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華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第一章 |
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ポンニム大君は、世子に言ったのです。
父上の性格は分かっているでしょう、気に入る言葉をかければ良かったのに・・・と。
でも、世子は分かっていても、父に嘘をついたり欺いたりすることはできないと言ったのです。そうすることで機嫌を損ねる事は分かっていても・・・。
「いつか分かってくださる。いつになるかはわからないが・・・。」
父と息子なんだから・・・と世子は言いました。
でもね、それは聡明な世子だからこその考えで、疑心に凝り固まってる仁祖には到底無理なことなんですよ。
世子が軟禁されたことを、公主たちは民に知らせました。
貼り紙をしたのです。
重臣たちが不正を行っている事を、世子が追及しようとしたら、咎められて軟禁されている・・・と。
民は怒りました。
捕虜になった民を一人でも多く帰国させようと奔走してくれたことを知っているのです。ふがいない父王のために人質となったのに、異国の地で民の為に、国の為に働いてくれた世子を、民は信頼しているのですから。
民心を動かそうとする公主たちの動きを知ると、ジャジョムは取り締まりを始めました。
でも、民がそれを防いだのです。
本当の事を話してくれた人を捕まえるなんて、間違っている・・・と言って。
公主たちの方法は一応成功しました。
重臣たちは、チャンスと見るや、世子の廃位を要求し始めました。
でも、おそらく仁祖はそこまでは考えていなかったでしょう。
で、一刻も早く決着をつけたいヨジョンが、またも酷い事を企んだのです。
息のかかっている医官に命じて、毒を盛ったのか、或いは、針でどーにかしたのか・・・。
あっけなく世子が死んでしまいましたよ
公主たちは、ヨジョンが医官を遣わしたと知るや、世子の命が危ないと察し、仁祖に会う事を許してほしいと頼みました。
世子の命が危ないと必死に訴える公主を見ても、仁祖には全く危機感はありませんでした。
だって、ヨジョンに言われて、自分が許可したんですからね、医官を遣わすことを。
まさか・・・ですよ。
だけど、遅かったんです。
ジュウォンとイヌが軟禁されている屋敷に駆けこんだ時、既に世子は息絶えていたのです。
直後に駆け付けた仁祖は、信じられませんでした。
口では許さない、死んでも動じることは無い・・・なんて言い放っていたけど、それはまさかそんな事が起る筈がないと思っていたからで。息子が死ぬなんて、予想もしていなかったのです。
だけど、その瞬間、ヨジョンとジャジョムの顔が浮かんだようです。
何も証拠は無いけど、彼らが企んだということは仁祖にも明白でした。
問い詰めた時、一応、ヨジョンは否定しました。
でもね、言ったのです。
王様が許可したのですから、責任を問われるのは王様です・・・と。
愕然としました、仁祖。
その時初めて彼らの策が読めたのです。
そして、仁祖はヨジョンたちの読み通り、保身にはしり、彼らの罪を問う事はしなかったのです。
公主やジュウォン、そして世子側の重臣たちは、必死に真実の究明を仁祖に訴えました。
民も、世子の死を悼み、号泣しました。
朝廷の役人の中にも、真実を追求してほしいと訴える者もいました。
だけど、この時も、ジャジョムは役人も民も捕まえて、世論を封じたのです。
いったい何時まで奴らの悪事は続くんでしょう。