まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『THE K2~キミだけを守りたい~』15話まで

2017-09-19 14:47:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

レビュー一覧は、こちらから。

 

“侵入者です”という‘鏡’の声に振り向いたユジンとジェハ。

そこに現れたのは、ソンウォンとクク代表。そして大きな箱を抱えた部下たち。

なんと、箱の中には爆弾が

 

ソンウォンは2時間後に爆発するようセット。

ユジンと、交渉し始めました。

‘鏡’は、内部でと外部を遮断する事が出来ます。銃弾も、そして声も・・・。

ユジンとジェハは、オンとオフを切り替えつつ、余裕見せつつこの危機を挽回する方法を模索しました。

 

パク・グァンスには、USBメモリーを、ソンウォンにはクラウドナインを渡すよう言いました。

すんなり聞くユジンじゃありません。

 

ジェハは、ユジンにアンナの居場所を聞きました。

海外に行かせるために、空港か既に飛行機の中だ・・・と言いました。

それを聞いて安心したジェハ。グァンスと交渉しました。

まだメモリーはジェハが持っていると明かしました。

そして、それを取りに行き、グァンスに渡すと約束してクラウドナインから出ました。

 

ジェハは、クラウドナインから出る前に、ユジンに言いました。

もう、ここには戻って来ない、あなたもここから出て全て捨てた方が幸せになれる・・・と。

「簡単に捨てることはできない。“鏡”は私自身だから。」

と、ユジン。そして、もう“鏡”はあなたのモノだ・・・とも。

この言葉の意味を、ジェハはイマイチ理解していないように思えます。ユジンの想いを正確には分かっていないようです。支配者としてしかユジンを見ていないのです。

「あなたは“鏡”を支配する魔女であり、クラウドナインの捕虜でもあるんです。」

「もっといい時にいい形で巡り合えていたらよかったのに。気を付けて。」

と、ユジンは言いました。

もうジェハとは会えないかもしれないと思ったユジン。頭の中を、ジェハを出会ったこれまでの事がめぐりました。

初対面で、銃を突きつけた時、事故で燃え盛る車から助け出してくれた時、降り注ぐスプリンクラーの水を避けるために傘をさしかけて守ってくれた時・・・。

まぁねぇ・・・。ジェハに心奪われてもしょうがないシーンばかりでしたわな。

 

ジェハがJSSのビルを出た事を確認したユジンは、“鏡”に命じました。

エレベーターを止め、外部との通信を遮断するように・・・と。そして、キム室長の携帯に、ここの映像を送らせました。

キム室長は、その時、アンナを空港まで送り届け、出国ゲートをくぐるのを確認して帰路についていました。

状況を寸時に把握したキム室長は、JSSの全隊員を本社に集める命令を出しました。一気に全面戦争に突入しそうです。

 

ユジンの本領発揮です。

まず、自分を裏切ったクク代表の始末です。

海外にいるクク代表の孫の殺害指令を出そうとしました。

驚いたクク代表。ユジンに跪いて許しを請いました。

だからと言ってユジンが許す筈は無く・・・。孫の代わりにここでクク代表が死ねば、考え直す・・・と言いましたよ。

で、あっさりとクク代表は部下の持ってる銃で自分のこめかみを撃ったのです。

・・・なんてあっけない

流石に、ソンウォンも驚きました。

 

次はソンウォン。

そこにいた隊員に、莫大な金額を提示してソンウォン殺害を命じましたよ。

そしたら、これまたあっさりとソンウォンに銃口を向けるじゃありませんか。

ま、これは脅しだけだったようですが。

 

ジェハは、ソンウォンの部下とメモリーを取りに行きました。

まだ回復していないジェハは、部下にメモリーを取り上げられてしまいましたよ。部下がグァンスに報告したら、グァンスはジェハを殺せと命令。

もう・・・ねぇ、約束なんて守られた事が無いのね。

自分に都合の悪いモノは、全て消してしまうって方針ばかり。

だけど、そうは問屋がおろさない。ちゃんとチュ室長に連絡済みでした。

チュ室長の狙撃で、部下が倒れ、メモリーはジェハの手に。

 

それをセジュンに・・・というのが、約束だった筈なんだけど、今度はジェハがセジュンには渡せないと言い出しましたよ。

クラウドナインに爆弾が持ちこまれた事を告げ、行動を止めるには、データの公表しか手は無いと言ったのです。

でも、セジュンやチュ室長は、それではセジュンの政治生命も断たれる・・・と反対。

主張は平行線。

ジェハは嫌気がさしたようです。

メモリーを置いて車を出ました。本来の目的であるグァンスを殺し、アンナを守る・・・と言って。

 

ユジンとソンウォンの交渉も、平行線をたどっていました。

決してクラウドナインを譲ろうとはしないユジン。

手に入れられなければ、爆発させて壊してしまおうと考えたソンウォン。

だけど、このままではユジンと一緒に死ぬ道を選んでしまうわけで・・・。外に出られませんからね。

 

その時、セジュンから電話が入りました。ジェハからメモリーを貰った・・・と。

どうすれば良いか、セジュンも悩んでいたのです。秘書は、それまでの苦労を思うと、公表するなんて間違ってると言うし、でも、セジュンは公表して爆発を止め、アンナの父親として生きても良いかという気持ちも少々あったようですから。

ソンウォンの妻の父にデータを手に入れた事を知らせ、意向に逆らえば、全て潰すと言えば?・・・とユジン。

結局、ユジンの言葉でセジュンは自分の夢を選択しましたよ。公表ではなく、脅しのネタとして使う事に決めたのです。

 

その知らせを聞いたグァンスは、またまた方針転換。

ジェハからメモリーを受け取ろうとしていたのですが、既にセジュンの手に入ったわけですから、ジェハに会う理由が無くなりました。

ジェハを始末するよう命令を出しました。そしてもう一つ。アンナを捕まえるよう命令を出したのです。

離陸直前の機内で、アンナはグァンスの部下に捕まってしまいましたよ。

 

アンナを人質としてとり、グァンスはセジュンと交渉しました。

メモリーと引き換えにアンナを返すと言いました。場所はクラウドナインで・・・と。

 

ジェハはアジトでグァンスの部下からアンナ拉致の話を聞きました。

で、アンナが居る場所に向かったのですが、一足遅く、アンナは車に乗せられたところ。

必死にジェハを見るその目は、初めてアンナと会ったスペインの街角で、車に乗せられ助けを求めていた時と同じでした。

 

アンナがJSSに到着しました。

その時潜んでいたソン・ヨンチュンたちがソンウォンの部下たちを急襲し、アンナを奪回。

ところがここで思いがけない事実が判明。

逃走中、ふとしたことから、アンナの記憶が甦ったのです。

母ヘリンが倒れていた部屋に入った時、アンナの口をふさいだのは、ヨンチュンだった・・・と。

いったいどういう事情

 

また、グァンスの秘書からアンナがクラウドナインに連れて行かれたと聞いたジェハ。

すぐさま自分も向おうとしました。

怪我をしてる自分の代わりに秘書に運転させようとしたら、拒むんですよ。

なんと・・・。

爆弾は、一度起動したら、もう止める事は出来ない仕組みなんだとか

ソンウォンも知らない事のようです。

グァンスが仕組んだのか

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『THE K2~キミだけを守りたい~』14話まで

2017-09-19 10:31:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                  

レビュー一覧は、こちらから。

 

命綱とも言える情報を盗まれたかと思ったキム・ソクハン。

礼拝所の椅子の下からそれを取り出しました。ジェハはしてやったり

ところが、そのデータを狙うのは、ジェハだけじゃなく、パク・グァンスは勿論、ユジン側も・・・です。

誰が味方で誰が敵なのか分からない状況で、ソクハンは脱兎のごとく逃走。

でも、とうとう追い詰められて、立体駐車場の囲いから落ちそうになってしまうんです。

それを救ったのは、ジェハ。

ジェハはソクハンもろとも囲いを乗り越え、ソクハンの手を掴んで転落を防いだ上、下の階にソクハンを勢いを付けて放りこみました。

勿論、手には、ソクハンの手から奪ったデータ

 

そして、自分は通りかかったトラックの荷台に飛び降り、逃走しようとしたのですが、狙撃されてしまうんです

意識を失いそうになりながらも、必死にUSBを隠しました。

そこにチュ室長の車が。

ジェハを車に乗せ、一路JSS本社屋に。

 

クラウドナインに担ぎ込まれたジェハ。

ユジンは、JSSの医務室長の女性医師を急遽クラウドナインメンバーにし、その場所で治療させたのです。

 

ユジンの動転ぶりが伝わって来ます。

常のユジンではありません。なんとしてもジェハを助けろと命令。おろおろと見守るだけです。

キム室長は、やはりそんなユジンを複雑な表情で見ています。

 

ジェハは瀕死の状態でした。

鼓動が停止することもありましたが、何とか持ち直しました。

が、意識が戻りません。

 

この隙をついて、パク・グァンスは警視総監を動かし、JSSを家宅捜査させました。大統領の息子を狙ったのがジェハで、そのジェハをかくまってる疑いがある・・・という理由です。

クラウドナインの存在を把握しているので、この際、クラウドナインの情報を奪い、全て消去してしまえと命令しました。

ところがですよ。

彼らが思ってる場所にクラウドナインは存在しません。

JSSのメインコンピュータにも本業のデータしか入っていないんですよ。当然ですよね、危機回避の準備は万端でしょう。

そのうち、ソクハンの意識が戻りました。

 

ソクハンは、ジェハは命の恩人だから、手配を止めるよう証言。

それを聞いて、ソンウォンや政財界の大物たちは、データが盗まれたと察しました。

おそらくユジンの手に渡っただろう・・・と。迂闊に手を出せないから、ソクハンがジェハの手配を中止させたんだと。

 

ユジンも、そう考えました。

捜査が中途半端に終わり、追及が無くなったのも、ジェハがデータを盗んだ所為だと。

まだ手に入ってはいないけど、持ってるフリをすることで、各方面に睨みを利かせる事が出来るとユジンは考え、周囲にもそう命じました。

 

アンナはジェハの一件を聞き、JSSに駆け付けました。

が、会わせてもらえません。門前払いされそうになったアンナは、必死にユジンに縋りました。

ユジンを“お母さん”と呼びました。そして跪いたのです。

流石にJSSの隊員たちの前です。ユジンもその目を気にしました。

 

クラウドナインに通されたアンナ。

ベッドに横たわるジェハを見て、涙をこぼしました。

そんなアンナに、ユジンは冷たく言いました、国を出るように・・・と。

このままではジェハはアンナを守る事は出来ない、ミランたちの事も考えたら、アンナが去るべきだと。

「私は全てをかけてジェハを守っているの。あなたもジェハを守ったらどうなの。あなたがここにいる限りジェハは離れられないし、いつかは逮捕される。それがあなたにできる最善の選択よ。」

そう聞いたら、もうアンナの考える余地は無いように思えますわな。

行くわ・・・とアンナは言いました。その代わり、絶対にジェハを助けて・・・と。

 

アンナはジェハの傍に行きました。

泣きながらジェハの顔に触れ、kissをして、愛してると何度もつぶやきました。

ユジンは、その様子を見ていました。

 

アンナが出国の準備を始めた頃、ジェハの意識が戻りました。

アンナがクラウドナインに来た事を聞き、“鏡”にその時の映像を再生させました。

悲嘆にくれるアンナの様子を、ジェハも泣きながら見ました。

 

ジェハの意識が戻ったと連絡を受けたユジンは、息せき切って駆け付けました。

でも、彼女が見たのは、ジェハがアンナの映像を見ているところ。

ごめんなさい、でも愛は分かち合えないの・・・と心でつぶやくユジン。

以前、ヘリンの存在を知り、自殺しようとしてるヘリンを見捨てた時も、ユジンはそう思っていました。やっぱりユジンのジェハへの気持ちは、昔セジュンに対して抱いていた想いと同じなんでしょう。

 

でも、ジェハはユジンとは一線を画す態度に出ました。はっきりと言ったのです、USBを奪ったのはユジンのためじゃない・・・と。

USBには、JBも潰れてしまうほどのデータが入っているんだそうで。

だから、手に入れたとしても、ユジンはそれを使う事はできない・・・と。

それなら、お守り代わりにする・・・とユジン。

「奥さまを守るために奪ったのではない。あれはメールに代わる命綱です。俺とアンナを守るための。」

 

ジェハは、ユジンたちは自分の痛みには敏感だが、他人の痛みは感じない・・・と言いました。

だから、友達にはなれない・・・と。

ユジンは、あくまでジェハを友達だと思っていると言います。でも、それすらジェハは否定したのです。

「あなたが求めているのは、キム室長の様に自分を崇拝してくれる人か、昔のチャン・セジュンのように自分が崇拝できる人だ。悪いが俺はどっちにもなれない。」

 

「私はあなたに崇拝しろと言って無い。ただ・・・単に・・・。」

と、ユジンは言い淀みました。

「単に所有したかったんだ。奴隷として。」

と、ジェハが遮るように、言いにくい事を代わりに言うように言いました。

ユジンが言いたかったのは、そんな言葉じゃないと思います。女性としての想いは、自分でも意識していると思いますから。

 

ソンウォンは、政財界のお歴々がユジンを受け入れようとしていることが、許せなかったようです。

なんとしても、ユジンを潰したいと考えているのです。

で、とうとうユジンの側近に手を伸ばしましたよ。JSSのクク代表です。クラウドナインのメンバーですから、誰よりも使える人物です。

 

これまで、クク代表は、ユジンに対して不安や反感を抱きながらもユジンに従って来ました。

でも、このところのユジンの言動にいっそう不安を感じ始めていたのです。

やはりジェハの厚遇は、それまでに例の無い事ですからね。ユジンのジェハへの想いにも気付いているようです。

その様子に不審感を抱いたのはチュ室長。

動く?

 

ソンウォンは一気にJSSを攻めて来ました。既にグァンスとは話を通じています。お互いの利益の為に手を組んだのです。

クク代表は、結局ユジンを裏切る事を決心しました。

ソンウォンを受け入れたのです。

ソンウォンは手下と共に、JSS本社に乗り込んで来ました。大きな物を部下に持たせています。

そのままクラウドナインに行きそうです。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『THE K2~キミだけを守りたい~』13話まで

2017-09-19 08:40:32 | 韓国ドラマのエトセトラ
THE K2 ~キミだけを守りたい~ DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

パク・グァンスは、アンナがセジュンの実子だと公表された時、これでセジュンは終わったな・・・と思いました。

政治家として、致命的なスキャンダルでしょうから。

でもね、ソンウォンは思いもよらない展開に、焦りました。セジュンが失脚すると言う事は、自分たちにとってマズイことになります。共倒れとなってしまう恐れもありますし。

で、記者会見を行うセジュンを引き留めました。

そこで聞かされたのです。ソンウォンがユジンの犯行の目撃者だと思った男は、実はユジンの息がかかっていたってことを。

セジュンも、その男の証言を得たとソンウォンから聞いた時は、ユジンと離れられると思ったでしょう。ユジンが警察に出頭すると言っても、お好きなようにって感じでした。

でも、からくりを聞いて、ユジンの指示通りにするしかないと気が付いたのでしょうね。

 

アンナやジェハ、そしてたくさんの人が息を止めて見守る中、セジュンは記者会見を開き、事情を説明しました。

アンナの母ヘリンとは結婚を考えた恋人同士だった。

でも、補欠選挙運動中、学生運動家を匿った罪で収監され、その間に、撮影の為に渡米したヘリンは現地で監督と出会い結婚した。

その知らせを拘置所で聞いたとセジュン。落選と失恋の苦しみを救ってくれたのは、ユジンだった・・・と言いました。

ユジンと結婚して国会議員に当選した数年後、ヘリンがアンナを連れて帰国してきた。

ヘリンはユジンに離婚を要求し、アンナの存在を公表すると脅して来た。

自分が受け入れないと、ある日、今すぐ来ないと睡眠薬を飲んで自殺するという電話が来た。セジュンが拒否したら、翌日、遺体で発見された。

警察は自殺と断定した・・・。

 

一貫して、セジュンはユジンの献身的な支えを訴え、全ての責任は自分にあると言いました。

この説明によって、世論はユジンをこれまで以上に支持し始めました。見上げた妻だと思われたのです。ユジンは被害者だと認識されました。

アンナは結婚前の恋人との間にできた娘で、セジュンはその存在を知らなかったとして、セジュン自身の罪もさほど大きいものとは考えませんでした。

良くできたスジです。

セジュンが自らの責任が大きいと懺悔し、ヘリンの責任を指摘はしませんでしたが、でも、もう何も反論できないヘリンに全ての罪をなすりつけたも同然です。

 

アンナはショックを受けました。

まさか実の父がこんな嘘をぬけぬけと言うとは思ってもみませんでした。

 

ソンウォンは負けを認めたら、手のひらを返すようにユジンにすり寄って来ました。

節操の無いのが彼の強さでしょうか。

でも、それは上辺だけのこと。腹の中は煮えくりかえっていました。

 

セジュンがアンナに会いに来ました。

自分は情けない人間だと言いました。

記者会見の内容も、以前医務室で話したことも、全て嘘だと言いました。ヘリンは決して脅迫などしてないし、自殺をしたわけでもない・・・と。

ただ、ユジンの監視があって・・・とか。政治家としての夢が・・・とか。アンナを失いたく無いとか。

でも、アンナは言いました。

監視されたから言ったのではなく、あれが本音でしょう・・・と。

怖がる事無いわ、もう娘を失ったんだから・・・と。

 

この事で、アンナは正式にセジュンの娘となり、ということはユジンの継子と言う事になりました。

 

ユジンは、アンナに消えてと言いました。このままではアンナの周囲にいる人たちは皆死ぬことになるから・・・と。

アンナを守ろうと、皆死ぬ事になる・・・とユジン。

その前に、ジェハがあなたを殺す・・・とアンナ。

アンナはジェハがPTSDによって人を殺す事が出来なくなってる事を知らなかったのです。

ユジンは勝ち誇ったようにジェハについて話しました。アンナがジェハについて、詳細を知らないことをバカにしたように、次々に挙げました。

 

ジェハは婚約していた女性の復讐をするために自分と手を組んだ。復讐が終わったら、あなたの元を去るわ。

キム・ジェハと言うのが、偽名だと知ってた?インターポールに指名手配されてて、彼は出国できないわ。 

私の電話一本で、ジェハは刑務所行きだわ・・・等々。

アンナの知らない事ばかりでした。

 

ユジンがジェハに“鏡”にアクセスできるようにしたのには、自分が出来なくなった時に誰かが出来なくては都合が悪いという表向きの理由とは別に、ジェハの動きを探る意味もあったようです。

ジェハがどのような“意見”を“鏡”に求めたか、情報を得たかが、ユジンの質問で全て明らかになりましたよ。

やっぱりユジン、抜け目無いわ。感情だけで動くわけじゃなく、そう動いていると見せかけて、裏にはちゃんと計算が働いているわけですね。

 

ジェハが“鏡”から得たのは、パク・グァンスが関わったクマール油田開発詐欺事件・・・‘クマールゲート’についての詳細な情報でした。

ジェハはそれをもとに、セジュンと手を組もうとしています。

へリンの殺害犯を調べる事を条件に、グァンスの不正情報を流し、ユジンの操り人形という立場を逃れる術を提案したのです。

クマールゲートには、まだ奥があって。

それは現大統領にもつながる不正事件に発展する可能性大だと言う事が分かって来たのです。その証拠を、ジェハが手に入れると約束しました。

そうなると、政財界の全てがセジュンに跪く事に成り、ユジンはもとよりJBグループをも言いなりにできるとジェハは言いました。

 

セジュンは、何故自分に?・・・と聞きました。

ジェハの理由ははっきりしていました。アンナと周囲の何の罪も無い人たちを守るためです。

ユジンが、事が終わったら、アンナの周囲のミランたちを始末するようソンウォンに命じていたのを、聞いたのです。

セジュンは、やっと父親らしい事が出来ると、ジェハと手を組む事を了承しました。

 

でもね・・・。その頃ユジンはジェハの狙いを察していたのです。

このクマールゲートが大統領につながる疑惑だと。

現大統領の息子キム・ソクハンが関係者の中にいる事を見つけたからです。

ジェハの後方支援をする事に決めました。これによって勢力図が変わる事を察したのです。

 

ジェハは、グァンスをまず揺さぶりました。

クマールゲートについて、ユジン側が察し、キム・ソクハンを探っていると敢えて知らせたのです。

焦ったグァンスは、ソクハンに接触。

ソクハンが握っている証拠が無事か確認し、気を付けるようそれとなく言いました。

ソクハンは、グァンスを牽制するために、その証拠とやらを握っているようです。ま~どちらを向いても、騙し騙され、隙あらば相手の足もとをすくおうという者ばかり。油断はできない殺伐とした関係ばかりです。

 

一方で、ジェハは、監視の目がキツクなっていること、監視にかこつけて何者かがその証拠を狙っていることを敢えてソクハンに感じとらせました。

ソクハンが自らその証拠の無事を確認するよう仕向けたのです。

ソクハンを監視している中で、JSSの動きに気付いたジェハは、ユジンに知られたことを察し、そのままJSSを利用しました。

そしてとうとう隠し場所を見つけたのです。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする