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1500年ほど前の新羅。真興(チヌン)王の時代です。
マンマン村に住むムミョン=パク・ソジュンssiは、村の頭として税を納めたりしながら楽しく暮らしていました。
彼の親友マンムンと共に都に行こうとしています。
当時、都に入るには許可が必要だったようで。
それを持たない者は都に入る事は出来ず、塀を乗り越えて入ったとしても、見つかったら処刑されてしまったようです。
そうまでして都に行こうとする理由は、マンムンが生き別れた家族に会いたかったから。
マンムンは今でこそとして生活していますが、実は父は王族。彼の様に母がの場合、真骨と呼ばれる王族の中でも、低く見られていたようですね。
両親ともに王族の場合は、特別に聖骨と呼ばれていたそうです。
どーにか塀を乗り越え、都に来たムミョンとマンムン。
華やかな都の中で、二人は心浮き立つ思いでした。
どちらかと言うと、マンムンはドジでイマイチ頼り無いのですが、ムミョンはカッコ良いし腕も立つ。
マンムンのフォローをしながら、彼の家族探しに協力しました。証拠となる首飾りを見せては、何か知らないかと聞きまわりましたが、全く手掛かりは得られません。
そんな時、マンムンが同じ首飾りをした女性を見つけました。
アロ=Araさんです。
街で物語の語り部をしています。結構人気があるようですね。
マンムンは、アロの後に付いて玉打閣に入ろうとしますが、そこは貴族や王族など、身分の高い人が利用する妓楼・・・かな?
今で言うクラブみたいなところです。
そこで、マンムンは一人の貴族とぶつかっていざこざを起こしてしまうんです。
ぼこぼこに痛めつけられ、都の住人じゃ無い事も見破られてしまい、斬り捨てられそうになったのです。
そこに現れたのが、ムミョン。
またまたカッコ良くマンムンを助けそうですね。
当時、朝廷ではチヌン王の世ではありますが、母のジソ大后が摂政として政治を行っていました。
チヌン王は幼い頃から、護衛のパオと共に王宮を離れて暮らしていました。
王位をめぐっての争いが激しい時代。いつ命を狙われるか分からないわけです。
ジソ王后は息子の命を守るために、顔すら分からないようにしたのです。
王の顔を見た者は、皆、殺されてしまいました。
余談ですが。護衛兵のパオを演じているのは「力の強い女~」で、ボンスンの父を演じてるユ・ジェミョンssi。パク・ヒョンシクssiとは続けての縁ですね。
ジソ大后は、牢につながれているウィファに、王の親衛隊をつくる計画を話しました。
そして、ウィファに指導者となるよう命じたのです。
「父と家門ではなく、王と神国に忠誠を誓うように。」
ジソ大后に反感を持つウィファ。断ろうとしました。
でも、これに成功したら、自分は摂政を退く・・・と大后が言ったので、心が変わったようです。
そのチヌン王が突然都に戻って来ました。
迎えに出たのは、ジソ王后の護衛のヒョンチュ。
もう一人兵がついていたのですが、その兵はチヌン王の顔を見たので、その場で殺されてしまいましたよ。顔と言っても、半分はマスクしてたから、ちゃんと見たわけじゃないのにね。
王宮殿に入ったチヌン王は、母ジソ大后から何故帰って来たと責められました。
自分の玉座が無事かどうか見に来ただけだと言うチヌン王。
でも本当は、自分の存在意義を確認したかったんじゃないでしょうか。それに、何と言っても寂しいでしょうし。
チヌン王は、不眠症に悩まされていました。
でも、アロの語りを聞いていると何故か眠ってしまう事に気が付きました。
で、アロに興味を持ったようです。
ムミョンも、アロと既に出会っています。
こちらは街中で酔っ払ったアロが馬に跳ねられそうになるのを助けたのですが・・・。
アロはその時かなり酔っていたので、ムミョンの顔を憶えているかしら?