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下鶴間ふるさと館から矢倉沢往還を西に向かいました。
すぐ右手に、黒板塀に囲まれた旧家の蔵が見えました。
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少し進むと、下鶴間不動尊の石碑が目に入りました。
鶴林寺が次の目的地だったのですが、ここに立ち寄ることにして、急な石段を上りました。
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下鶴間不動尊の御堂です。
石段を上がって分かったのですが、ここは鶴林寺の境内一部でした。
しかもこの不動尊で毎年初不動の1月28日にはだるま市が開催されることを知りました。
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左手の境内中央にあった鶴林寺の本堂です。
護摩をたいて初不動を開くのはこの鶴林寺の住職でした。
境内には明治6年(1873)に設立された鶴鳴学舎(下鶴間学校)の跡地が保存されていました。
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帰りは鶴林寺の石段を下りましたが、傾斜が急で手すりもないので、要注意でした。
石段を踏み外すと、矢倉沢往還まで転がってしまいそうでした。
通常は境内左側の往還から入る車道が使われているようです。
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矢倉沢往還に戻ってまた少し進むと、面白い掲示がありました。
天保2年(1831)9月21日に渡辺崋山が下鶴間宿の「まんじゅうや」という旅籠に一泊したという話です。
簡単なスケッチも付いていました。
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またしばらく矢倉沢往還をあるき、新緑のきれいな街道風景を撮りました。
車道が残念ですが、現役の街道ですから止むを得ません。