ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

商魂

2008年04月18日 | 千伝。
インドと香港にメールを送った。


海千山千のブローカーに魑魅魍魎な政治屋たちが集まる。

話は、百ぐらいがちょうどいいのに、千の先を超えると万屋(よろずや)になる。

本当に人間の溜まり場というか、息抜きに集合離散する場所は、いつの世にも、形を変え品を変え、存在するものだと思う。

ロートレックの絵にもあるような気楽に一杯やりながら、アジれる場所。

これは時代の趨勢とともに、徐徐に変化するものでしょう。

人間は、儲かるものに惹かれる。
蟻が砂糖にもぶれるように、儲かる話をしていれば、儲かる。

それを教えれば手数料が取れる。
人を満足させれば金になる。
欲しい人と売りたい人の仲介すれば、手数料がとれる。
儲ける人は、それを実行しているだけで、決してただ働きはしない。
当然の報酬と割り切っている。
だから、動くからには、利を追求する。

その熱心さが、幸運を生むことになる。
妥協して利を逃すことが、貧乏神を招くことにつながる。

計算には、感情はなく勘定があるのみ。
感情すら勘定に入れる計算が肝要である。

癒着せず離れず・・。

剣道で言う「一刀一足の間合い」の真剣勝負が、商魂を鍛え、隙のない商道を形づくる。

勘定が筋肉。
感情は脂肪。