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内省的なボス OST (tvNドラマ) |
クリエーター情報なし | |
CJ E&M |
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すっかりな雰囲気になったファンギ&ロウン。
でもね、この時一夜を共にしたものの、実は同じベッドで寝ただけ。二人とも食中毒で弱ってましたから
翌朝目覚めた二人は、まだ甘~い雰囲気。
でも、そこで一気に頭を冷やされる出来事が。
ロウンの父が灯油缶を持って部屋に入って来たのです。
ロウン父はウ記者から、ロウンの事を聞かされたのです。ロウンがジヘの復讐のためにブレイン広告に入った・・・と。
実は、これまで、ロウンは就職したことも、ましてや死んだ姉の勤めていた会社に復讐の為に入った・・・なんてことは一切話していませんでした。
まぁ、話せる事でも無いですが。
ウ記者は、ロウンが心配になったのです。
姉の復讐相手(・・・ウ記者はそう信じてます)を、復讐を忘れてしまうほど愛してしまったロウンのことが。
で、ロウン父は流石に怒りのあまり乗り込んで来たってわけ。
でも、まさかそこにロウンがいるとは思わなかったし、会社の責任者が、自分の店の常連だとは思ってもみなかったのです。
ロウン父は、ファンギに騙されたと思いました。
これまで、ファンギのことを決して悪く思った事も無かったし、ロウンを密かに想ってる純情な青年・・・ととらえてきていましたから。
本当は、ジヘを死に追いやった当人だったなんて・・・ですよ。
ファンギは跪いて謝りました。
でも、ロウン父の怒りは収まるどころか、いっそう強くなったのです。
ロウンに、家に帰るようキツク命じて出て行きました。
必死にファンギの思いを説明するロウン。
だけど、ロウン父には通じません。自分たちを愚弄したと思ってしまってます。
ロウンは、父を責めました。
何もするなと言ったのは父さんだった。彼がここに通っていた間、私が復讐しようとしていた間、父さんは何をしていたの・・・と。
「出て行け。」
父はそう言いました。
ロウンの行く場所は、ファンギのところしかありませんでした。
でも、ファンギはロウンに、家に帰るよう言いました。
何もしなかった父・・・とロウンが言うと、ファンギは、言いました。
「娘の性格をよく知ってるから、そう言ったんだろう。傷つかないようにと思って。何かをするのも大変だけど、何もしないことも、お父様にとっては大変だったと思うよ。」
そして、お父様にはロウンしかいないんだから・・・と。
実は、ロウンが来た時、ファンギは出かけていました。ファンギは、ロウンの父に会いに行っていたのです。
勿論、追い返されました。
これまで彼がロウンにプレゼントした花束を叩きつけられ、塩をかけられ・・・。
それでもファンギは店の前に跪いて謝ったのです。
それを、ロウンは見ていました。
ロウンも、ファンギの行動を知っていて、敢えて口にしませんでした。
結局、その夜は、ロウンの粘り勝ち。
ファンギはテントで、ロウンはベッドで眠りました。
昨日は、二人とも体調が悪かったからベッドで一緒に寝た・・・なんてファンギは言い訳をしましたよ。
翌朝、よりによってソンボンが早朝に出社してきちゃった
洗面所に逃げ込んだロウンは、着替える事も出来ず・・・。
仕方ないので、ファンギが洋服を買ってくる事に。・・・ってか、前夜来てた服はどーしたどこに脱いだのさ。同じ服じゃ外泊したって分かるから
ま、とにかくファンギがブティックに行きまして、そこでイスとばったり
ファンギに恋人が・・・とイスは喜びました。
後で、それがロウンだとイスは知りました。だって、自分が見立てた服をロウンが着ていたんですもんね。
ウィルじゃなかった・・・という安ど感もあったかもね。
ロウンはその日、家に帰りました。
ところが、帰ってみると、母と姉の写真等が一切無くなってしまっていました。
父が過去の事を忘れさせようと、始末してしまっていたのです。
結局また喧嘩してしまい、ロウンは今度は荷物を持って家を出てしまいました。そしてファンギの元に・・・。
で、そのまま泊まろうとしたんだけど、そこになんとヨンジョンが。
ヨンジョンとロウンは、一応ファンギを取り合う仲。
でも、ぎすぎすした関係じゃなく、姉と妹の様な感じです。二人の性格が明るいからでしょうね。
ロウンは、姉の事件のことをヨンジョンに打ち開けたようです。そしてファンギがまだ真実を話してはくれていないことも。
「ファンギを信じて焦らずに待ってあげて。」
と、ヨンジョンは言いました。
自分が手に負えない真実だったら・・・と思うと、怖いとロウンが言いました。
「私が知ってるファンギは、自分の為に黙ってる人じゃないわ。」
その言葉にロウンは頷きました。彼女もそう思えるからです。
ヨンジョンは実は察していました。
3年前からこれまで、ファンギが守ってきたのはウィルのことだ・・・と。
「あなたなのね。3年前のクリスマスイブからファンギがずっと守って来た人。」
ウィルは、言葉に詰まりました。
その様子を見て、ヨンジョンは確信を持ちました。
「ファンギにあなたは必要じゃないわ。それでも守ったの。」
ウィルはファンギに怒りをぶつけました。
ファンギの父ボクドンや母に利用されて嫌になってに捨てようとしたのに、ファンギがイスの傍にいろと言った・・・とウィル。
今まで積み重ねて来たモノを崩す事はできない・・・。お前も会社も失うのが怖い・・・と。
「イスのそばにいる。もしイスが真実を知ったら・・・。」
そう言いかけたウィルを、遮るようにファンギが言いました。
「イスは知ってる。」
あいやぁ~・・・
3年前のジヘの自殺に至る真相が明らかになりましたよ。
ジヘとのことを責められてウィルは、咄嗟にミスだった・・・とファンギに言いました。
それを聞いてしまったジヘが、その場を逃げ出したんですが、その先にいたのはイスだったんです。
イスもウィルたちの話を聞いてしまったのです。
ジヘが、これは本当に過ちで、ウィルの本心じゃないと必死にイスに謝りました。
でもね、イスにはそれが過ちとは思えませんでした。ウィルという人間をよく知っているからです。
おまけに、ジヘが、自分がウィルからプレゼントしてもらいたかったペンダントを貰った事を知り、いっそうショックを受けたのです。
イスは発作的にジヘの前で手頸を切りました。
衝撃を受け、おろおろするジヘに、イスは言いました。
「あの人の事は憎めないから、あなたを憎むわ。彼が何をしても私は捨てられない。本当に悪いと思うなら、消えて。お願いだから。」
その後、ジヘは死んだのです。
ファンギは、ウィルにもイスにも真実から目を逸らしてほしくなかったのです。
ウィルはずっと負い目を感じながら、そしてイスは、知らないフリをして生きる事は決して幸せとは思えなかったのです。
だから真実を公表しようと言うのです。
そしてそれはジヘの遺族、ロウンとその父に対する謝罪でもあると考えたのです。