夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

おかずから

2019-05-20 21:01:58 | 子供のこと身辺雑記
大根と平天を鰹節の出汁・味醂・醤油・砂糖で煮たの





豚ひき肉に卵と小麦粉を加えて混ぜてお団子にしてニンニク油で両面焼き 適当に切った蒟蒻を加えて炒め 酒・味醂・醤油・刻んだ鷹の爪を加えて煮る




ストウブの鍋に塩と水30~50CC入れて中火にかけ洗ったソラマメを入れて蓋をし10分ほど煮る
(あとは余熱で)







お味噌汁の具は南瓜と薄揚げ







ご飯は炊き込みご飯



ちょっとだけ仏壇にも供えました
母が好きだったんです







「よたばなし」-12-

2019-05-19 19:34:26 | 自作の小説
ー振袖異聞ー


どうして僕が巻き込まれたか
嫌がっていたのにね

それは上品寿(かみしな ひさし)の数えきれないほど幾度目かの「本気の恋」のせいだ

フーテンの寅さんも呆れるくらい惚れっぽい上品
その上品の惚れた相手が噂の振袖を手にしてからおかしくなった


満更僕も知らない学生でもない

何故か木面衣都子(きづら いとこ)先輩になついていてよく研究室へも遊びに来ていた

「あの可愛さ 運命やないか」と上品が言う
僕はこの台詞をそのたび違う相手で20回は聞いているような気がする

大野莉子(おおの りこ)さん
真面目な学生だったと思う

「感動無い男やな あんた感受性捨ててきたんやないか
めっちゃ可愛いコやないかいな」

きっとその僕が捨てたかもしれん感受性を上品は拾い集めたのかもしれない

少し前から大野莉子は大学に来なくなった
心配した友人が部屋を訪ねるとーうっとりと広げた振袖を眺めていたと言う

古着屋で見つけた宝物だと大野莉子は答えたそうだ


その様子がどうにも気味悪く 友人の娘は早々に引き上げた

だが
今度は 大野莉子が居なくなったという


上品は大騒ぎだが 

幾らなんでも どうにもできない

僕はそう思っていた・・・・・



これは誰の夢の中だろう

ああ 大野さんだ
振袖を着ている
随分 昔風の柄行だな

本振袖なのも珍しい

似合っているけど 僕の知る大野さんとは違うような


ああ 化粧が濃いのか

赤い唇

その口の片端がにいぃぃっと持ち上がる

ーようやっと来てくれた 随分 随分 待ちました・・・・・・-



ー振袖狂乱ー

仕官する気もなく 仕官できるあてもなく どうにか用心棒もどきなどをつとめるくらいの腕はある
いつかは野垂れ死ぬのだろう

それも一興ーなどと醒めた気持ちが主膳にはある

気紛れで助けた娘の一生になど そこまで関われるとも思いはせぬが・・・・・
小さな謎が胸の奥でしこる
あの娘に何があったのだ


見ィつけた
そんな声が聞こえた気がした

不意にーあの娘が目の前にいた

赤いーいっそ禍々しいほどに赤い色 緋の着物
黒地の帯

「お捜ししておりました」
と おしずは言った


これがあのおしずなのだろうか

玉虫色の紅
目元も紅をさしたか

男を誘う淫らな女の表情

「まだ きちんとお礼を言っておりませぬ」

おしずは一気に距離を縮めてきた
こちらの指を掴み 己の喉元に寄せる

「どうか どうか 察して下さいませ」


「手折った花はすぐ枯れる 元の枝で咲いているがいい」
手を振りほどき背を向けた


「恰好つけるんじゃないよ 痩せ浪人 有難く据え膳頂けばいいじゃないか」
おしずの口調が蓮っ葉で伝法なものに変わった
「手つかずの柔らかな肌の上等な生娘の体は気に入らないかい」


「お前・・・何モノだ 何故この娘に憑いている」


ーおや こわいこと とんだ眼力
おお こわ・・・・・
あたしゃ この純な娘の願いを叶えてあげたい そう思っただけですよ

あたしは想いに憑くんです

もう一度会いたい 逢いたい お逢いしたいとお前さんに助けられてからずうっとそればかし思いつめて
いじらしいったら

この娘に何の不服があるんですー


「もれなく お前もついてくるーのではな」


ーお生憎 あたしゃ この娘が気に入ったんですー




木下昌輝著「天下一の軽口男」 (幻冬舎時代小説文庫)

2019-05-19 14:01:55 | 本と雑誌
天下一の軽口男 (幻冬舎時代小説文庫)
木下 昌輝
幻冬舎


「わしはな 笑いで人を救いたいんや」
初代 安愚楽庵策伝は言った・・・
「-仏の教えでは切支丹を救うことはでけへん

切支丹の教えもまた 仏法の徒を救うことはでけへん

けど 笑いは違う
仏法の徒も切支丹も関係ない
おもろいこというたら みな等しく笑う

わしはな 笑いで人を救いたいんや
日々の暮らしに疲れた民の顔に ほんの一時かもしれへんけど 笑いという花を咲かせたい
そうすることで苦しみや痛みを
しばし忘れてもらうんや」

笑いで人を救いたいと願った男がいた
太閤ー豊臣秀吉を笑わせたとして天下一のお伽衆の名を取った男

その名声を聞き付け 抱えたいと申し出る大名たちは男の本さえ読んだことがない
失意の男には押しかけの弟子がいた

師から二代目の名をもらった男には しかし面白い話をうまく話す技術に欠けていた

子供ながら こんなふうに話した方が笑ってもらえる

そう言ったのが彦八
漬物屋のせがれ

幼馴染みの女の子を心の底から笑わせたい
そんな夢を持つようになる男


女の子の家は商売に失敗し夜逃げ


いつか会える 見つけてみせると

江戸へ 大坂へ

人を笑わせる
面白い話を話す



けれど人は意地が悪い

彦八をつぶそうとする人間もいる

いつか 最高の舞台であのコに笑ってもらうんや

実に数奇な人生を描いた一冊

2019年2月 大阪松竹座で舞台化ーと本の帯にあります
彦八を演じるのは駿河太郎さん

笑福亭鶴瓶氏の息子さんです


著者と駿河さんの対談も収録されているのですが

小学五年生の時に駿河さんが新聞の取材に「落語家になりたい」と答えたらー
鶴瓶さん「お前だけは絶対落語家にさせへんからな!」

今回の舞台で「天下一の軽口男 笑いの神さん 米沢彦八」の彦八を演じると決まって

駿河「見てみぃ 子供の頃の俺を叱った罰や」
鶴瓶「せやなあ」

なんて会話もあったのだとか

懐かしいお店

2019-05-19 13:51:37 | 子供のこと身辺雑記
ちょっとした用事で午前中 長男と出掛けお昼まで済ませて帰宅









指折っても足りない行きだしてから35年くらいかになる喫茶店
だから長男の事も赤ちゃんの頃から知っていて 話しかけて下さる

お孫さんが長男と同じ学校だったこともあり親しみを持って下さっているようで

昭和からのご夫婦でなさっている小さな喫茶店

お元気でいて下さると 何故かほっとするのです



週末 雨の予報を当てにして昨日は水撒きをさぼったけれど 降りそうになく諦めて水撒きして室寧へと入ったら・・・・
曇って少し風も出てきました

やっと降る気になったのかもしれません

「よたばなし」-11-

2019-05-18 19:36:18 | 自作の小説
ー振袖異聞ー

幾ら上品寿(かみしな ひさし)に言われても 関わる気は無かったんだ
結構 疲れるし

なのに とっ捕まってしまった

絡めとられる・・・・・・

僕の意識は他の者と重なりー夢の中・・・・・・



ー振袖狂乱ー

男がほんの気紛れにした事が女の心を奪う
その純な焦がれる想いに 慕う気持ちにとっつくモノもある

ただの片恋であったのに


伴の者とはぐれ迷った人気無い裏道で いつか妙な男達に大店のお嬢さんである娘は囲まれていた

狭い道の前にも後ろにも薄気味悪い男達・・・
進むに進めず・・・娘は一歩も動けなくなる

不気味な笑いを浮かべながら輪を狭める男達の手が怖さに震える娘の細い肩に今にも触れそうになった時・・・・

男達と娘の間に割り込んだ影一つ
くすんだ朱色の着流しのんびり懐手
髪はただだらしなく一つに紐で縛っただけ

「邪魔するな 痩せ浪人」
たかをくくって数をたのんで男達は居丈高
彼等は獲物を奪われたくない

きちんと結われた髪には綺麗な簪 櫛
小町娘と評判のお嬢様がなんでこのような所に・・・・・

娘自身にも分からない

ふらふらと娘は朱色の着物の背中ばかりを見つめていた

朱色の影は襲い掛かってきた男達を刀を抜くまでもなく素手で叩きのめし うずくまった娘の様子に溜息一つ
天を見上げて
「置いてもいけないか」

背中を見せて「おぶってやるからつかまりな」

さすがに消え入るような声で娘が礼を言い 名前を告げようとすると

「知ってるよ小町娘のおしずさん てぇした評判のぺっぴんさんだ」

店まで送って店の者達が大騒ぎしている間に姿を消した

朱色の着物の浪人にはそれで終わった事だったのだ

暫くして小町娘おしずがおかしくなったと噂が流れるようになる

濃い派手な強い化粧 見事だが薄気味悪い振袖ばかりを着ていると
気が触れたのだーなどと言う者もいる

朱色の着物ばかりで「朱の字の旦那」と呼ばれる浪人・・・静森主膳(しずもり しゅぜん)は その噂がどこまでのものなのか多少気にはなった
白い貌が思い出される

それがいけなかったのか


ーとっつかまった・・・・・
何とも怖ろしいモノに

いや とっつかまっていたのはおしずの方か



サボリ手抜きはクセになる

2019-05-18 15:30:40 | 子供のこと身辺雑記



















サンマルクカフェでテイクアウト
土曜日お昼は長男が家にいるー
姑のお昼を済ませて帰宅して・・・バタバタお昼作るのがイヤだという我儘理由のサボリーー;
朝ご飯片付け 姑のおかずを作って姑の家へ向かうー
これだけで疲れていたりします
(あかん人です)

飲み物はいちごバナナスムージー
スモークチキンとタマゴのホットサンド
ビーフシチューのホットサンド

パンは週替わりフランスパン
ジャガバタデニッシュ
バターデニッシュ
いちごミルクチョコクロ
ガトーショコラチョコクロ

日曜日も昼はパンですませようという手抜き企みのもとに
買って帰りました

同じモール内にケンタッキーもあるのですが 20人以上並んで待っていて・・・
見ただけで買うのは諦めました
土日お昼のケンタッキーは避けたが良いーと学習しました・笑

例によって 喜びの転がり

2019-05-17 22:02:06 | ペット
夜 長男が帰宅すると いつもの喜びの転がりをする瑠奈















たえず ころんころんポーズを変えながら・・・・・
時々 長男が自分を見てくれているか確かめつつ



そして瑠奈は 私が帰宅しても・・・この喜びの転がりはしない


料理さえも いい加減な私^^;

2019-05-17 21:52:31 | 子供のこと身辺雑記
 夕方 姑の家からの帰り道
ふとホットドッグが食べたくなった
しかし 何処かのお店に寄るのも億劫で・・・・
入ったお店にホットドッグ用のパンが売っている可能性も低い

大体 昼でも夕方でも姑の家からの帰り道は 基本 自分の食事はまだなので お腹が空いている
だから食べ物の事を考えていることが多い

パンは無くても他の材料はある
なら いっそそれをおかずにしようと安易すぎる発想で作ったおかず



キャベツ中心の野菜の千切りとトマトを辛子を加えたマヨネーズで和える

切れ目を入れたウインナーに塩胡椒ふってフライパンで焼いて 野菜の上にのっける




こんなにいい加減におかず作っています

お弁当 買っちゃった♪

2019-05-16 21:02:53 | 子供のこと身辺雑記
姑の家からの帰り道 主人と長男の服の受け取りと出すのとでクリーニング屋さんに寄ったらー
それから帰宅して長男のお昼を作るのがイヤになってしまった
同じモール内にあるお弁当屋さんのお弁当を買おうとサボリ心で安易な決断(笑)





駅弁も出してて仕出しも請け負うお店で 中々美味しいんです



教えに行っている学校から帰ってきて遅いお昼を食べた長男は 着替えて今度は幾度目かの名探偵コナンの映画を観に出かけていきました
観るたびに新しい気付きがあるそうな

半袖の人も増えてきました

2019-05-15 15:13:27 | 子供のこと身辺雑記
暖かくというか急にー一気に暑くなって庭のあちこちで花が咲いています














家族の誕生日のケーキを買いに行ったら
お店の方が親切に言ってくれました 「誕生日用プレート お書きしましょうか」
その前に迎える年齢の数字のろうそくを同じお店で買っていたので

私「おめでとうって書いてもらうほどのトシでも無いから」

あらあーって感じで笑っておられた店員の若いお嬢さん
ケーキの箱に綺麗な柄の紙を貼ってくれていました



せめてもーって思ってくれたのでしょうか^^
優しい心遣いにちょっとほっこり



長男の好みを重視したつもりの苺のケーキ

長男いよいよ来年は30歳になります


15日 平日だから油断していたけれど
大学が創立記念日で休日で 長男は家に居る日なのでした

居るんならケーキ買わなきゃいけないかーとなった いい加減な親の私^^;





おかずから

2019-05-15 15:06:35 | 子供のこと身辺雑記


大根と豚ひき肉団子の煮たの

大根は厚目の輪切りをさらに半月切りに
角を面取りしたほうが煮えるのが早いです

豚ひき肉に玉葱のみじん切り・卵・白玉粉を混ぜて まな板の上で伸ばして等分に包丁で切り 団子に丸めます
(片栗粉や小麦粉を使うより 歯ごたえはありつつも柔らかく仕上がります)

鰹節のだし・酒・味醂・醤油・砂糖で煮ます





鰹節と昆布の出汁のお吸い物
具は絹さや・豆腐・浅利のむき身


休める時には休んでいます

2019-05-12 20:04:35 | 子供のこと身辺雑記
別に母の日は何もしなくていいよ
自分の事にお金を使いなさいーそう長男に言っておいたのだけど

日曜日 用事があって出かけていた長男がお土産に買ってきてくれた







定番のカーネーションとたこ飯弁当

有難く夕飯にいただきました

ここんとこ疲れが取れなくて 昨夜も夕飯片付け終わって長男が入浴済ませるまでが起きていられなくてソファーで横になって眠り込んでしまった

今日は朝 長男が出かけてからずっと横になっていました

それでもこうしんどさが取れない

週明けは内科と眼科と病院行きもあるし 日曜日少しゆっくり過ごせてよかったです

猫との日常

2019-05-12 08:49:12 | ペット
私が家の中を移動すると 必ず私が歩く一歩前を歩き こちらがコケそうになる麦丸

私が足を置くその足元に体を入れてくる

でも私が移動を始める前は何処にいるか姿が見えない

何処で監視してるのかと思っていたらー







テーブルの下に入れ込んだ椅子の座席の上に隠れていたのでした