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“侵入者です”という‘鏡’の声に振り向いたユジンとジェハ。
そこに現れたのは、ソンウォンとクク代表。そして大きな箱を抱えた部下たち。
なんと、箱の中には爆弾が
ソンウォンは2時間後に爆発するようセット。
ユジンと、交渉し始めました。
‘鏡’は、内部でと外部を遮断する事が出来ます。銃弾も、そして声も・・・。
ユジンとジェハは、オンとオフを切り替えつつ、余裕見せつつこの危機を挽回する方法を模索しました。
パク・グァンスには、USBメモリーを、ソンウォンにはクラウドナインを渡すよう言いました。
すんなり聞くユジンじゃありません。
ジェハは、ユジンにアンナの居場所を聞きました。
海外に行かせるために、空港か既に飛行機の中だ・・・と言いました。
それを聞いて安心したジェハ。グァンスと交渉しました。
まだメモリーはジェハが持っていると明かしました。
そして、それを取りに行き、グァンスに渡すと約束してクラウドナインから出ました。
ジェハは、クラウドナインから出る前に、ユジンに言いました。
もう、ここには戻って来ない、あなたもここから出て全て捨てた方が幸せになれる・・・と。
「簡単に捨てることはできない。“鏡”は私自身だから。」
と、ユジン。そして、もう“鏡”はあなたのモノだ・・・とも。
この言葉の意味を、ジェハはイマイチ理解していないように思えます。ユジンの想いを正確には分かっていないようです。支配者としてしかユジンを見ていないのです。
「あなたは“鏡”を支配する魔女であり、クラウドナインの捕虜でもあるんです。」
「もっといい時にいい形で巡り合えていたらよかったのに。気を付けて。」
と、ユジンは言いました。
もうジェハとは会えないかもしれないと思ったユジン。頭の中を、ジェハを出会ったこれまでの事がめぐりました。
初対面で、銃を突きつけた時、事故で燃え盛る車から助け出してくれた時、降り注ぐスプリンクラーの水を避けるために傘をさしかけて守ってくれた時・・・。
まぁねぇ・・・。ジェハに心奪われてもしょうがないシーンばかりでしたわな。
ジェハがJSSのビルを出た事を確認したユジンは、“鏡”に命じました。
エレベーターを止め、外部との通信を遮断するように・・・と。そして、キム室長の携帯に、ここの映像を送らせました。
キム室長は、その時、アンナを空港まで送り届け、出国ゲートをくぐるのを確認して帰路についていました。
状況を寸時に把握したキム室長は、JSSの全隊員を本社に集める命令を出しました。一気に全面戦争に突入しそうです。
ユジンの本領発揮です。
まず、自分を裏切ったクク代表の始末です。
海外にいるクク代表の孫の殺害指令を出そうとしました。
驚いたクク代表。ユジンに跪いて許しを請いました。
だからと言ってユジンが許す筈は無く・・・。孫の代わりにここでクク代表が死ねば、考え直す・・・と言いましたよ。
で、あっさりとクク代表は部下の持ってる銃で自分のこめかみを撃ったのです。
・・・なんてあっけない
流石に、ソンウォンも驚きました。
次はソンウォン。
そこにいた隊員に、莫大な金額を提示してソンウォン殺害を命じましたよ。
そしたら、これまたあっさりとソンウォンに銃口を向けるじゃありませんか。
ま、これは脅しだけだったようですが。
ジェハは、ソンウォンの部下とメモリーを取りに行きました。
まだ回復していないジェハは、部下にメモリーを取り上げられてしまいましたよ。部下がグァンスに報告したら、グァンスはジェハを殺せと命令。
もう・・・ねぇ、約束なんて守られた事が無いのね。
自分に都合の悪いモノは、全て消してしまうって方針ばかり。
だけど、そうは問屋がおろさない。ちゃんとチュ室長に連絡済みでした。
チュ室長の狙撃で、部下が倒れ、メモリーはジェハの手に。
それをセジュンに・・・というのが、約束だった筈なんだけど、今度はジェハがセジュンには渡せないと言い出しましたよ。
クラウドナインに爆弾が持ちこまれた事を告げ、行動を止めるには、データの公表しか手は無いと言ったのです。
でも、セジュンやチュ室長は、それではセジュンの政治生命も断たれる・・・と反対。
主張は平行線。
ジェハは嫌気がさしたようです。
メモリーを置いて車を出ました。本来の目的であるグァンスを殺し、アンナを守る・・・と言って。
ユジンとソンウォンの交渉も、平行線をたどっていました。
決してクラウドナインを譲ろうとはしないユジン。
手に入れられなければ、爆発させて壊してしまおうと考えたソンウォン。
だけど、このままではユジンと一緒に死ぬ道を選んでしまうわけで・・・。外に出られませんからね。
その時、セジュンから電話が入りました。ジェハからメモリーを貰った・・・と。
どうすれば良いか、セジュンも悩んでいたのです。秘書は、それまでの苦労を思うと、公表するなんて間違ってると言うし、でも、セジュンは公表して爆発を止め、アンナの父親として生きても良いかという気持ちも少々あったようですから。
ソンウォンの妻の父にデータを手に入れた事を知らせ、意向に逆らえば、全て潰すと言えば?・・・とユジン。
結局、ユジンの言葉でセジュンは自分の夢を選択しましたよ。公表ではなく、脅しのネタとして使う事に決めたのです。
その知らせを聞いたグァンスは、またまた方針転換。
ジェハからメモリーを受け取ろうとしていたのですが、既にセジュンの手に入ったわけですから、ジェハに会う理由が無くなりました。
ジェハを始末するよう命令を出しました。そしてもう一つ。アンナを捕まえるよう命令を出したのです。
離陸直前の機内で、アンナはグァンスの部下に捕まってしまいましたよ。
アンナを人質としてとり、グァンスはセジュンと交渉しました。
メモリーと引き換えにアンナを返すと言いました。場所はクラウドナインで・・・と。
ジェハはアジトでグァンスの部下からアンナ拉致の話を聞きました。
で、アンナが居る場所に向かったのですが、一足遅く、アンナは車に乗せられたところ。
必死にジェハを見るその目は、初めてアンナと会ったスペインの街角で、車に乗せられ助けを求めていた時と同じでした。
アンナがJSSに到着しました。
その時潜んでいたソン・ヨンチュンたちがソンウォンの部下たちを急襲し、アンナを奪回。
ところがここで思いがけない事実が判明。
逃走中、ふとしたことから、アンナの記憶が甦ったのです。
母ヘリンが倒れていた部屋に入った時、アンナの口をふさいだのは、ヨンチュンだった・・・と。
いったいどういう事情
また、グァンスの秘書からアンナがクラウドナインに連れて行かれたと聞いたジェハ。
すぐさま自分も向おうとしました。
怪我をしてる自分の代わりに秘書に運転させようとしたら、拒むんですよ。
なんと・・・。
爆弾は、一度起動したら、もう止める事は出来ない仕組みなんだとか
ソンウォンも知らない事のようです。
グァンスが仕組んだのか