ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

路傍の石

2008年04月11日 | 千伝。
小説「路傍の石」(山本有三著)を読んだのは、いつの頃だったのだろう。

主人公である少年 吾一が逆境にも負けず懸命に力強く生きる物語である。
「おしん」ではないが、涙なくして読めなかった思い出がある。

吾一は、小生の父親の姿(物語)と重なる。
その一方で、わが息子には到底理解不能な物語かもしれないと思うのである。

親を親とも思わない子供、子供の前で父親を罵る母親・・。
権利ばかり主張されている現代の世の中である。

今日の午後、スーツにネクタイ姿だったが、そのまま「路傍の石」に似たような名前の喫茶店(軽食店)に入った。
イメージしていた空間とは、まったく大違いだった。

珈琲一杯をゆっくり飲みながら、あの人が居る空間を想像した。
「しっかりと生きているんだろうか・・同時に思う。あなたにめぐり逢えてほんとうによかった。あなたに夢があれば、必ず叶いますように・・」

明日は、福井から広島へ移動。

平和公園にある原爆資料館にも久しぶりに足を伸ばそうかと思っています。

くいだおれ

2008年04月11日 | 千伝。
大阪と高松・・行き帰りに思い出したのが、父が連れて行ってくれた場所でした。

父が、連れて行ってくれた高松の玉藻公園、栗林公園、屋島・・。

そして、大阪道頓堀の「くいだおれ」・・(がなくなる)。

子供の頃の夏休み・・父は、よく大阪千日前や道頓堀のネオンなどの歓楽街に連れ行ってくれたものでした。

その光景が目に焼きついています。

とくに、「くいだおれ」の人形やかに道楽の蟹には、驚きました。

オムライスをはじめて食べたのが「くいだおれ」でした。 

記憶のかなたに、父が、いろんな場所に案内してくれていたことを実感します。


明後日は、父の百日法要・・明日、広島まで行ってまいります。

食い倒れになりませぬように、元気で朗らかに笑顔で!

クロスロード

2008年04月11日 | 千伝。
昨日は、あいにく雨に煙る一日でした。

大阪から西明石-岡山(新幹線)を経由して、四国の高松まで行き、なんとか福井に戻ってまいりました。

阪神も山陽道も讃岐も、まだ桜が咲いていました。

ほんとうに久しぶりの四国でした。
今年20年を迎える瀬戸大橋ですが・・驚嘆するぐらいの巨大な構造物だと再認識しました。

瀬戸大橋

電車から見えた雨の中の瀬戸内海の風景・・男木島か女木島(鬼ヶ島)なのでしょうか・・パイレーツオブカリビアン「彼こそが海賊♪」の曲が似合う瀬戸大橋からの眺望です。

鬼が島

偶然ですが・・神戸駅で電車が停車中に、ふと真横に向いて線路に視線を落とすと東海道本線と山陽本線の分岐点を表す看板がありました。

分岐点

仕事の動きを東から西へとシフトする方向で振り分けるのがいいのかどうか・・ちょうど迷っている最中のことでしたから、天からの声のような気がして何か意味があるのだろうと考えています。(笑)

風邪でも引いたのか、福井の今夜は花冷えのするような寒さです。