ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ナンバ走法♪

2008年07月08日 | 千伝。
独り歩きをする時、「ナンバ走法」を、人もまばらな郊外の農道で練習しています。

とあるブログ仲間の日記に触発されたのもありますが、10月に走る予定のハーフマラソンで「ナンバ走法」を試してみようと考えています。

ただ、人前に晒す勇気も必要かなぁ・・。(笑)

要は、「ナンバ走法」とは、竹馬走法と同じ仕組みです。
右足と右手、左足と左手を同時に前に出す走法です。
現代の走法とは、まるで逆です。

・・おまけに、小生、デブです。
珍妙なロボットになったような走る出で立ち姿は、妙に自分でも恥ずかしくなります。(笑)

古武術研究者の甲野善紀氏によれば・・

「・・飛脚など、昔の走りの専門家の技術は、現代よりはるかに精妙。それが明治以降の西洋化で大きく変貌。江戸時代以前の日本人の歩き方は、同じ体側の手足を同時に前に出す歩き方(ナンバ)で、現代人とはまるで逆。昔の武術の達人は体の使い方、動かし方が現代人とは根本的に違う。体の動かし方を変えなければ、昔の達人のような動きはできない。ここ百年で日本人の動きは大きく変わった」・・とか。

・・小生、甲野氏の考える達人レベルの領域に関しては、全く判断できません。

一般人の領域として自分の身(体)の動かし方を走る事で、変えてみようと考えています。

独り歩き・・「ナンバ走法」をイメージをしながら、走ったりしています。

自分でもためらうような故意なナンバ走法・・でも、それ以上に、だんだんと楽しくなる要素があるのも確かなはず・・。(笑)

とりあえず、なるべく手を腰に当てて、腕を振らない日常生活の常歩(ナンバ)です。

自分にファイトします♪

ニュースアングル

2008年07月08日 | 千伝。
今朝7時過ぎの福井地方・・台風到来かと思うぐらいの猛烈な豪雨に見舞われました。
今は、陽射しが強すぎるぐらい暑いです。

さて、ちょうど北海道洞爺湖湖畔でG8サミットが開催されているので・・こんな顛末もあり得るという「落書き的なニュース」の展開です。

ある日の世界遺産の奈良の法隆寺には、世界中から(勿論イタリアからも)大勢の観光客が訪問していました。

その数ヶ月後、いや数年後、イタリアのあるマスメディアが、法隆寺でイタリア語での沢山の落書きを発見・・。

イタリア人の学生集団やサッカーチームのコーチの手による落書き(なんと個人的署名入り)が、世界遺産である法隆寺でたくさん発見されたニュースがイタリア国内で流されました。

特定された落書きした本人達の言い分として、楽しい思い出の記念として落書きをしたとの由・・。

イタリア国内では、学生達は停学処分、指導すべき立場にあるコーチには解雇通知・・。

もし、こんなイタリアでの落書き問題処分のニュースがあれば・・、逆の立場で、われら日本人ならば、一体全体どのような見解(報道評価)をするのでしょうか?

妥当、至極当然のこと?
厳しすぎる処分?
恥という美意識を尊重した処分?

イタズラをした者に対する罰則を与える社会的なルールも必要でしょうが・・
国内向けではなく、世界に向けての日本のアピール方法も大事です。

恥という概念(美意識)は、ローカルな集団意識を強固する手段にもなります。

とりわけ、世界的な経済不安、原油高騰、食糧危機、地球温暖化問題等々の曲がり角にある時代です。

世界のマスメディアの視点(アングル)も、国内向け、海外向けの区別がなくなりつつありますが、ナショナリズム、ローカルという感覚は、いかんせん取り除くことは困難です。

しかし、唯我独尊的な国内向けのニュース報道体制は、取捨選択できなくなった安易な日本人像のマイナス面なイメージが浮かんできます。

グローバルな視点だけがいいとは言いません・・もっと広角的なアングルでの日本発信の報道を望みます。

今日は、午後から・・独り歩きの散策時間です♪