供のこと身辺雑記

選挙を終えて
民主党は予測では320議席取れるかという勢いらしい

小泉チルドレンと呼ばれる議員達の惨敗ぶりを見る限り これは小泉政権の負の遺産による選挙結果のような気がする

マスコミの選挙前の民主党有利の報道影響もあってか猫も杓子も取り敢えず民主党に投票しよう

その結果のような気もする

民主党の恐るべき圧勝

だが民主党のマニフェストは 正しいか

本当にいいものか

早ければ半年後 民主党に投票した人間達が後悔することが無ければいいがーと思う

浮かれる選挙報道を見ながら 些か悲観的な気分に襲われている

民主党
私は信用できない そんな印象がある

できれば杞憂では あってほしいが


「たわけ島異変」-4-

2009-08-30 20:20:54 | 自作の小説

死ぬほど貴方を愛してる

他の女に渡しはしないわ

ーそう女は歌った

だから男は恐ろしくなった

男には妻があり別れるつもりは無かったから

男は姿を消し 残された女は その死の噂を信じず待った 待ち続けた

女は男の娘の近くで暮らし網を張る
暗い暗い恋唄を歌いながらー

だが男はそんな女のことなどとっくに忘れていた

実家に帰る麟子に「たわけ島って行ったことがないわ」とついてきた同じ下宿で暮らす女ー懷 湖美子(おもい こみこ)と言う
自称・歌手 その名を知る者は何処かにいるかもしれないし全然いないかもしれない

「ここが 家よ」とコンビニらしき店の前で麟子は足を止める
何かやたらと賑やかな声が食堂からしていた

「おいしそうな匂いがするわ」湖美子が言う

自称ただの観光客の海底人達が 次から次にひたすら食べまくっているのだ

真は掛かり切りで魚を焼き 肉を焼き 桃子さんも 揚げ物・炒め物・煮物を次から次へと仕上げていく

「う~れしいな 嬉しいな こんな美人の作るご飯 美味しいよったら美味しいよ」
海底人達は食べながら歌っているのだった

懷 湖美子は  その歌声にメラメラと対抗意識を燃やした

―あたくしはプロの歌うたい
負けてはいられないわ!―

「らりほ~ほ らりほ~  美味しいご飯も食べ過ぎると太るのよ~ 成人病で病院行きよ~ ららり~ほ ららり~ほ」

横でその歌を聞いた麟子は一瞬脱力したがすぐ立ち直った

「うちの売り上げが
落ちるような営業妨害は いくらお友達でも許さないわ」

とガラガラガラッと食堂の戸が開き
「よく言ったわ 麟子ちゃん 忙しいの 手伝って」

そうして湖美子の首を掴み「どなたか知りませんが 娘のお友達 手伝って下さいな」と 店内に引きずりこんだ

―何で あたくしが!」と思った湖美子だが ふと目が合った超美形の真に「助かります 有難うございます」と笑顔で言われ

―ああ 好みだわ―と落ちた

「運びをしてくれますか
僕の割烹着がそこに洗濯したのかけてあります 使って下さい
テーブルは番号がサイドに打ってあります
前から横並びで四列かけの五と二十
カウンターは いろはにほへとって入り口から数えます

大丈夫ですか

よろしくお願いします

わからないことは尋ねて下さいね」

「任せて 命かけちゃうことよ」

更にとどめの笑顔を真は向けた

湖美子の頭から辰彦のことは綺麗に消えた

額に鉢巻きして働く 真でいっぱいになる
なんて健気な♪惚れちゃうじゃないのーである

やがて漸くさすがに満腹になり ただの観光客・・その実海底人達は去っていった

「ありがとね 戦争だったわね 疲れたでしょう 桃子のお友達」

「懐 湖美子(おもい こみこ)さんって言うんだよ お母さん 湖の美しい子供 綺麗な名前だね」

「同じ下宿の住人なの 島を案内してあげようと思って」

忙しそうな食堂の様子に手伝おうかと一度覗いた辰彦は 湖美子の姿に・・・旧悪を思い出し

なんで なんでだーとパニックになり押入れに隠れた

阿釶埜辰彦・・・・・逞しい海の男のはずだが・・・桃子さんには弱い

だったら浮気しなきゃいいのに・・・・・

そういう病気なのだろうか・・・・・・・「女好き病」

「じゃ真も一緒に行ってあげなさい 休みとっていいわよ 」

そう桃子には 大事な用事があった 帰ってきた辰彦をとっちめるーという とてもとても楽しい仕事である

押入れの中にいながら辰彦は たいそうな寒気を感じた

{「たわけ島異変」-3-は↓をクリック 読んでいただければ嬉しいです}

http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20090728


田中啓文著「チュウは忠臣蔵のチュウ」文藝春秋

2009-08-30 19:02:36 | 本と雑誌

田中啓文著「チュウは忠臣蔵のチュウ」文藝春秋
田中啓文著「チュウは忠臣蔵のチュウ」文藝春秋
田中啓文著「チュウは忠臣蔵のチュウ」文藝春秋
浅野内匠頭は生きていた
吉良上野介も死ななかった

赤穂浪士は切腹していない

水戸光圀も松尾芭蕉も死んだと言われてからも生きていた

もう何でもありのいい加減さと勢いで突っ走る

コラム執筆・講談監修の上方講談師 旭堂南湖さんの文章も名調子

とり・みきさんの装画・扉絵も とても楽しいです

さてさて学者や歴史の裏話番組がいかな新説・珍説を展開し これが真実と喧伝しようともー昔ながらの忠臣蔵こそ たとえ擦り切れようと 私の中では落ち着きの良い史実になっております

ああ懐かしの東映・大映・松竹時代劇♪


お昼ご飯から

2009-08-30 10:59:43 | 子供のこと身辺雑記

お昼ご飯から
お昼ご飯から
お昼ご飯から
お昼ご飯から
鶏肉ミンチで遊んでみました

変わりハンバーグを作る感じで

小さく切った食パン・卵・すり胡麻・青海苔などを鶏ミンチに加えて混ぜます

適当な大きさにまとめて両面に焦げ目つけたら天つゆのような味付けのだしにすりおろした生姜を加えたタレをかけ少し煮て水溶き片栗粉でとろみをつけます

揚げて醤油で食べてもいいです

今日は焼いた茄子にかけただしが余ったのを利用しました(笑)