矢倉沢往還の途中で諏訪神社近道の案内板に従って左折すると赤い鳥居の前に出ました。
広々とした境内を持つ諏訪大明神、御神体は珍しい寄木造りの男神立像(市の重要文化財・非公開)で、
18世紀前半の作と推定されています。
鳥居をくぐって真っ直ぐ進むと右手に社殿がありました。
御神体が寄木造りということもあるのでしょうか、社殿の扉の彫刻などなかなか立派なものでした。
細部を見ていて、肝心の社殿の写真を撮るのを忘れました。
社殿の左奥にあった諏訪神社の元宮といわれる石の祠です。
東100mほど離れたところにあったものを移設したようです。
これは神社の神木になっているスダジイの大木です。
境内の右手手前に広がる桜の広場です。
最近作られたらしい手作りのベンチで一休みしました。
帰り際に鳥居を観察して、面白いことを発見しました。
これは両部鳥居と言う形式ですが、通常の両部鳥居と違って、主柱を支える稚児柱がそれぞれ4本あります。
今までに見た両部鳥居の稚児柱は合計4本ですが、これは合計8本です。
氏子の皆さんが大分頑張ったのでしょう。