まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ウチに住むオトコ』8話まで

2017-09-27 23:22:42 | 韓国ドラマのエトセトラ
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送ってくれていたドッポンはどーなったのかと気になっていたんですよ、あたしゃ。

家に本を取りに戻るとナリは言いました。

待っているからというドッポンに、待たないでと言い、気もそぞろなナリ。

ドッポンは、じゃぁ・・・と、ソウルに戻るから、いつか時間を割いてほしいと言ったのです。大人な対応ですね。

そうじゃないと、ナリとナンギルのシーンを目撃してしまう羽目になったでしょうから、ドッポンにとっても幸いだったと言えましょう。

でもね、自分で思ってる以上に、これはドッポンにとってストレスになっちゃったようです。いつも皮肉屋な感じで声を荒げないのに、事故を起こしそうになった時、相手の車に怒りをあらわにしていました。ハンドルにもやつ当たりしてましたしね。

 

ナンギルは、告白したものの、やっぱり、済まないという気持ちもあって・・・。

でも、ナリが、映画の『愛とは後悔しないこと』という台詞を言うと、照れくさそうな笑顔を見せました。

ナンギルの表情が一気に恋する男の子のようになっています。男性・・・じゃなく、男の子なんですね、これが。

ナリが自分を愛してくれたと言う事が、ナンギルには信じられない思いでした。幼い頃から、ただただ一筋に想い続けて来た人ですからね。

夢見心地なんだけど、冷静なところもありました。ナリが一時の感情かもしれないと。

だから、この場所からソウルに戻って冷静になった時、後悔するかもしれないと。

そうなったら言えと言いました。俺は大丈夫だから・・・と。

突然連絡を絶ったとしても、男性とデートしても、急にやって来ても、呼びだしても・・・。

うん、大丈夫と頷くナンギルが、可愛い

恋愛は幼稚なモノなの・・・とナリ。

これまでそんな幼稚な事、全く経験の無いナンギル。無理に大人の世界に入らされたってことですね。

 

「このままでいこう。お互い大人だもの。解決すべき問題と折り合いをつけながら。」

と、ナリは言いました。

「俺が解決するから。」

と、ナンギル。ナリには絶対に迷惑をかけないという意志が感じられます。ナンギルはずっとこのセリフを何度もナリに言ってますもんね。

 

ところで、ホン餃子の3人の従業員のうち、一番お喋りなヨンギュを除いた二人、ジュンとハニは、ナンギルの事情を把握しているようです。

ヨンギュを演じているのは、チ・ユノssi。「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」で、ソルのストーカーヨンゴンを演じていた方です。

ナンギルは、ペ代表に呼び出されていました。

そこに向かうのに、ジュンたちが車で送ろうとしました。ナンギルに心酔してるようで、ダダ金融に行くのを心配しているようです。

でも、その日、ナンギルはぺ代表の呼び出しに応じませんでした。電話にも出ません。

ナリとの事が心を占めていたのでしょう。不安と喜びとが・・・。

それでも、ナンギルはナリとの恋愛を止める気にはなりませんでした。

 

仕事に復帰したナリ。

周囲は、ヨジュとのことで心配していたようですが、既にナリの心はナンギルでいっぱい

年は少々いってますが、ごくごく普通の始まったばかりの恋人たちです。

 

ドンジンが、ナリに連絡して来ました。

香港に転勤になったので、発つ前にナリに渡したい物があると言いました。

それは、ナリが小学生の時に書いた詩でした。

ナリ母が、ナンギルにこっそりと教室に貼りだしていたのを盗ませて手元に置いていたモノでした。ナリの結婚する相手に渡そうと思って・・・。

ナリに内緒で、ドンジンにプレゼントしていたのです。

返したら、本当にナリとの関係が終わってしまうので、先延ばしにしていたのです。でも、やっと決心ができたようです。

ドンジンは、ヨジュと一緒に香港に行こうと決めていました。

ところがですよ。

 

ヨジュのタイミングが悪い。

この場に乗り込んで来ちゃったんです。ナリと会うのを知り、邪魔しようとしたんですね。

丁度その時、ナリはドンジンから、ナンギルが倒れた事があると言う話を聞いたところでした。自分の前でも一度倒れています。

隠してるけど、不治の病では?・・・と一気に不安が押し寄せて来ました。

ヨジュの話なんぞ、耳に入りません。

おまけに、店にヨジュの元カレとその恋人が居合わせちゃって。

元カレの恋人は、以前、仕事中のヨジュに掴みかかった前歴がありましたので、当然、ここでも大騒動。

ドンジンの前で、自分の前歴をばらされ修羅場となってしまったヨジュは、もう破れかぶれですよ。ドンジンも呆れて口を挟む事も出来ませんでした。

結局、ドンジンはヨジュに別れを告げました。

 

で、ナリはと言うと、ナンギルの事で頭がいっぱいになって、店を飛び出して行きました。

友達のランスクの車を借りて、実家に向かったのです。

ところが、ペーパードライバーのナリ。

かなりの長距離運転になっちゃって、実家にたどり着いた時は、もう緊張し過ぎでくたくた・・・。

でも、又も直球でナンギルに聞きました。深刻な病気なの?・・・と。

 

ナンギルの病気は、言わばナンギルだけに出る症状らしいです。身体のどこも悪く無いのに、突然いろんな症状が出るんだとか。

今のところ、酷いめまいと呼吸困難のようですけどね。パニック障害、PTSD、不安障害等々が混在しているようです。

ソウルでは症状が出るけど、ここでは出ないと言いました。

今が逃げるチャンスだ・・・とナンギルは言いました。

でも、ナリにそんな気はさらさらありません。自分がナンギルにとって逃げ場だと言いました。

そして、あの詩をナンギルに見せたのです。勿論、ナンギルは覚えていました。自分がナリ母に言われて盗み出した物ですから。

「プレゼントするわ。」

 

ヨジュにも事情があるようです。

元カレとの事も、かなり誤解されてる部分があるようで。

結婚相談書の担当者から、ドンジン母に会費を返したという連絡が入りました。ドンジンには内緒で母親が申し込んでいたようです。

一緒に香港に行く恋人がいるからと言われ、退会を申し出たそうなんです。

ヨジュ、ドンジンの気持ちを今になって知りました。後悔しても遅いよね。まだ間に合うかな?

 

ドクシムは、今ホン餃子でアルバイトしてます。

強引に頼み込んだ状況です。冬休みだとかで、毎日ナンギルの傍でいられるのが、嬉しくて仕方がないようですね。

でも、そこにナリが来たので、またもご機嫌斜め。

 

ドッポンとドクシムの母が入院したとの知らせが入り、二人は急いで病院に向かいました。

二人は同じ母親だったの?異母兄妹かと思ってたよ、あたしゃ。

その様子をヨジュが目撃。ヨジュは、父親が倒れて担ぎ込まれたのです。

 

ナリは、ナンギルに戸籍の整理をして、新しく始めようと言いました。

でも、ナンギルはダメだと即答。そんな事をしたら、全ての借金や問題がナリに降りかかってきますからね。

全て解決できたら・・・とナンギルは言いました。それまで待ってほしいと。

 

幸せな二人の前に、ペ代表が現れました。

ナリを先に行かせ、ナンギルはペ代表に、自分が知らない事情とやらを聞きました。

昔、まだナンギルがペ代表の息子だった時、ある事件が起りました。

なんと、ナンギルたちに追われて逃げようとし、2階から転落死してしまった人物、それが、ナリの実父ホン・ソンギュだとペ代表が言いましたよ。

ナンギル、気が遠くなりそうです。

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『ウチに住むオトコ』7話まで

2017-09-27 15:48:47 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

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ナンギルが近づいて来た時、ナリは、一瞬思います、これは展開がちょいと早すぎるんじゃないか?・・・って。

ナリの心の声が時々二人目のナリとして出現するのが、ちょいと面白いです。

ナリのそんな期待を裏切り、ナンギルは冷静に答えました。

「その通りだ。長い間覚えていたし、今でも好きだ。でもそれは美しい思い出のようなものだ。ソウルでのホン・ナリは知らないし、別人だと思ってる。」

別人なの?・・・とナリ。不満そうです。

「ここでは母さんの娘で俺の好きだった子だが、ソウルでは知らない女性だ。」

ナリ、大いに不満です。

ソウルでの私を少しずつ知っていけばいい・・・なーんて、自分の気持ちを告白したようなもんです。

 

警察は、ナリ叔父がナンギルを脅迫と監禁で訴えたということで、来たのです。

ナリは、偶然来合わせたドッポンを、急遽家の顧問弁護士だということにして、ナンギルに同行してもらいました。

詳細を聞くまでも無く、ナンギルにはダダ金融の仕業だと分かっていました。

で、ナリ叔父をずっと探しているということで、行方不明の届けをだしました。

ペ代表は、今後の裁判のためにも、ナンギルに前歴を付けておきたかったようです。裁判が有利に進められるように。

 

ドッポンは、ナンギルの経歴をナリに話しました。さほど驚きませんでしたね、ナリ。

こうなったら、ちゃんと3人で話をすり合わせておいた方が良いとナリは言いました。で、向き合ったわけですが。

ドッポンは、今後、婚姻無効と土地の名義変更を詐欺だと訴えられる可能性があると言いました。ナンギルとナリは、どう見ても義父と娘には見えませんしね。

だけど、ナンギルは手続き等に不備も不正も無いと自信がありますから、敗訴する筈は無いと言いました。

だったら、家族関係を壊さないように・・・とドッポン。二人はあくまでも義父と娘だと念を押したつもりなんでしょう。

その場で突然ナリに交際を申し込みましたよ。

 

ナリは、なんだかからかわれている気になったようです。

で、本心かどうかドッポンに聞きました。

やっぱりそうでした。ドクシムに説教している時のナリに、彼は魅せられたのです。

でも、ナリはあっさり断りました。

 

ナンギルは、ナリの気持ちを確かめたかったの?いやいや、確信したからこそ、釘を刺そうとしたようです。

ナリ叔父を電話で脅しているのを聞いたにもかかわらず、自分を信じているのは何故だと問いました。

そして、言いました。

「生きて来た人生が違い過ぎて不釣り合いだ。」

だけど、そんな事でびびるナリじゃありません。自分の想いには忠実だし、迷いもありません。

ナンギルは、自分の事をよく知らないのに、無鉄砲過ぎると言いました。そして、ナリ母と約束したと言いました。想いは断ち切ると・・・。

「それはあなた一人の勝手な約束でしょ。」

ナリは、自分の母がそんな事で反対する人では無いと知っていましたから。

「母さんの反対じゃない。俺の意志だ。」

ナンギルはきっぱりとナリの想いを撥ねつけました。

 

ナリは、母の昔からの知り合い『ヒョン餃子』のハルモニオレさんを訪ねて行きました。

オレさんは、ホン餃子も元従業員だそうで、ナリ母の事は勿論、ナンギルのことを良く知っていました。

一つ、謎が出て来ました。

ナリが幼い頃、実父と二人で出掛けたまま、数カ月帰ってこなかった事があったんだとか。あまりにも心配したナリ母は、やつれてしまい、夫から気持ちも離れてしまったに違いないとオレさんは言いました。

だけど、ナリにその記憶はありません。昔、父親と飛行機に乗ったおぼろげな記憶があると以前言っていましたが・・・。それがその時の記憶

 

ナリはナンギルにきちんとした服装に替えて・・・と言い、連れ出しました。

理由を聞くナンギルに、ナリは

「12時までデートしよう。」

と、言いました。気持ちを断ち切る前に戻って、まだ交際を始めたばかりの恋人同士になって・・・と。

12時になったら、全て元通りに戻る、シンデレラデートです。

 

最初、突然の話に、全く乗れないナンギル。

芝居がかった設定もこっ恥ずかしいし、しらじらしい会話に、ぶりっこ(・・・古い?)めいた話方も気に触るし・・・。

「夢は、ホン・ナリと結婚すること・・・でしょ?」

と、ナリ。

思わず、ナンギルはナリを見つめてしまいました。オレさんとオレさんの息子が、ナンギルの昔話をあれこれと事細かく聞かせてくれていたのです。

「母さんと家族になる唯一の方法だと思ったんだ。」

と、ナンギル。

だけど、ナリは聞いていました。当時のナンギルには、他の夢は一切無かったことを。

カフェに行き、食事をし、たき火に当たりながら、あれこれと話をしました。初めてのデートと言うコンセプトに合致してます。

 

最後に握手をして別れました。

楽しかった・・・とナリ。ありがとう・・・と。

オレさんから聞いた話をしました。母の葬儀の時、知らせるべき人たちにもれなく連絡したのはナンギルで、その他の葬儀一切を取り仕切り、悲しみで放心状態のナリに何もそれ以上の面倒をかけさせませんでした。

ナリは、全く気づいていませんでした。葬儀が滞りなく終わり、母がたくさんの人たちに見送られて旅立つ事ができたのは、全てナンギルのお陰だったということです。

「思い出したい記憶ができた。なぜあのころを忘れているのか。母が私に何故、何を隠したのか知りたい。でも、それを知ったら、私たちの仲が終わる気がしたの。だから最後に綺麗な思い出を作りたかったの。」

 

ドンジンから電話が入りました。

でも、ナリは出ませんでした。

ドンジンは、メールを送ろうとしました。

“やっと自分のした事が分かった。共に過ごした20代にすまない・・・”

その携帯を、ヨジュが奪い、投げつけました。

その日、ドンジンは友人にヨジュを紹介しようと連れて来たのですが。友人たちの頭には、ナリの記憶がすりこまれていて、何度も何度も名前を“ナリさん”等と間違えられる始末。

そして、昔の写真を見ると、そこにはナリの姿・・・。

それを見て、ドンジンは、写真の中の幸せを壊したことを実感したのです。

ヨジュ、ドンジンと別れようと思ったのかな?

直前に、ドンジンが結婚相談所に入会したという事も知ってしまいましたし・・・。自分と言う者がありながらの入会なんて、要するに結婚対象と見ていないってことですからね。

 

翌日、来年の母の命日まで、ここには戻ってこないと言ってナリはソウルに出発しました。

ドッポンが送ってくれました。

でもね、途中で立ち寄ったカフェは前日ナンギルとデートした場所だったし、どこを見てもナンギルとの思い出が甦って来て、苦しくなってしまいました。

そんな時、ナンギルから電話が。

本を忘れていると言いました。

ナリが、心を休めるために必要な本だと言っていたモノです。

持って行け・・・とナンギル。届けるぞ・・・とも。

でも、ナリは断りました。

 

ナンギルも、ナリが去った後、どこを見てもナリとの思い出につながってしまう自分を持てあましていたのです。

 

ナリ、戻って来ました。

「やっぱり持って行くわ。」

と、ナリ。

本は口実だ・・・とナンギル。

「子供のころから今まで俺は同じ気持ちだ。」

じゃぁ、何故、嘘を?・・・とナリ。

「すまなくて。俺がホン・ナリを愛してしまって。ごめん。」

 

ナンギルは真っ直ぐにナリに向かって歩いて行きました。

そして、kissしたのです。

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『ウチに住むオトコ』6話まで

2017-09-27 09:39:00 | 韓国ドラマのエトセトラ
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ナリ、ナンギルのことを思い出したのかと思ったけど、違いましたね。

やっぱり、まるで覚えていないのです。

ただ、ナンギルが自分の事を、長い間見つめてくれていたことを察したのです。

自分が困った時には、必ず助けてくれる人が現れていた・・・。それがナンギルだったのかもしれないと。

 

ワンシクは、ナンギルに敵対する立場ではありますが、同じような境遇で育った者同士として、憐みを感じているようです。

ナンギルを傷つけようとか言う気持ちは無いモノの、立場上、そうせざるを得ない事も出てくるわけで。

できるならば、ナンギルを苦しませる事が無いよう、混乱や騒動をっ避ける道を選ばせたいという気持ちなのかもしれません。だから、ナリに“ナンギルの伝説”について問われた時、詳細を話す事はしなかったようですが、少しだけナンギルの思いを話しました。

「確かなのは、可哀相なヤツってことですよ。昔の恩義を笠に着て、義父として利用するのですか?コ・ナンギルの人生がめちゃくちゃになる。」

 

少々酔っ払ってるナリは、勢いで抱きついたのです。

事情はまったく分からないし、自分も全く思い出せないんだけど、ナンギルは自分の人生をかけて守ってくれようとしていると言う事だけは分かりました。このままではナンギルが心配でたまらないと思ったのです。

だから、今すぐ手を引いて、ここから出て行ってと言いました。

 

一方、ナリの休暇がヨジュの所為だという噂が社内に立ってるようですね。ま、しょうがない状況ではありますが。

ナリを傷つけ、ドンジンに気持ちを決めさせようと画策したヨジュ本人の行動による自業自得ですな。

その所為で、社内では仲間はずれとなり、仕事のスケジュールもキツイ組み方をされているようです。

で、ナリ本人に泣きついて、仲直りしたと言う証拠を作ろうとやって来ました。泥酔状態で・・・。

でもねぇ、ヨジュって、どこからが本音で、どこからが芝居なのか、イマイチつかめないと言うか。全て信じられないっていうか・・・。

泊める事になってしまい、いい加減面倒になったナリは、ヨジュとの仲直り写真に渋々応じましたよ。

その騒動のさなか、ヨジュがナンギルに媚をうるわけですよ、相変わらず。若い男性と見たら、そう言う態度に出るヨジュにムカついたナリ。相手がナンギルだったということも、ムカつく要因の一つだったかもしれません。

確実にナンギルに惹かれていますよ、ナリ。

 

そんな時に、ドッポンが、近所の人たちを集めてナンギルの説得にやって来ましたよ。

どうも、再開発地域の人たちは、土地を売る事に同意しているようで。あとはナンギルだけみたいです。

書類を用意して来ていましたが、結局は、一歩も進展は無し。

ヨジュに、ドッポンがナリの新しい恋人だと誤解させてしまうだけに終わりました。

 

ナリがナンギルに抱きついたのを、ドクシムは目撃していました。

それで、ナリに対する怒りはいっそう増しています。

で、ある日、復讐するチャンスとばかり、自転車に乗ったナリにわざと近づいたがため、運転を誤ったナリが道のわきに転落するという事態に。

 

ドクシムとナンギルの出会いは、1年前にさかのぼります。

ソウルから転校してきたドクシムは、同級生から苛められる羽目に。その仕返しに、同級生の家の田んぼを荒らしたのです。

それをナンギルが知り、持ち主から追われるドクシムを助けてあげたのが切っ掛けでした。

稲も生きてる・・・とナンギルは言いました。犬や牛と同じだと。

「世の中には、人を苛めて喜ぶバカな奴らがいる。自分の人生まで汚すバカさ。そんなバカのために時間や感情を浪費するな。」

そして、ちゃんと見てるからな・・・と言ってくれたのです。

自分とナンギルの大切な思い出でした。だから、ナンギルが他の人・・・ナリにまで優しくするのは、我慢できないのです。

ドクシムは、事情を知ってると思いきや、誤解をしていたようです。

ナリとナンギルは元夫婦で、夫婦関係は破綻してて離婚訴訟中。それを担当したのが兄のドッポンで、ドンジンは今彼・・・なんてね。

なのに、ナンギルに未練たっぷり・・・と思っていたのです。

 

腰を痛めたナリは、ドクシムがわざとしたと察しました。倉庫に閉じ込めたのもドクシムだと。

で、一切容赦なくドクシムを追及。

ドクシムも、言い負ける女の子じゃありませんから、お互い一歩も譲らず。

でも、この件に関しては、ドクシムが加害者だということは明白。

駆け付けたドッポンに、故意にしたことだとナンギルに知られて良いのかと言われ、地団太を踏みました。

おまけに、ナンギルが血相変えて駆け付けて来たのを見て、嫉妬と怒りが倍増してしまいましたよ。

でもね、ドッポンから、ナリとナンギルの法的関係を聞かされ誤解だと分かると、一気に気分が

 

この件は、ドッポンを仲裁役として、示談が成立しました。

謝罪だけを求めたナリに、ドクシムは反抗的で、謝る意志は無かったようですが、ま、仕方なくって感じ?

ただ、ナリの言葉には、少しだけ心が動いたようです。

「エネルギーの浪費が最も激しい感情は何だと思う?」

と、ナリが問いました。

少し前に、同じ事をドッポンが言った事がありました。その時、ドッポンは言ったのです。

「1位が片思い、2位が嫉妬。」

ドクシムが、それを言うと、ナリは否定しました。

「違うわ。健康的な片思いや嫉妬は充電できる。本当の浪費は人を憎む事だわ。」

地獄は簡単につくれる、近くの人を憎めという名言もある・・・と。

「クォン・ドクシム。今後人を憎むと人生は地獄になるってこと、覚えておくことね。」

ドクシムは勿論、ドッポンもナリを凝視しました。二人の心に届いたようです。

 

ドッポンは、ダダ金融が絡んで来たことで、改めてダダ金融の内部情報を調査していました。

そして、知ったのです。

ナンギルが“ペ・ビョンソク”と言う名前で、ペ代表の養子だったってことを。そして、ダダ金融の幹部でもあったことを。

 

ナリは休暇を終えて、職場に戻ろうとしていました。

その前に確かめたいとナンギルに直球で聞きました。

「私が初恋だった?」

そういうことにしておこう、でも、過去の事だ・・・とナンギル。動揺した風は見えません。

「じゃぁ、今は?今でも私が好き?」

ナンギル、答えません。

 

その時、ホン餃子に警察がやって来ました。ナンギルに会おうとしています。

ペ代表は、ナリの叔父を使ってナンギルをどーにかしようとしています。それが、土地を手に入れる最も早い方法だと考えているようです。

ナンギルがこの借金問題の原因だとペ代表は言っています。ナンギル自身も、それは知らないようですが・・・。

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