ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

エロティシズム

2008年07月14日 | 千伝。
はじめに、山本モナの不倫の話題ではありません。

一体全体、何を基準に男と女の相性を信じてよいものかという疑問があります。

若い頃ならばアレコレ考えることもなく速やかな合体もひとつの方法手段でした。
エロスの世界での相性度を確かめることもできました。

相性という形の美学を加えれば、アプローチだけでは媚びた独善となり、無視という形は貴高い毒舌となります。

相性という相方には、喜んでいただける程度のアプローチを残して去るのが、賢い男女の終わり方なのかなと、この頃思う次第なのです。

ただ、相性という形にエロスを加えれば、多分、無視という形は最悪の醜さであり、アプローチという形が最善の美しさなのでしょう。

プラトンのイデア論からプラトン的愛(プラトニックな感情)という軸がなければ、高齢になるほど、エロティシズムというテリトリを乗り越えることができません。

その重みが深くなってゆくわけです。

そう、誰もが言います。

エロスがなければ、人類の繁栄も子孫も現代も未来も歴史も存在しないのです。

しかし、プラトニックがなければ・・
この世は、弱肉強食の乱れ放題なエロティシズムな人間世界となるのでしょう。