ウチに住むオトコ DVD BOX- 2 | |
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ナンギルは、生まれてすぐに捨てられて養護施設で育ちました。
その施設にボランティアで通っていたのが、ナリ母。
一人ぼっちのナンギルに、優しく本当の母親のように接していました。
だから、本当の娘ナリの事が羨ましくて仕方が無かったのです。
でも一方でナリを守ってあげたいと言う気持ちもありました。
ナリ母の子供になりたいと思ったナンギル。いい方法を思い付きました。ナリと結婚することです。
そう思った時から、ナンギルはそっと陰からナリを見守って来たのです。困った時には、さりげなく助けてあげたりしてね。
ナリが大学に入ってからも、そしてドンジンと付き合い始めた時も、ナンギルは遠くから見守っていました。
そんな中で、ナンギルはペ代表の養子となりました。
ペ代表は、次々に養子を迎え、その子たちを構成員として育てていました。息子では無く、使える部下として迎えたってことですね。
ナンギルは中でも有望な構成員となって行きました。
それは、ナリの世界からはどんどん遠ざかってしまうことで。ナリへの想いを封じ込めるしかありませんでした。片思いすら、してはいけないと思ったのです。
何かの罪で刑務所に入ったナンギル。でも、それはそれまでの世界から決別するために必要な事だったようです。
出所すると、その足でナリ母に会いに行きました。
ナリ母の店が差し押さえされそうな状況に陥っている事を知り、自分が全てを背負おうと決心。婚姻届を出したのです。
勿論、ナリ母は反対しました。養子縁組でも良いのに・・・と。
でも、家長にならなければ、その重荷を背負う事は出来ないと考えたのです。
その頃ナリは婚約中で、結婚間近でしたので、内緒にしておこうと言う話になりました。
なのに・・・。
ある日突然、ナリ母が死んでしまったのです。あれほど息子になりたくてたまらなかった“母”が死んでしまいました。
ナンギルは、遺体に縋って泣きました。
そして決心したのです。ナリを義父として守り抜こうと。それは彼の恋心を完全に整理するということでもありました。
ダダ金融から、ナリを連れ出す時、ナンギルは手をしっかりと握ってくれました。それが、ナリにはとても心強く感じられました。
そのナンギルが目の前で倒れたのですから、ナリもパニックになりそうでした。
でも、ナンギルは、大したことは無いと、ただ太陽に目がくらんだだけだと言い、すぐに立ちあがりました。
ナンギルがペ代表に渡したメモリに入っていたのは、借名口座の情報でした。
その内容を知っている者は、限られているので、誰かがナンギルに情報を渡しているに違いないとペ代表は考えました。
ワンシクが怪しいと考えてるようですが・・・。
ある日、ヨジュはドンジンをある店に連れて行きました。
そこは、ナリたち御用達の店だと知っていて敢えてそうしたのです。自分とドンジンの関係を同僚にも知らせ、ナリにも見せつけようって魂胆でした。
ところがそれは裏目に出ました。
ナリに裁判所から督促状が届いていたなんて話を軽くドンジンに告げ口したら咎められ、予想通りやって来たナリは平気な顔だし、ドンジンはナリと話をするために自分を置いて出て行ったし・・・。
ドンジン、そろそろナリのところに帰りたいと本気で思い始めているように見えます。
ナリはナンギルのこと、今回の借金問題、叔父の事等々を調べるために、休暇を取りました。
ドッポンには、ナンギルと母の婚姻を無効だとする訴えを取り下げてもらうことにしました。今自分が頼れるのは、ナンギルしかいないと言う事がはっきりわかったからです。
ナリは、ナンギルに、父となった理由がこの借金のためかと詰め寄りました。
あっさりと認めたナンギル。
ナリ母と知り合った経緯等を打ち明けました。初めて知る事実でした。
ナリ自身は、ナンギルの記憶が全く無いみたいです。いえ、無いのではなく、実は忘れているだけのようです。
ドッポンとドクシムの関係も少し変わって来そうです。
ナンギルの事を、今一番頼れる人だと言ったナリの言葉が、ドッポンの心に残ったようです。
いつもは全く関心を払わない妹のドクシムの事が気になりました。
ドクシムは両親や大豪邸、都会という環境を捨てて、自分に無関心な兄ドッポンのところへやって来たようです。
もしかしたら、この世で一番頼りになるのは、兄の自分だと思ったのか?・・・とね。
勿論、ドクシムは否定しました。でも、当たってるかも。
ま、今は、ナンギルがドクシムにとっては一番信頼できる人間なんでしょうが。
ナリは、ナンギルに惹かれていってます。
知れば知るほどどういう人なのか分からず、でも、自分を助けてくれている事だけは分かります。
ドンジンへの借金も、既に返してくれていた事が分かりました。
一つ一つ、ナンギルが解決してくれていますよね。まぁ、まだ完璧に解決とは言えませんが。
ナリは、母の事を調べ始めました。
全て知ってると思っていた母のことを、自分は本当は知らなかったんじゃないかと思ったのです。
ナリの知らない母の姿が見えて来ました。
その中に、ドッポンの会社のクォンチーム長がいました。彼女は昔からナリ母の事を嫌っていました。
だから、嫌う理由を聞きに行ったのですが、それは答えてもらえませんでした。
ドッポンは、ナンギルとナリの関係をずっと考えていました。
ダダ金融は、悪徳業者です。そこの借金を肩代わりするなんて危険、普通なら絶対にしないでしょう。それも母親と同世代の女性と婚姻届を出してまで。
その理由に思い当たったようです。
ナリに打ち明けたのかな?まだのようですが・・・。
ナリはすぐにナンギルを呼び出しました。
ナンギルは、ナリ母の携帯をナリに渡しました。
何故ナリに早く渡さなかったのか。それはやはりダダ金融からの督促の電話がしつこくかかっていたからでした。心配をかけたく無かったのです。
お葬式の時、ナリを守ると亡きナリ母に約束したとナンギルは言いました。
「じゃぁ、私とも約束して。」
ダダ金融に脅されたら、止める事。餃子づくりに明け暮れる修行僧のような生活は捨てても良い・・・と。
ある日、ワンシクと会ったナリは、“伝説のコ・ナンギル”の意味を聞きました。
ワンシクは、どういう立ち位置なんでしょう。ナンギルに反発してるようにも見えますが、実はナンギルを尊敬してるようにも見えますし。
彼から話を聞いて、ナリはナンギルの事を、ナンギルの記憶が甦ったようです。
一目散に駆けて行きました。
で、抱きしめたのです。
え
ナンギル、突然の事に戸惑って緊張しまくってます。