まったり まぎぃ

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『その男の本198ページ』

2010-02-11 20:52:24 | 韓国映画のエトセトラ
その男の本198ページ [DVD]

video maker(VC/DAS)(D)

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去年入隊したイ・ドンウクくんとユジンさん主演の作品です。

全く知識の無い作品でした。久しぶりに行った御用達TSUTAYAさんで発見。

実は、ソン・チャンウィ氏の「少年は泣かない」が目的だったんですが、レンタルされてたんですよ

で、この作品のタイトルにある”198ページに書かれたメッセージ”って・・・と、興味を惹かれまして。

 

ユジンさんは、図書館司書(・・・多分)。市立図書館に勤めています。

このところ、何故かストレスたまり気味。その理由の一つが、恋人に振られちゃったって事。

 

図書館には、いろんな人が来ています。

アンドロメダ星雲云々・・・と、訳のわからない事を話してるアジョッシーもいますし、それに、もう一人、気になってるのが、本の1ページだけを破ってる輩。

ある日、その”本を破る輩”を、とうとう発見

警察に連絡し、捕まえるのにも成功

 

その青年がイ・ドンウクくん。

黒いスーツをきちんと着てるし、一見すると好青年。

なのに、本の198ページだけを破り続けてるんです。

それに、なんとも不思議な雰囲気を持ってて、何を考えているのか、職業が何なのか、全く想像が付きません。

でも、それは、突然居なくなってしまった恋人が残したメモの為だったんです。

”198ページに、私の思いが書いてある”

でも、それが、何の本なのかがわからない。

だから、ドンウクくんは、いつも彼女が通っていた市立図書館の本の198ページを破り続けていたのです。

突然居なくなってしまったのは、何故なのか。

それを知りたいという思いからなのです。

 

ところで、この”破る”という行為が、ドンウクくんの現在の状況を表しているのです。

つまり、”コピーすればよい”と言う事が思いつかないって事。

 

ドンウクくんの行動に共感したユジンさんは、一緒にその”本”、そして”198ページに書かれた思い”を探す事にします。

 

そして図書館の貸し出し記録から、恋人の住所を見つけ出し、訊ねてみると、既に引っ越した後。

でも、その道中を共に過ごしていくうちに、二人の間に温かい感情が生まれます。

結局は手がかりを掴めないままの帰り道、ドンウクくんは、自分の店にユジンさんを招くのです。

そこは立派な日本料理店。

彼は、そこの社長だったんですよ

料理の腕前も、なかなかのモンだったようなんですが、事情があってしばらく包丁を握ってなかった様子。

その事情が、全ての原因となってるわけですが・・・。

 

ま、そこんところは、DVDで確かめて下さい。

 

この作品の言いたい事は

”終わった愛は、消えるものじゃなく、そこにいつまでも残っているものなんだ。”

と言う事でしょうか。

ユジンさんも、ドンウクくんも、悲しい愛の思い出はそのまま残るけど、それが無くなってしまうよりは幸せだと言う事・・・ですね。

 

なんとも、ゆったりとした穏やかな作品です。

再生の物語・・・と言えるんじゃないでしょうか。

 

あ・・・、ところで、肝心の”198ページに書かれた思い”ってぇのが、私には判らずじまいでした

理解できた方、教えてください。

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