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終戦の日。
天皇の終戦の放送を聞いた朝鮮では、政治犯達が釈放され、それまで親日派だった者たちは門を堅く閉ざして、身を守ろうとしました。
パク・チャンジュも逃げましたよ。そして、どっかの山の洞窟に潜んでいます。
危ないのは、ソッキョン父である、どっぷり親日派だったムン子爵。
彼に雇われていた労働者たちは、彼に相当な恨みがありますからね。
それに、妻は日本人有力者の養子ですし、娘のソッキョンは兵たちを鼓舞するための慰問演奏会をしてましたからねぇ。言い逃れは出来ません。
子爵は、ソッキョンを日本に逃がそうとします。
でも、ソッキョンは、両親が心配で、船に乗るのを直前で取りやめ、父の元へ行こうとしました。
でも、その途中、市民に取り囲まれ、取れ去られそうになりますが、危ないところで、ウニョク登場
彼女と侍女の正子を叔父であるドンギの元へ連れていくのです。
ソッキョンは、叔父に、父達を助けてほしいと頼むのですが、ドンギはそれを拒みます。
ドンギは、ソ連軍と共に、帰国していたのです。
一応の立場にあるのですが、なんか、どーしても私にはイマイチ決断力とか、責任感とかが足りないように見えてしょうがありません。
血縁だからと言って、勝手に命を助けたり出来ないし、突っぱねなきゃいけないのは判ってたでしょうに・・・。
思想とか希望とかを高く掲げてますが、どーも彼の力では机上の空論に終わりそうで、側近たちの支えなしにはやっていけそうに思えません。
彼を救うために、ケヒ妹たちが何人も死んでるんですからね
ムン子爵は、最初はどうにか屋敷に閉じこもってましたが、そこも、激高した市民に門を破られ、引きずり出されてしまいます。
そこにドンギが到着したのですが、結局ムン子爵と妻、ソッキョンの3人は牢に入れられてしまいます。いずれ、裁判にかけられるんだそうで・・・。
なのに
ここまできて、ドンギが迷う迷う。
で、やっぱり、兄は殺せないと、逃がそうとするんですよ
でも、リーダーであるドンギに、そんな仲間を裏切るようなことはさせられないと、ギスとウニョクが止めるんです。
当り前ですわなぁ
ギスは、愛するウニョク姉が見殺しにされた恨みがありますし、ウニョクは言うに及ばず。
ギスとドンギが言い争っているうちに、なんと、ウニョクが勝手に子爵達を逃がしましたよ
あ~っまた、ウニョクが犠牲になるのかなぁ・・・
ところで、へギョン達は、田舎に戻ろうとしてます。
母やウニョクの妹達と共に。
でも、ウニョクが子爵達を逃がそうとしてる車とすれ違うんですわ。
ウニョクが朝鮮に戻ってきてる事は知ってますし、田舎にいると言う事も知ってますから、会えると期待していたでしょうに。
まだ会えません。