まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『病院船』12話まで

2018-03-15 14:34:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

まるで最終回のような展開になりましたね。

登場人物たちの全てがまとまって、病院船のメンバーが良い仲間となった・・・という締め方で。

残りは、ヨンウンの仮病ネタのみ?

 

キム・ドフンに、時間的な余裕が無いから・・・と父の手術を断られたウンジェ。

それを聞いた後輩のキム・ジェハンは、上司であるキム・ドフンに食ってかかりました。誰もが、それは腹いせとしか受け取れない状況ですからね。

でも、ウンジェはキム・ジェハンをたしなめました。

患者が気に食わないからと拒否する医者はいない・・・と。

 

実際、キム・ドハンが忙しいのは事実でした。

ただ、ウンジェ父の手術の難易度が高く、成功率が低すぎるというのも、断った理由の一つでもあったのです。やはり、キム・ドハンのような腕利きの医者でも、失敗する確率が高いのは怖い事です。

それに、丁度院長選挙を控えている時期でもありました。他の病院で失敗するようなことは避けたいと言うのが本音でしょう。

 

デハン病院を出た時、ウジェから連絡が入りました。

父が危篤だと言うのです。

慌てて空港に向かったウンジェなんですが、既に最終便は出た後。

ウンジェの脳裏に母の死の瞬間の映像が浮かびました。あのような苦しみはもう味わいたくないと思いました。

おろおろとしたウンジェは、思わずヒョンに連絡しました。

いつもと違うウンジェの声に、ヒョンは何かあったと悟りました。

事情を聞いたヒョンは、すぐに迎えに行くと言いました。でも、ウンジェはウジェの傍に付いていてやって・・・と言いました。

あの子は今一人なの・・・と。

弟が一人、危篤の父の傍でいると言うのが、彼女には耐えられなかったのです。どれほど心細くて怖いかが、よく分かっていましたから。

 

ウンジェが父のところに戻った時、容体は落ち着いていました。

ただ、手術が切迫してるということだけはわかりました。決断のしどころです。

 

ヒョンが言いました。

辛い時、一番最初に僕を思い出してくれて、ありがとう・・・と。

 

ウンジェは、自分が父の手術を執刀しようと決めました。

キム院長に、キム・ドフンに断られたことを報告し、自分が執刀する許可を求めました。

仕方がありません。キム院長は許可しました。

でもね、キム・ドフンに会いに行きました。説得しようとしたのです。

ウンジェが執刀すると言っていると告げると、流石にキム・ドフンも驚きました。

が、ウンジェの性格を考えると、充分予測できたことです。

「私は今、大人になる機会を君に与えているんだ。君は岐路に立っている。独善的な“お子様”で終わるのか、寛容さを持つ真の大人になるか。どちらを望む?」

キム院長の言葉は、キム・ドフンの心に響いたようです。

 

父の手術を明日に控えた夜。ヒョンはウンジェを誘ってビールを飲みました。

流石に緊張の色が隠せないウンジェの気持ちを少しでもほぐしてあげようと思ったのです。

ビール効果の所為か、ウンジェは素直に気持ちを話す事が出来ました。

以前、ヒョンを拒む理由が、ウンジェ母を死なせた所為で恨んでいるからだと言った話しです。

相手があなたの様な立派な医者でも、恨みが先に立ってしまう・・・とウンジェ。家族だから・・・と。

母のカルテを見たウンジェは、ヒョンがとても丁寧に診察してくれていた事を知りました。本当に良い医者だと改めて分かったようです。

「それが理由なの。あなたがとても立派な医者だから。こんなにいい同僚を失いたく無い。同僚なら、末永く手を携えられるから。」

ウンジェは以前ウジェに言っていました。

母は20歳の時に父と出会って大恋愛して結婚した。だけど、最後は一人で寂しく死んでいった。恋愛なんて信じない・・・と。

永遠の愛情を信じられないウンジェは、ヒョンとは永遠に同僚として手を携えて行きたいのですね。

 

手術室に入る前、父はウンジェに言いました。

「何があっても、お前の所為では無い。カッコ良いぞ、私の娘。」

冷静じゃいられませんよね、そんな言葉を聞いたら。

大丈夫?ウンジェ・・・と思ったら。

なんと、手術室の中には、キム・ドフンが。

そして、キム・ジェファンやオペナースなど、デハン病院のスタッフが勢ぞろいしていましたよ。

 

泣かせますな~っ

キム・ドフンは、ウンジェを手術室から外に出しました。家族なんだから・・・と。

そして、12時間もの長い困難な手術が始まったのです。

 

その日は、秋夕。

キム院長夫妻とジェゴルは、兄のお墓に詣でていました。

ずっと、兄の死は自分の所為だと思い込んで苦しんで来たジェゴル。

キム院長は、謝りました。息子の突然の死に、誰かに怒りをぶつけなけらば、自分が耐えられなかった。だけど、息子にぶつけたのは間違っていた・・・と。

そして、兄の死はジェゴルの責任ではないと、きっぱりと言い、ジェゴルにも復唱させました。

ジェゴルは初めて心から泣けました。

 

手術は成功しました。

ウンジェは、お約束の甘いコーヒーをキム・ドフンに差し出しました。

そうやってこれまで何度となく難しい手術を協力し合いながら二人はこなして来たのです。

感謝しています・・・とウンジェ。

私こそ、感謝している・・・とキム・ドフン。

キム・ドフンは、ウンジェが自分の能力を認めてくれている事に感謝し、ウンジェが指摘した手術ミスの隠ぺいを反省しました。

多くの言葉は必要なかったようですね。

二人とも、それぞれに一歩成長したと言う事です。

 

キム・ドフンはデハン病院への復帰を指示しました。

でも、ウンジェはそれを断りました。

病院船では外科医は彼女一人しかいません。絶対に必要だとよく分かりましたからね。

そして、病院船の仲間たちと離れるのが嫌だったのでしょう。

現に、この時、手術の成功を祝って、約束してもいないのに、皆が手に手に差し入れを持ってやって来ていました。

そんな心優しい仲間の様子を見ながら、初めて心からウンジェが幸せそうに微笑んでいました。

 

ウンジェとウジェ、そして父は母の納骨堂に行きました。少し遅れた秋夕のお参りです。

そこには、唯一の家族写真が飾られていました。

そして、2枚目の家族写真を、そこで撮りました。カメラマンはヒョンです。

 

・・・ホント、これで最終回と言っても良い雰囲気ですよ。

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『病院船』11話まで

2018-03-15 10:40:37 | 韓国ドラマのエトセトラ
韓国TVドラマ 『病院船』オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
PAN ENTERTAINMENT

レビュー一覧は、こちらから。

 

カルテをねつ造して保険金を手に入れると言うことは、詐欺です。

ウンジェは呆れた様な表情で、父を咎めました。

勿論、ウンジェにもヒョンにもそんな気はありません。

 

ただ、それは、これ以上娘や息子に迷惑をかけたくないと言う親心から出た言葉でもあったのです。

これまで、散々迷惑をかけて来たことを、重々承知で、親として申し訳ない思いは強く持っています。

だから、自分の保険金で借金を返し、子供たちの負担を消そうと思ったのです。でもねぇ、方法が間違ってますわな。

その保険料も、ウジェの学費で支払ったようですし・・・。

 

ヒョンは初めてウンジェの重荷を知りました。

力になってあげたいと心から思いました。

ウンジェが泣きたい時、怒りたい時、それらを受け止めてあげたいと思ったのです。でもね、ウンジェはそれが出来ないのです。

必要ない・・・とウンジェはヒョンに背中を向けました。

 

ヨンウンが検査を受けない理由が分かりました。

なんと、仮病だったんです

ヒョンの性格をよく知ってるから、弱ってる人を見捨てるなんて事が出来ないと分かっているから、こんな卑怯な手段に出たのです。

検査なんて受けられませんよね、ばれちゃうもん。

ヒョンは必死に手立てを考えているというのに

で、言いましたよ。

自分だけを見てくれるなら、治療を受ける・・・なんて

ヒョンは受け入れるしかありませんでした。

ただ、男としてではなく、医者として見守るだけだと釘をさすことは忘れませんでした。

 

ウンジェは、成功率の低い父親の手術を考えていました。

その手術ができるのは、国内でトップ3と言われる医者だけだと思いました。そのうち2人はそれぞれの理由で手術が出来ないと判明。

残る一人というのが、なんと因縁の相手キム・ドフンでした。

 

キム院長は、ウンジェの父の状態を知ると、最大限の配慮をしてくれました。本当にありがたい存在です。

ウンジェの周囲には、彼女のために様々な形で援助してくれる人がいます。ちゃんと分かってるかしら?ウンジェは。

キム院長は、手術の話を聞き、父親の為なら土下座してもキム・ドフンに頼むべきだろうとウンジェに言いました。

どんなわだかまりとか確執があろうと、父親の命のためならプライドを捨てるべきだと言ったのです。真っ当な意見ですな。

そして、キム院長は、キム・ドフンに連絡しました。

だけど、ウンジェ本人から何も連絡が無いとドフン。引き受けるとは言いませんでしたね。

 

ヨンウンの仮病をウンジェが知りました。

ヨンウンが口裏合わせを頼んでいる友人と電話しているのを、聞いてしまったのです。

ウンジェは自分から秘密をばらそうなんて考えてなかったようですが、ヨンウンが勝ち誇ったようにヒョンとよりを戻した・・・なんて言うもんだから、仮病を知ったことを話しました。

一瞬怯んだヨンウン。ばらされると思いますわな。

だけど、脅すように言いました。恋愛に興味は無いと言った言葉を守って・・・なんてね。

で、またまたこの二人の会話をジェゴルが聞いちゃった。狭い船の中なんだから、こんな大声、聞かれても不思議はありませんよ。

 

ジェゴルはヒョンに話すと言いましたが、ウンジェが止めました。

きっとヒョンはジェゴルやウンジェからこんなことを聞かされたら恥ずかしい思いをするだろうから・・・と。

恥をかくことが何よりも耐えがたいと思う人もいる・・・とウンジェ。彼女自身もそうなんでしょう。ジェゴルはそう思いました。

 

草刈りの作業中に蜂に襲われて、逃げる途中に崖から転落するという事故が発生。

父親を蜂から庇った息子が意識不明になってしまいました。自発呼吸も出来ない状況で、ウンジェは気管切開をし、何とか助ける事が出来ました。

自分も意識を失っていた父親は、目覚めるとすぐに息子の名前を呼びました。

自分など助けなくて良かったのに・・・と意識の無い息子の身体に縋って泣きました。

そんな親子の様子を見たウンジェは、父の事を思いました。

やはり、助けなくてはと思ったのです。

 

無理して退院しようとする父親に、自分が助けるからと言い置いて、ソウルに向かいました。

この時もキム院長は、空港までの車の手配、航空機チケットの手配等、最大限の配慮をしてくれました。有難いねぇ。

 

ウンジェは、キム・ドフンに手術を依頼しました。

でも、手術の予定がひしめいてて、とても時間的にそんな余裕はないとあっさりと断られてしまったのです。

ウンジェは跪きました。

こんな彼女の姿、おそらくキム・ドフンも初めてだったでしょう。

引き受ける

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