夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

阿川佐和子著「残るは食欲」 マガジンハウス

2009-08-25 23:14:42 | 本と雑誌

阿川佐和子著「残るは食欲」 マガジンハウス
阿川佐和子著「残るは食欲」 マガジンハウス
雑誌クロワッサンに連載されたエッセイをまとめた一冊

美しい本です
装丁は 和田 誠さん
荒井良二さんのカバーと本文に添えられたイラストが とても鮮やかで可愛くて素敵です

そしてエッセイに時々出てくる優雅にして背の高い女優(壇ふみ)さんとのやりとりも楽しい

蕎麦屋にてのエピソードは 他のエッセイ本にもありましたが
これは恋愛できないだろうなぁーと感心してしまう

でも私も相手が決めるより先に 自分が食べたいのを決めてしまい
「あなたは何を食べる?」と一応尋ねるだけは尋ねてたっけ
読みながら ついついあれもこれも食べたくなり お腹がやたら空いちゃう楽しい一冊です


「ノウイング KNOWING」メディアファクトリー

2009-08-25 11:44:36 | 本と雑誌

「ノウイング  KNOWING」メディアファクトリー
「ノウイング  KNOWING」メディアファクトリー
「ノウイング  KNOWING」メディアファクトリー
「ノウイング  KNOWING」メディアファクトリー
「ノウイング  KNOWING」メディアファクトリー
彼への四十才の誕生日プレゼントを残し災害に巻き込まれ死んだ妻がまだ忘れられないジョンは息子ケイレブと二人暮らし

ケイレブが学校の創立五十周年の行事でタイムカプセルから出てきた封筒を渡され その中身は数字の書かれた紙だった

宇宙物理学の大学教授であるジョンは その数字が大きな災害の起きた日を示していると気付く

数字の謎を読み解いたジョンは 更に二つの事故現場にも居合わせる

謎を解く鍵は これらの数字を書き残したルシンダ

ルシンダは自殺していることを彼女の娘ダイアナから教えられる
ダイアナはケイレブと同じ年頃の少女アビーの母でもあった

ルシンダの残した数字と 囁く声の影響受けケイレブの書いた数字を見てジョンは 太陽により地球が滅ぶのだと知る

地球を救う手だてはないのかー

囁く声でケイレブやアビーに影響を与えていたのは宇宙人

彼らは彼らの声が聞こえる人間や動物を選び 新しく生きられる場所へ運ぶ為に準備していたのだ

ジョンは子供達を宇宙人に托す

暫く不和だった両親の家を訪ねー

地球滅亡は まもなく始まった

子供達は新しい星で 世界を作る

主演ニコラス・ケイジで公開された映画を小説化したものです