ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

安心是薬更無方

2008年07月21日 | 千伝。
東京近郊だけでも、約2000ほどの劇団があると言われる。

その中で、一番の集客力があるのが劇団四季、二番が宝塚歌劇団だとか・・芝居人、演劇人も生き残るのも大変である。

ただ、観客や自分のストレス解消の方法や一番楽しむ方法を研究しているのが、役人や弁護士や医者や看護師や介護士よりも、いわゆる歌手やら演劇人なのかもしれない。

ところで話を変えて・・

昨日の地元紙福井新聞のコラムで、今、福井市郷土歴史博物館で開かれている郷土出身の「橋本左内と弟綱常」展に関しての記事を読ませていただいた。

兄である幕末の志士 橋本左内は、15歳で「啓発録」を著し、藩主松平春嶽に認められ江戸勤め。
が、安政の大獄で刑死するという不運・・26歳の短い生涯であった。

一方、弟の橋本綱常は、兄の左内の死後、医師として活躍した。

わが国の近代医療制度確立に尽力。
日本赤十字社を設立、初代病院長となった。

65歳でこの世を去った橋本綱常が書き残した・・「安心是薬更無方」。

コラムの筆者も感想を述べている。

「医学が進歩してもストレスが健康にとって最大の敵である」・・安逸心、是にまさる薬は無い・・という意味なのだろう。

「橋本」展・・訪れて見たい。

あなたが、心地よい朝を日々迎えて、生きてゆけますように♪