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ドクターズ OST (SBS TVドラマ) (韓国盤) |
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へジョンの言葉で、ジフンは自分と言う人間の奥底を見た様な気がしました。
周囲に対しては明るく優しく、特にへジョンに対しては何でも協力を惜しまない人間です。
でも、周囲の者が自分の心の中に入るのは拒んでいたんですね。自分でも気付かないうちに。
ミョンフンは、へジョンが自分がミスで死なせてしまった患者の孫娘だとはまだ分かっていないんですね。
今になって死因を探ろうとしているし、ジフンと何やら関係がありそうだと知り、連絡先としてへジョンがキム・チヒョン医師に伝えて会った番号に電話して来ました。
へジョンは、それが病院内の番号だと分かり、相手がミョンフンだとすぐに察しました。
院長ですね・・・と問いかけられ、ミョンフンは、いっそう不安が募ったようです。相手は想像以上に自分の事を知っている・・・と。
ホン理事長は、少しずつ回復してきていました。
ジフンと言う息子がいて、本当に心強いと思っている理事長。
ジフンもまた父として尊敬し、大きな恩を感じていました。
本当の親子よりもっと強いきずなで結ばれているようです。
インジュが赴任して来ました。
昔、インジュから厳しく言われたことをへジョンは覚えています。ジフンのお荷物だ・・・と。
インジュもまたそれを憶えていました。
そんな事を言ったことを反省しています。
ある日、階段から転がり落ちたと言う女性患者が運ばれて来ました。
かなりの重症で、夫は必死に助けてほしいと医師たちに縋りました。パニックを起こしてるように見えます。
手術はかなり困難なモノでしたが、どうにか命は取り止めました。
ところが、意識が戻り、感覚も戻っているようなのに、話すことも手を動かす事も出来ません。かろうじて瞬きが出来るくらい。
夫は、その様子を見て悲しみ、仕事も休んで付きっきりになりました。
その姿を見て、看護師たち職員は夫の鑑だと噂しました。
でもね、実はそれはうわべだけのことで。どうも夫は別れたがっている妻を引き留めようとして来たようです。
この事故も、もしかしたら、夫の仕業?
意識が戻った妻は、恐怖を訴えたいのに、それを表現する術がありません。
まだ、へジョンたちも、それに気づいていません。
ミョンフンはどうも医療事故を起こしたのは、へジョン祖母だけじゃなさそうです。
他にも複数回あるようで、それをきっちりファイルして残しているようですね。変なところが細かいんですね。
そのファイルをホン理事長に閲覧されたと言っています。見たのはホン理事長?それとも、ジフン?
チン副理事長は、ミョンフンと共にホン理事長に会いに行きました。ミョンフンはこうなったらもう足掻いても無駄だと思ったのか、辞任する意向を示しました。
チン副理事長は、何としてもミョンフンの辞任を止めようと、ホン理事長が持っていると思われる不利な証拠を探し出し、消してしまおうと考えています。
機嫌の悪いミョンフンは、娘のソウがへジョンの事を監査チームに通報した事を咎めました。
どうも、公になっていないだけで、へジョンの様な謝礼を受け取る事例は他にもたくさんあることらしいです。なのに、へジョンの事をことさらに取り上げることは、却ってソウに反感を持つ者が増えることになるかもしれないと思ったのです。
それに、高額な謝礼をもらうようなへジョンは、今後出世するだろうから、ソウが親しくしておくべき相手だと言ったのです。
ジフンやユンドがへジョンを想っているのはへジョンの所為ではないし、へジョンが楽して医師になったわけでもありません。そして、へジョンはソウに嫌われるよう仕向けたわけでもありません。
全てソウのやっかみ、劣等感による言いがかりです。
それをへジョンに指摘されたばかりのソウは、父からへジョンと親しくしろと言われ、本当に絶望的になりました。
父までもがへジョンの味方なんだ・・・と。
結局、ミョンフンは、へジョンを懲罰委員会にかけることを取り消したのです。
へジョンはキム外科長からその報告を受けました。
そして、ジフンがこの件に関して、何か良い方法は無いかとキム外科長に聞いてきたことも聞かされました。
へジョンはジフンに言いました。
「先生は私に何もかもくれるのに、心には入れてくれないのね。私も何でもしてあげたいし、人生に深く入り込んで共有したい。でも先生は何でも一人でしてる。そのうち、先生が私を愛さなくなったらどうなる?」
そんな事は無い・・・とジフン。
「そんな保証は無いわ。私が何を一番恐れているか知ってる?捨てられる事。」
どうしたらいい?・・・とジフン。
「変わってください。」
ユンドもまた苦しんでいました。
表向きはさら~っとふっきれた様に振る舞っていますが、実は全然ふっきれて無くてね。
へジョンが
“誰かを愛するとしたら・・・”
と言った言葉を思い出し、そう言うのはまだ誰も愛していないからだと考えました。
だったら、自分の想いをまだ捨てることはできないと。カッコ悪く情けない事だとは彼自身分かっています。
でも、まだ片思いを継続するとへジョンに宣言したのです。
チン副理事長は、勝手にホン理事長の部屋を漁っていました。
ミョンフンに不利な証拠が必ずある筈だと。でも、見つかりません。
で、気付いたのです。既に見つけた裏金のファイルしか無いのではないかと。持ってるフリをしただけなのではないかと。
すぐさま、ホン理事長のところに行きました。
2人は昔、同じ目標を持って医療の道を歩んで来ました。でも、いつからか、チン理事長はミョンフンと共に財を成す道を歩むようになり、ホン理事長とは完全に道が違ってしまいました。
お互い、息子は大事です。
息子を守ろうとする気持ちは同じなんです。
チン副理事長は、ミョンフンを攻撃するなら、ジフンも・・・と叫びました。
ホン理事長は、この件はもとより、ジフンを医療以外の事に関わらせたくないと思って来ました。なのに、巻き込もうとするチン副理事長の言葉に、思わず激高してしまいました。
部屋を出て行くチン副理事長の後を追いかけた時、突然倒れてしまいました。
知らせを受けて駆け付けたジフン。
でも、いくら蘇生術をしても、もう手遅れでした。
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ジフンは、患者の家族の心情を初めて痛いほど実感していました。
医者を信じる気持と疑う気持ち。そのどちらもがあって、とにかく不安に押しつぶされそうになる気持ち・・・です。
医者として、手術が難しいことをよく分かってるからこその不安もありました。
へジョンは、そんなジフンの手をそっととりました。
それだけでジフンは癒され、慰められました。
へジョンが調べた祖母の件は、やはり納得できないモノでした。
完治の可能性が高い転移しない胃がんで、手術中の死というのは、ほぼ起きない事例なんだそうです。
へジョンからその話を聞いたジフンは、調べるのに協力してはダメかと問いました。
へジョンは即座に答えました、ダメだ・・・と。
ホン理事長の事でただでさえ気が休まらない今、自分の事まで迷惑も負担もかけたくないのです。
でも、ジフンは密かにキム・チヒョン医師に連絡を取り、事情を聞こうとしています。
へジョン祖母の件を孫娘だけじゃなく、誰かが調べようとしていると知ったミョンフン。
病院の機密事項にアクセスしたのが、ホン理事長のコードだったと知ると、この件についても何か企んでいる・・・と思いました。
脛に傷持つ身は、何でもかんでも疑ってしまうのね。
この件からホン理事長の動向を探り始め、あっという間に入院中だということを探り当てましたよ。
ま、隠すのは難しいでしょうけどね。
ジフンは、いつまでも隠し通すことはできないと感じ、結局、ホン理事長の手術を公表しました。
ソウは、嫌な女、強い女になろうとしています。
祖父や父の言うとおりに病院を引き継ごうと考えていますし、ユンドにも厭味を言いまくりです。
そんな時、へジョンが例のヤクザのボスから外車を貰ったという話を耳にしたのです。
病院の規則で患者から謝礼を受け取ってはいけないとされていて、それは明らかに違反です。
即、監査チームに報告しましたよ。
ホン理事長が辞任しないと決心した理由の一つに、ミョンフンが裏金を作っていることを知ったこともあったようです。
ミョンフンに自ら辞職してもらいたかったようです。でも、それをもう我慢しないとチン副理事長に言いました。
もう、辞職なんて優しい事じゃ無く、解雇とか告訴するとかいう処分を考えているってことかな?
想像以上にホン理事長が事情を知ってると分かり、チン副理事長は焦りました。
ミョンフンに話しましたが、ミョンフンは辞職する気なんて一切ありません。
ホン理事長が回復するまでの間に、裏金作りの証拠を消してしまおうと考えています。
へジョンは、ユンドにきちんと気持ちを伝えました。
「男女の愛は信じません。でも、誰かを愛するなら、きっとホン・ジフン先生です。すみません。」
流石にショックを受けたユンド。
ただ、済まないと思ってくれたと言う事は、自分を嫌ってるわけじゃないと思い、それだけでもほっとしました。
へジョンの前では、強がってクールな態度のままでしたが、本当は、相当堪えていたようです。
ユンドは、自信家で言葉も率直過ぎるくらいだけど、純粋でもあるのです。自分の感情を隠したり偽ったり、そして人の裏をかいたりなんて姑息な事は出来ない性分なんですね。
へジョンは、監査チームで事情を聞かれ、どうやって返そうかと考えていたところだと正直に答えました。
監査チームも、その辺を理解したようですが、なにせ通報して来たのが院長の娘ソウですから、あっさりと済ませてしまう事もできなかったようです。結局、懲罰委員会にかけられることになってしまいました。
へジョンはキム外科長から報告を受けました。
最悪、解雇ということになるかもしれません。
仕方ないとへジョンは思いましたが、やはり、祖母の一件の解明を思うと、避けたいですよね、それは。
ホン理事長の手術が始まりました。
ユンドは、あれこれと指示しようとするキム外科長の態度に怒り、そんな事を言うなら、自分で手術をすれば?・・・なーんて言いましたよ。
まぁねぇ、見てる方は気が気じゃないから、つい、口出ししてしまうのも分かります。
でも、キム外科長、その気持ちをぐっと押させました。ユンドの言い分ももっともだからです。
そして、手術は成功裏に終わりました。
はらはらしながら終了を待っていたジフンは、本当にほっとした笑顔を見せました。
キム外科長も、担当したユンドとへジョンもそれは同じです。
ジフンとユンドも、へジョンの懲罰の話を聞いて、驚き、何とかしなくてはと考えているようですが・・・。
ジフンは、キム・チヒョン医師と会いました。
そして、へジョンとの関係を隠し、へジョン祖母と知り合いだったと理由を言い、手術の内容を聞こうとしました。
勿論、キム・チヒョン医師は、何も無かったという体を貫きました。
でも、不安に駆られています。
その後、へジョンも又やって来て、事情をしつこく問いただそうとしていますし・・・。
だから、ミョンフンに連絡しました。
へジョンは、協力しないでほしいと言ったのに、ジフンが自分に内緒でキム・チヒョン医師に会っていた事を知り、怒りました。
ジフンも、自分に病院に監査が入る事も、理事長の病気の事も黙っていたわけで。
それは自分に心配かけたくないからだと分かっています。
それと同じなんです。
へジョン祖母の事を知り、協力する事を負担に思っていないのなら、へジョンだって、ジフンの悩みを聞いても負担には思わないとわかるでしょう・・・とね。
「相談してください。」
と、へジョンは言いました。
「人に相談した経験がない。一人で決めるのが習慣になってるからだ。」
と、ジフン。気にするな・・・と。
「気にします。先生と私が恋人同士になるのなら・・・。一緒にやろうと言いながら、迷惑をかけてるのは私だけ。そんな愛は嫌です。」
へジョンはそう言いました。