衛星劇場さんで、本日23時より日本初放送を迎える「内省的なボス(原題)」。
主演のヨン・ウジンssiのサイン入り大判ポスターのプレゼント企画です
プレゼント数:4名
応募締切:6月15日(木)
詳細、申し込みは、こちらから。
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このままでは屈辱的な降伏を余儀なくされる・・・と世子は言いました。
仁祖は、受け入れられません。無能な王だというだけじゃなく、ふがいない父という烙印まで押されてしまう事になる・・・と。
それでも、世子は受け入れると言いました。
そして、交渉のために、清の陣地に行く事になったのです。
でもそれはジュソンの思うつぼでした。
世子が君臣の関係を結べと言う条件を受け入れるとは思えません。
拒んだ世子を、その場で殺してしまうよう、清の将軍と決めていたのです。邪魔な世子さえ除いてしまえば、あとは自分の思うがまま・・・と考えたのです。
世子が殺されてしまったら、もう朝鮮の士気はダダ下がりでしょうしね。
交渉の場に臨む世子を、ジュウォンが止めました。
命が危なくなることを察したのです。
そして、交渉が行われることを利用して、起死回生の策を考えたのです。
交渉の場に行ったのは、世子の替え玉でした。
その時、イヌは勤王兵を呼びに行っていました。
そして兵を引き連れてこちらに向かっていたのです。
交渉の隙をついて、総攻撃をかけるように・・・というのが、ジュウォンの策でした。それを公主に連絡して来たのです。
公主は火器都監の職人たちに指示し、火薬と武器を江華城に設置させました。
勿論、その策は仁祖の了承をとっていました。
これが最後の手段だと仁祖も覚悟を決めていました。
世子が替え玉だと清側にばれました。顔を知ってる将軍がいたのです。
欺いたな・・・と総攻撃を命じようとしたその時、知らせが入りました。
江華城で戦いが始まり、勤王兵が都に向かっている・・・と。
イヌは江華城を兵とともに必死に守ろうとして戦っていました。
ところが、頼みの勤王兵のうち、ジャジョムが率いる兵が来ないのです。ジャジョムの受け持つ兵は2万もいました。
それが来ないとなると・・・。
勿論、ジャジョムは兵をだすつもりはありません。
朝鮮に勝ち目は無いと思ってますからね。そうなったら、後の事を考えたら、清に恩を売っておくのが得策・・・だとね。
その上、天まで朝鮮を見限ったのです。
雨が降り出したんです。
そうなると、火器は使えません。劣勢になるのは火を見るよりも明らかです。
仁祖と世子は雨を見上げ、絶望に打ちひしがれました。
結局、朝鮮は敗北を認め、君臣の関係を結ぶほかありませんでした。
仁祖の耳に光海君の最後の言葉が甦りました。
“お前は勝利したわけではない。いずれ痛恨の敗北を招き、この国に暗黒の時代を築くだろう。その時、お前と重臣たちはさらなる苦しみと屈辱を味わうことになるだろう”
その通りになってしまったのです。
仁祖は清の皇帝の前で、龍袍を脱いで下着姿になりました。
そして、『三跪九叩頭』の礼を指示されたのです。
三回跪き、九回頭を床に叩きつけると言う礼だそうです。
世子やポンニム大君、公主、重臣たちが居並ぶ前で、その礼をした仁祖。
皆、泣きながら見つめていました。
泣きながら顔をうつむけたポンニム大君に、世子が言いました。きちんと見ておけ・・・と。
「この瞬間を忘れるな。」
額が割れて血だらけになっても、仁祖は礼を続けました。仁祖もまた、必死に耐えていたのです。堂々と礼を尽くす事が、せめてもの朝鮮の王としての責任の取り方でしょうか。
そして、世子とポンニム大君、世子嬪と王子は、人質として清に送られたのです。
人質から解放されたのは、それから8年後のことでした。
世子とポンニム大君が朝鮮に戻って来たのです。
民は泣いて喜びました。
そして、公主たちも・・・。
ただ、ジャジョムやジュソンは落ち着いていられません。
仁祖の体調が悪いこともありますが、なにせ自分たちを心底憎んでいる世子が立派になって帰国して来たのですから。
身の危険を感じても当たり前ですな。
でもね・・・。行く末を少々知ってる私とすると、手放しで喜ぶ事は出来ないんですよ
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プンヨン、どこまでホンジュに騙されるのか・・・と思ったけど、それは私の誤解でした。
そこまでお人よしじゃ無かった。
父ヒョンソが、自分を信じるなと言ったこと。それはヒョンソ自身がホンジュに操られていることを暗に教えていたのかもしれません。
ホンジュの本当の目的が何なのか、知るために騙されてるフリをしたってことですね。
火をつけた小屋にヨニはいませんでした。
ほくそ笑みながら見つめるホンジュでしたが、焼け跡にヨニの死体が無い事を知ると、プンヨンの仕業だと思いました。
プンヨンは別のところにヨニを連れて行っていたのです。
そして、ジュンにその場所を示した地図を渡したってわけ。
ジュンはヨニを無事発見しました。
ホンジュは、ヒョンソを使ってヨニを殺そうとしました。
が、プンヨンやジュン、ヨグァンに防がれ、結局、縛りつけられてしまいました。
相変わらず、ヒョンソは殆どがホンジュの操り人形なんだけど、時折正気に戻ると言う状況でした。
プンヨンは、ホンジュの元に乗り込み、殺そうとしました。
でも、ホンジュは黒短剣を持ち出し応酬。
ホンジュに怪我を負わせたものの、黒短剣で斬られたプンヨンは、倒れてしまいました。
ホンジュが怪我をした時、ヒョンソは一瞬正気を取り戻しました。
この隙に・・・と、ジュンは、ホンジュの黒呪術の元は何かと聞きました。
「黒短剣・・・。それを三昧真火で燃やせ。」
きれぎれの口調でヒョンソが言いました。
黒短剣に、ジュンは記憶がありました。ホンジュが自分の結界を破った剣だったからです。
黒短剣を奪いに、ヨニがヨグァンとホンジュの元に向かいました。
ヨニは、ジュンが行くというのを止めて、自分が来たのです。ジュンを死なせたくないと言う思いからです。
でもね、ジュンはヨニとは別に動いていました。
ホンジュがヨニの前に現れている隙に、ホンジュのアジトに忍び込んだのです。
で、あっけなく黒短剣を発見
ジュンは、ヒョンソから忠告されていました。
黒短剣に触れると、黒呪術に犯される可能性があると。
心にある悪い心や弱い心に入り込むのが黒呪術だ・・・とヒョンソは言いました。
「気をしっかり持て。揺らいだ瞬間、黒呪術に犯される。」
ジュンが黒短剣を手に持った瞬間、ジュンのこれまで傷ついて来た過去の記憶が甦りました。
母の身分が低いためにずっと蔑まれてきたこと、死んだように生きろと言われたこと、そしてそのためにきっとヨニすら離れて行くだろう・・・等々。
ジュンの瞳がヒョンソと同じような憑かれた輝きを帯びました。
てっきり、そのまま黒呪術に浸食されてしまったんだろうと思ったのですが。
ジュンの意志は強かったんです。
ヨニと会った時、いつも傍にいるジュンの姿が無いのを不審に思ったホンジュが慌ててアジトに戻って来た時、ジュンは黒短剣を胸に抱えてうずくまっていました。
それを見たホンジュは、ジュンも黒呪術に犯されたとほくそ笑んだのですが。
ジュンは正気でした。
そして、プンヨンも意識を取り戻していました。
プンヨンは三昧真火を起こしました。
そして、その火の中に、ジュンは黒短剣を放りこんだのです。
ホンジュは叫びながらその黒短剣を火の中から取り上げようとしました。
でも、それは無理で、苦しみながら倒れ込んだのです。
ホンジュの口から黒い煙のような呪いが出て来て、消えました。
これでホンジュも正気になる
まさかね・・・まだ4話もあるもんね。
ところで、大妃は、相変わらずヨニとジュンの仲を裂こうとしています。
ヨニを説得しようとしてるのを、ジュンが聞いてしまいました。
呪いだの何だのというストーリーの中で、この部分だけがとてもリアルでほっとします。
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名医さえ治せない病をお前ごときが・・・と宣祖はジュンに言いました。
それはそーですよね。すぐには信じられないのが当然です。
医者でも治せないのは、ホンジュがかけた黒呪術だからだ・・・とジュン。
そして、こんな自分の話を聞こうとしているのは、宣祖自身がそれを疑っていて、何かに縋りたい思いでいっぱいだからだ・・・とね。
一方、プンヨンは自分の能力が突然出現した事に驚いて戸惑っていました。
ホンジュは、ヒョンソの道力が失われ、プンヨンに移行したことを知り、その力を利用しようと考えていました。
火を操れる術は、呪いを消す事が出来る・・・なんて言い、ヨニを焼き殺させようとしているのです。それが、ヨニの呪いを消し、助ける方法だ・・・なんてね。
プンヨン、信じこんでますよ。それは勿論、父ヒョンソから詳細な話を聞いたからでもあります。
ただ、ヒョンソはホンジュの操り人形ですからね。その説明はホンジュの意志なんですが、プンヨンはそれを知らないのです。
ジュンは、ホンジュを一日だけ牢に入れて貰いました。邪魔されないためです。
宣祖の傷を診ました。
でも、傷を診ただけでは、それが黒呪術によるものかどうかの判断はつきませんでした。でしょうね
で、ヒョンソに相談しようとしたんだけど、ヒョンソは既に死んでいて、ホンジュの黒呪術によって生かされているだけだと知り、愕然としました。
ヨグァンと共に調べて、それが言霊の術ではないかと推察。
つまり、宣祖はまだ即位する前に、ホンジュによってその呪いをかけられていたってことです。だから、王位についた時、周囲は皆敵で、王位を狙って自分を害そうとしている・・・という考えに支配されてしまったのです。
信じられるのはプンヨンだけ・・・と思っていたのに、そのプンヨンが離れて行った今、本当に孤独でいっそう猜疑心の塊と化してしまっているのです。
ヨグァンにこの術を解く力はないと言いました。
ヒョンソでさえ、解く方法は無いと言いました。運命を受け入れるしかない・・・とあっさりと冷たく言うヒョンソ。
その様子を見て、ジュンはその言葉がヒョンソ自身のモノではないと感じました。ホンジュによって言わされている・・・と。
ヒョンソは意識さえ奪われているんだけど、必死に正気に戻ろうとし、ジュンに一言だけ言えました。
「魔医禁書を読め。」
ジュンは牢にいるヨニに密かに会いに行き、魔医禁書に書かれている薬について聞きました。
“真告詠”と言う薬で、心の中の真実を吐き出させたら、呪いは解けるかもしれない・・・とヨニは言いました。
ジュンとヨグァンは、その薬を作り、宣祖に差し出しました。
ただね、直前に、ホンジュに操られたヒョンソがその薬に呪いをかけていたんですよ。
躊躇した宣祖ですが、結局、その薬を飲みました。
そしたら、苦しみ始めちゃったよーっ
宣祖はすぐにジュンを捕えるよう命じました。
そして少し回復した翌日、ヨニと共に処刑すると言ったのです。
大妃が駆け付け、必死にその命令を取り消すよう頼みました。でも、宣祖は激怒し、聞く耳を持ちません。
ジュンは言いました。
「何が怖いのですか。誰よりも権力を握っているのに。」
「黙れ」
宣祖はいっそう激高しました。
「お前たちは皆、陰で私を無能で凶暴な王だと罵っているのだろう。だからこそ王女は私を殺そうとした。」
違います・・・とヨニは言いました。
「ホンジュから守りたかったのです。」
「王様を守ろうとする者もいるではありませんか。」
と、ジュンが言いました。
でも、宣祖はまだ信じません。皆自分を殺そうとしている者たちばかりなんだから・・・と。
それならなぜ私を信じ、薬を飲んだのですか・・・とジュン。
「本当は罵ってる者たちに認められたかったのでは?」
その言葉を聞いた瞬間、宣祖の首に現れていた呪いの印が消えました。
そうだ・・・と宣祖は落ち着いた口調で言いました。
「認められたかった。王になりたくてなったのではない。王座がどれほど重く恐ろしいものか分かるまい。傍系である私を皆が無視した。」
私も聖君になりたい。認められたい、民にとって良き王になりたい・・・と。
宣祖は朝鮮王朝始まって以来、初めて側室から生まれた王でした。
それは嫡流を王とするという原則を始めて破ったことになったわけで。宣祖にとっては、相当引け目や罪悪感を感じる座だったんでしょう。周囲も、そう言う目で見たのは確かでしょうから。
これに関しては、「王の顔」等でも題材として使っていますね。あちらは王の顔では無いと言う顔相による見立てによって苦しみ、こちらは呪いをかけられてる・・・という違いになっていますが。
とにかく、ずっとずっと苦しみ続けてきた事を、初めて吐き出す事ができたんです、宣祖は。
その瞬間、宣祖は苦しみながら体内から血の塊を吐き出しました。
そしたら、身体に生えていた棘が消えて行ったのです。病が完治したのです。
寺のろうそくに一つ火がともりました。
ホンジュが苦しみ始めました。
宣祖はホンジュを捕まえました。
ホンジュは必死に訴えました。大妃はどんな手段を使っても子供を授かりたいと言い、宣祖はヨニを殺せと言ったじゃないか・・・と。
ま、無駄ですけどね。
そこに、赤い道袍としてソルゲが引っ立てられて来ました。
ソルゲはホンジュの命で、殺人を犯した事を告白。2人とも死罪を言い渡されました。
プンヨンは、ソルゲが赤い道袍だと知り、ショックを受けました。本当に信じていましたからね。
でもねぇ、ここで情をかけちゃいけないよ。
プンヨンは、ソルゲとホンジュを牢から出しちゃったよ・・・。
オクも、赤い道袍をジュンだと偽った事を罪に問われ、捕まりました。
宣祖はジュンを信用し、友のような関係になれそうです。
ただ、ヨニは王女であり、ジュンは両班の庶子。身分違いと言うのは大きいわけで。大妃はヨニの想いを知ってはいるけど、やはり2人の仲を認める事は出来ないのです。
そして、ジュンも、それは重々分かっていました。
ある夜、ヨニが拉致されました。プンヨンです。
ホンジュに言われたように、ヨニの呪いを解き、元のヨニに戻すため、焼き殺そうとしてるんです。
あいやぁ~っジュン、間に合う