The King 2 Hearts 韓国ドラマOST (MBC) (韓国盤) | |
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前回の記事は、こちらから。
ジェハは、シギョンに退位すると言いました。
まずはボングに話して、それから王室委員会にかけて・・・と相談している時、クラブMから連絡が入ったのです。ハンアと話せ・・・と。
ハンアは、銃を突き付けられていました。それに、勿論ボングの監視もついてました。
その状態で、ハンアはジェハと二人だけに通じる言い方で、自分が監禁されてる場所を示しました。
中国でしたね。
それに、生きたいんだ・・・と芝居をしました。嘘くさい芝居で、最初はしめしめ・・・てな感じで見てたボングも、途中で会話が怪しいと勘付いたようです。
二人の面談は、途中で切られてしまいました。でも、切られる直前に、ハンアが言ったのです。
「退位したら、舌を噛んで死にます。」
この言葉で、ジェハは退位を撤回。ハンアと母の居場所の特定を急いだのです。
ジェハ母は、ボングのあまりにも酷いやり方に、気落ちしてる場合じゃないと思ったようです。ハンアに、脱出する決心を話しました。
二人は見張りをやっつけ、監禁場所から脱出。これが結構あっけなく脱出できたんですよ。
でも、途中でハンアは腕を撃たれて負傷。
ジェハ母だけ逃げ切る事が出来ました。
ハンアは、逃げる途中で行方不明に。
ボングは、ハンアを脱北者として中国政府に連絡。逮捕させようとしています。
ジェハは、母の話から、ハンアがまだ中国に居ると確信しています。
でも、中国の協力が得られないので動きようがありません。それで、国際刑事裁判所(ICC)にボングを告発したらどうかと考えています。
ただ、告発するとクラブMとは全面戦争になることは間違いないだろうし、その為の証拠もありません。
その時、シギョンが、父ギュテに相談して観たらとジェハに言いました。長年の経験と知識がありますからね。
ジェハは、それを断りました。理由を聞いても言いません。
シギョンは、そこでギュテの罷免に至る事情を調べ始めたのです。で、ギュテが書いたジェハへの辞表を閲覧し、クラブMとの関係を知ったのです。
って言うか、辞表まで保管しておくのね。おまけに、あんなに簡単に閲覧できるなんてさ。
そのままシギョンが居なくなってしまいました。
ギュテの件を知ったと気付いたジェハ。行方を追わせました。
その頃、シギョンは父ギュテのいる別荘に行ってました。
「恥ずかしい人間になるなと言ったのに。」
泣きながら父を責めるシギョン。
「恥ずかしいだろ。よく見ておけ。これが父の真の姿だ。」
そして
「恥ずかしい人間になるな・・・というのは訂正する。それよりも恥の分かる人間になれ。だから、父の姿を目に焼き付けろ。」
「言われなくても分かっています。もう充分恥ずかしい。」
シギョンは、事情を知らず、父を罷免したジェハに対して怒った自分が恥ずかしかったのです。ジェハの思いやりだったのに・・・。
シギョンは、ボングのところに行こうとしていました。でも、空港で近衛隊が発見し、連れ戻しました。
シギョンは、自分に興味を抱いたボングのところにスパイとして潜入しようとしたんですね。見え見えだと思うけど?
ジェシンは、ギュテにまでクラブMの魔の手が伸びていたとジェハから聞きました。
シギョンがどれほどショックで悲しんだか、想像するだけでも苦しかったようです。
だから、自分の記憶がボングを告発する証拠となる・・・と、催眠療法を受けることに。ただ、それはジェシン本人にも相当な負担となるので、ジェハもシギョンも反対したのですが・・・。
結果、もっと残酷な事実が分かりました。
ジェシンがジェガン夫婦の滞在先のペンションでボンボンに捕まった後。無理やり殺人に加担させられていたんです。
「兄さんを殺したのは私だった。」
パニックに陥るジェシン。
薬に眠らされてるジェシンの姿を見て、シギョンは声を殺して泣きました。
これほどまでに酷い奴らだったとはね
ジェシンの言葉を聞いたジェハも、大きなショックを受けました。
ボングは、ジェハの周囲の人、全く何の落ち度も無い人たちを絶望のどん底に突き落とすような事をしていたんです。
ジェハは、ボングと全面対決する決心がつきました。
その頃、ハンアは、怪我をしながらも、中国の山地を逃げていました。
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前回の記事は、すぐ前、こちらから。
回が進むに連れて、切なくて痛ましくて苦しくなります。ジェハの軟派な言動の裏に隠された恐怖とか苛立ちとか。そして、シギョンの表に出せない怒りや不安。
ボングでさえ、なーんか痛ましいですわ。ムカつきますけどね。
ギュテのところにクラブMから又もや連絡が入りました。
ジェハ自ら退位するか、或いは物理的な力での退位かどちらかを選べと言うのですよ。何をいきなり・・・ですよね。シギョンにクラブMとの関係を知られたくなかったら・・・です。
でもね、ギュテは腹をくくったようです。ジェハとハンアの婚約が調い、もうジェハを独り立ちさせても良いと思ったのかしら。ハンアという心強い味方が傍にいることになったからかしらね。
自分が、前国王の死に関わっていると言う事を書き遺し始めました。一部始終を克明に。
ところが、ギュテがジェハに話す前に、クラブMからメールでそのいきさつについて密告があったのです。
愕然とするジェハ。
そうですよね。ギュテは30年もの間、3代の国王に信頼され仕えて来た重鎮です。その清廉潔白さは折り紙つきだと誰もが思ってました。
ジェハは、反発しながらも頼りにしていたんです。
ギュテは一切の言い訳をしませんでした。そして、用意してきた辞表をジェハに提出し、去って行きました。
ただ、クラブMがこれから一層危険な何かを仕掛けてくることは容易に想像ができましたから、それをジェハに警告しました。
ギュテがジェハから解任されたと聞き、周囲の誰もが驚きました。ハンアだけが事情を知っていましたが、ジェハ母も、ジェシンも、そして、シギョンも理由が分かりません。
でも、シギョンはジェハがいくら言い繕っても、その裏に何か自分に言えない事情があるということは察していました。ジェハがそんなに考えも無く感情的に事を処理する人じゃないと言う事は、充分分かってますからね。
ジェハはその悲しみを紛らわせるように仕事に没頭しました。
でも、あまりにも痛々しくて、ハンアはジェハを膝枕して癒してあげるのです。ハンアの手を取り、膝を丸めて身体を縮めて横になったジェハ。
「君以外は全員怖い。」
それが本音ですよね。
連絡を絶った父が心配で、そして事情を知りたくてシギョンは何度も電話をします。でも、ギュテは出ません。
シギョンに、ジェシンが言いました。
「兄を悪く思わないで。」
そんなジェシンに、シギョンは、まだ歌を歌わないのかと聞きました。ジェシンは、以前シギョンに歌ってあげた曲を歌おうとしました。でも、思い出せません。
で、ここでシギョンがその歌を歌ってくれるのです。一回しか聴かせてないのに・・・。
ミュージカルで鍛えた歌唱力をほんの少しだけ感じさせてくれたシーンです。ジェシンじゃなくても、もう少し歌ってほしかったぁ
シギョンは、ジェシンの気持ちが一時の気の迷いだと言いました。
でもね、口ではそう言うけど、ジェシンが決してそんな女性じゃないと本当は分かってるんだと思うんですよ、あたしゃただ、初めての感情に自分でも戸惑っているんだとおもうんです。立場が立場だけに。それに、ジェシンの気持ちが長続きしないのではとも思ってるんですね。自分が如何に面白味に欠ける人間かというのを分かってるから。
「私を嫌うのは障害者だから?」
「さっきの歌は、一度しか歌って無い。何故覚えていたの?」
「王女様の歌だからです。」
・・・とシギョン。
ハンアとジェハ母が海外にボランティアに行きました。
ところが、そこを狙ったのがクラブM。
二人を人質に取ったのです。そして、ジェハに退位を迫りました。
ジェハは悩みました。でもね、もう限界に来ていたのです。
母やハンアを犠牲にしてまで王位を堅守したいとは思えないんです。
ハンアは、監禁場所から脱出しようと思ってはいますが、ジェハ母とも隔離されてしまい、手の打ちようがありません。
おまけに、ジェハ母の傍にボンボンが居て、危害を加えそうな素振りを見せるので、動けません。
そんなハンアにクラブMは、ジェハに退位するよう説得しろと要求。
ハンアは、その要求を呑むしかありませんでした。でも、ジェハと直接会って説得したいと言ったのです。
何か、策を考えてるの?ハンアやぁ。