内省的なボス OST (tvNドラマ) | |
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酔っ払ってるファンギは、笑顔をたくさん見せました。
ロウンは、初めて明るく笑うファンギを見ました。その笑顔がとてもきれいだと言う事も知りました。
しかし・・・。次に気付いた時は朝。
既に、ファンギとウィルの姿はありませんでした。
慌てて飛び起きたロウン。
そっと部屋を出ようとしたんだけど、ずっと彼女を探してたセジョンに見つかっちゃった
セジョン、役者仲間でしたが、今はロウンの後を追ってブレイン広告に入社して来て、サイレントモンスターで同僚となっています。
ずっとロウンに愛情をアピールして来ていましたが、ロウンはそれを彼特有の冗談だと思い込んでいましてね。
だけど、本気なんです、セジョンは。
実はセジョン、ある大会社の会長の孫と言うおぼっちゃまなんです。
でも、それを明かしたら皆の態度が変わってしまうのが嫌で、ずっと秘密にしていました。
ただ一人、ロウンだけが態度が変わらなかったんだそうです。だから、ロウンを好きになったってわけ。
ファンギの部屋から出て来たってことは、一夜を共にした・・・とショックを受けたセジョン。
ロウンが誤解だと言っても、信じてくれません。元々、ロウンとファンギは両想いなんじゃ?・・・と疑っていたようですね。
一気に嫉妬心がめらめら
当てつけのように、ギョリと仲良さそうに振る舞い始めましたよ。
ギョリがセジョンを好きだと知ってるロウンは、なんとも複雑な立場になっちゃった。
ファンギとウィルは久しぶりに心を割って話をしていました。
ロウンに対する気持ちを打ち明けたウィル。まぁ、強い気持ちと言うよりは、ロウンと一緒にいたら、昔の自分に戻れ、ファンギとも昔のように喧嘩したり笑ったりする事が出来る・・・という恋の始まりのような感情なのかもしれません。
でも、これからもそうしたいと思ってる事は事実です。
「そうするには、イスとの結婚は無理だと思う。」
そして、ジヘとのことを打ち明けました。3年前、突然のジヘの自殺に動転してしまって、きちんと話が出来ていなかったのも事実でしたから。
「僕か犯した本当の過ちは、彼女を選ばなかったことだ。」
と、ウィル。同じ過ちを犯したく無い・・・と。
ウィルのその言葉に、ファンギはとうとう事実を打ち明けなければいけなくなりました。
ロウンが、ジヘの妹だということです。
「お前が選ぼうとしているのは、チェ・ジヘ秘書の妹だ。」
パワハラ問題を公にしたのも、ロウンだと言いました。
あまりにも思いがけない事実に、ウィルは驚きました。
だとしたら、何故、ロウンがこの会社に入ってきたんだ?・・・と。
もしかしたら、ウィルはその時、自分とジヘとの関係を知られるのでは・・・と保身の思いが過ぎったかもしれません。
ロウンにかまうなとファンギは言いました。今度こそは自分が守る・・・と。
お酒に酔っ払っていた時は、あんなに明るく朗らかだったのに、またいつもの仏頂面に戻ったファンギを見て、ロウンはファンギだけの意志疎通の方法を提案しました。
信号になぞらえて、赤のシールを貼ってる時は、絶対邪魔されたくない接近禁止の意味。急ぎの報告だけ大丈夫な時は黄色。決済や質問、相談、何でも受け付ける時は青。それで示してほしい・・・なんてね。
子供みたいで、他のメンバーには不評でしたが、案外ファンギはなじんでいます。
会社に戻ると、ウィルとイスの結婚発表が社内一斉メールで報告されていました。
ファンギ父ボクドンの仕業です。
勿論、ウィルには何の報告も相談も無く・・・。
ウィルは、むっとしましたが、ボクドンに面と向かって歯向かう事も出来ず・・・。
イスに不満をぶつけようとしたんだけど、イスはウィルを抱きしめて言いました。
「一緒にいて。それだけでいいから・・・。」
イスも可哀相です。両親のために、たくさんの苦労をしていますからね。
ウィルは、ロウンを会社から追い出そうとファンギに言いました。
イスとの結婚問題も浮上し、頭が痛いのに、ロウンが何か企んでいるとしたら・・・と不安でたまらないのです。
会社にいる理由が分からないからです。
混乱しているウィルは、ファンギがロウンを利用して自分を陥れようとしているのでは?・・・なんて事まで考えてしまいました。
そんな事は無い・・・とファンギが言いました。でも、そう思う理由を言わないため、ウィルは不安が募ってしまうのです。
社内では、ウィルとイスの結婚が発表されたことで、後継者争いが勃発した・・・と勝手に噂されました。
今のところ、どー見てもウィルが優勢です。
古い映画館のリニューアルの依頼が来ました。
あれこれと話し合いますが、ファンギはなかなか結論を出しません。
時間をかけて考える・・・なんて言ってる間に、ウィルたちのグループは提案を発表。なかなかの高評価を得ました。
サイレントモンスターチームは、ファンギの悠長な態度にイライラを募らせました。
でもね、ファンギはふと冗談のようにつぶやいたソンボンの案を採用したのです。
古い映画館という環境を生かして、ホラー映画専門館にするのはどうかという案です。
最初、ファンギの結論に驚くだけだったソンボンや他のメンバーも、次第にやる気を出していくソンボンの姿を見て、気持ちが変わりました。
結局、ソンボンは独創的な提案をし、採用されたのです。
ロウンは改めて知りました。ファンギが本当に部下たちをよく見ていることを。
“ボスは耳を傾ける人だった。静かに黙っていたのは、話すのが嫌だったからじゃなく、人の意見を聞きたかったからじゃないのかな?”
そう思いました。
映画館のリニューアルオープンのイベントの日。
ロウンは皆をお化けやモンスターのように化粧してあげました。
ファンギの顔もメイクしてあげようとしていましたら。ファンギが何か言いたそうな目でロウンを見つめました。
いつもと違うファンギの様子に、ロウンもどきまぎ。
そんな二人を、ウィルが見ていました。
ウィルはセジョンから、二人が両思いだと言う事を聞いていたのです。
ファンギがロウンを追い出さない理由が分かったと思ったかな?