まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』16話まで

2018-05-02 18:05:51 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

4年という時間が経ち、チュンウォン君の罪が許されました。

ソン・ドファンの導きで学問を一から学び直し、一見すると、落ち着いた人間になったように見えます。でも、胸の内に、ギルドンたちへの復讐心は抱えたままのようです。

燕山君に取りなしを願ったのも、ソン・ドファンでした。

ソン・ドファンは先王の相談役のような立場にあったようですね。だから、パク氏などは師匠としてあがめたてまつっているわけです。

でも、燕山君は、これまで関わりを持っていなかったようで。一応、今回の事は聞き入れたけど、妄信するわけでもなさそうです。

ただ、問題はチュンウォン君の傍にモリが仕えていることです。

ギルドンたちにとっては、過去を知る厄介な人物ですからね。

 

チュンウォン君は、流刑の身分から解放されたのも、ソン・ドファンのお陰・・・と、彼の指示に従っていれば、自分の手を汚さずにギルドンたちに復讐できると信じています。

そして、儒教の教えを民に訴えることで、味方を増やしていこうとしています。

 

ギルドンたちは、それぞれに出世していました。

ギルドンは親方として、彼らを束ねています。

 

本業の他に、ギルドンたちは困っている民の願いを聞いて、助けてあげています。

今回、一人の両班の男性が、庶子である弟が他の両班から苛められて怪我をしたという訴えをしてきました。相手に思い知らせてやりたい・・・と。

役所に訴えようとしても、庶子である弟は両班ではなく、良人なので、訴える事すらできないというのです。

法で裁けないことを、お金を支払う事でしてもらえると聞いた・・・とその男は言いました。

それでも、男の態度は上から目線でした。

ギルドンが引き受けるのは、お金の問題ではないのです。人に頼みごとをする時の態度かどうか・・・ということなんですね。身分にかかわらず。

 

結局、その両班は、態度を改め、ギルドンを“親方”と呼び、弟の復讐を頼んだのです。

で、クッセが、希望通り、相手を痛い目に合わせたんですね。これが、後々大ごとになろうとは誰も思ってなかったでしょう。

 

ガリョンとギルドンの関係は、一気に進展しました

ガリョンの作戦勝ちかもしれません。

縁談を持ち込まれ、ギルドンが勧めるなら・・・と、受けるそぶりを見せて、ギルドンを動揺させました。

その次に、ガリョンには許嫁がいると言う噂を敢えて広めたのです。

問いただしに来たギルドンに、ガリョンは真っ直ぐに告白しました。

今更?・・・と思ったのは、私だけ

 

一旦は、ガリョンを突き放そうとしたギルドンですが、やっぱり無理でした。

ギルドンとすると、自分はやはりならず者の親方でしかないわけで。そんな自分より、もっと優れた結婚相手にガリョンを託したい気持ちがあったのです。

その方が、安全だと思ったわけです。傷つかずに済むだろうから・・・とね。

だけど、想いは誤魔化せませんでした。

やっとやっとガリョンの想いが届きました。

大きなギルドンと小さなガリョンが、とても可愛いです。

 

チュンウォン君がクッセの事件の再捜査を訴えて役所の前に座り込み始めました。

そのうちに、儒生も加わり、見過ごすことができない状況になってきたのです。

オム・ジャチは、取るに足らない事件だとして、そのままスルーしようとしました。

ところが、新しく着任した庶尹が再捜査を命じたのです。新任の庶尹はなんとスハク。

ギルヒョンと共に、ソン・ドファンの教えを受けたわけですから、コテコテの身分制信奉派です。

両班と良人との争いにおいて、両班が悔しい思いをするなんてことはあってはならないと思っていますからね。

 

クッセは捕えられ、牢に入れられました。

ギルドンたちは、すぐに動きました。

スハクに会い、なんとか穏便に済ませようとしたのです。贈賄・・・ですわな。

ところが、スハクはこれに激怒し、仲介したオム・ジャチに怒りをぶつけました。

まぁ、本来あるべき真っ当な役人の姿ではありますけどね。

 

ギルドンは、スハクより上の地位の者を動かしました。

禁酒法の時、散々良い思いをさせてあげた右尹の地位にいる人物です。

脅された右尹は、すぐさまスハクに捜査を中止させ、クッセを釈放させましたよ。

 

ソン・ドファンの教えは正しかった・・・とチュンウォン君は思っていました。

目の前でクッセが捕えられて行く姿を見たら、復讐の一つができたと感じたのです。自分の手を汚さずに・・・。

ところが、すぐにそのクッセが釈放されてしまいましてね。愕然としましたよ。

 

ギルドンたちがクッセを出迎えて喜んでいるところに、チュンウォン君が現れました。

モリを連れて・・・。

ギルドンたちは、また嵐が巻き起こると感じたでしょうね。

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『逆賊 民の英雄ホン・ギルドン』15話まで

2018-05-02 14:25:23 | 韓国ドラマのエトセトラ
逆賊‐民の英雄ホン・ギルドン- DVD-SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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チョ参奉の妻パク氏に案内されて、ソン・ドファンがチュンウォン君に会いにやって来ました。

ところが、チュンウォン君は、両班でもないし、年老いたソン・ドファンに何ができるのかと、拒絶しました。

ソン・ドファンは、チュンウォン君に問いました。アモゲを何故懲らしめたのか・・・と。財が欲しかったのか・・・とね。

本当は財産が目当ての筈だったのに、チュンウォン君は、見栄を張りましたよ。

財が目当てだったのではなく、国の秩序を乱すような輩を許せなかった・・・と言ったのです。仮にも自分は王族なんだから・・・とね。

おいおい、そんな立派な人間じゃなかったでしょうに。すっかり、自分の言葉に酔ったようで、以前からずっとそう言う信念で生きて来た・・・なんてことを言いましたよ。

でもね、ソン・ドファンは本性を見通しているような表情です。ただ、利用価値があるとは思ったかも。

チュンウォン君が相手をしたのは、パク氏が、ソン・ドファンの素性を話して聞かせたからです。

ソン・ドファン・・・一体何者?

欲にまみれたチュンウォン君を導こうとしています。チュンウォン君、変われるのかしら?

 

ギルドンはパク・ハソンという官吏に会いに行きました。自分たちと同じ考え方をしていると聞いたからです。

ギルヒョンと再会か?・・・と思ったけど、まだ、そのタイミングじゃ無かったようです。すれ違ってしまったのです。

ただ、パク・ハソンと言う人物が、たいていの官吏とは違って名誉や財を得ようとする人物じゃないということだけは分かったようです。

だから、礼の品を置いて行くようなことはしませんでした。

 

ノクスの願いを聞いてやった代わりに、自分の願いも叶えてくれと燕山君が言いました。

心をくれ・・・と。

「心はありません。既に他の男にくれてしまいました。」

この返答に、燕山君はまた驚かされました。一方で、普通の女性のように一筋縄じゃ行かないと言う事も分かり、いっそう気に入ったようです。

 

ギルヒョンは、褒美は何が良いと聞かれ、‘暗行御史’になりたいと言いました。財ではなく、燕山君のために、真の目や耳となりたいと。

燕山君は、ギルヒョンらしいと思い、許しました。

ギルヒョンは身分を隠し、地方の役人等の不正を調査し、燕山君に報告し始めたのです。

 

権力を思う存分行使し始めた燕山君は、お金の使い方も派手になりました。

当代随一の物を求めるようになり、資産は減る一方です。

困ったジャウォンは、銀山を管理するソプリにもっと多くの銀を要求したのです。

ソプリから報告を受けたギルドンたちは、銀の増産に励みました。

その過程で、ジャウォンはソプリが頭領ではなく、その後ろに黒幕がいる事に気がついたのです。

 

黒幕に会わせろと言われ、断る事も出来ず、ギルドンがジャウォンの前に。

お互い、まさかここで再会するとは思ってもみませんでしたから、本当に驚きました。

ジャウォンは、せんだってのチュンウォン君の一件で見かけてはいましたが・・・。

ギルドンも、ジャウォンが並みの商人ではないと感じていたのですが、まさか、内官とはね。

 

結局、二人の利害が一致し、手を組むことになりました。

ギルドンは燕山君だけに忠誠を尽くすといいましたから、ジャウォンとすると、願っても無い資金源が手に入ったことになりますからね。

その第一歩として、王宮の資産を増やすという作戦が開始されました。

 

禁酒令が出されるよう話を上手く運び、その裏をかいて、密かにお酒を高く売り飛ばすと言う、ま、あくどい商売によって莫大な利益を得たのです。

その利益は、勿論、ギルドンからジャウォンに、そして国庫に・・・。

ライバルと揉めて乱闘騒ぎになることがあっても、ジャウォンが大ごとにならないよう収めてくれましたし。

全てが上手く行っていました。

ただ、この様子を密かに監視している者が。モリです。ホ・テハクを殺し、姿を消していたのですが、いつの間にか都に来ていて、ギルドンたちの行動を見ていたのです。

その中で、ガリョンがギルドンの恋人だと思い込みました。ガリョンが危ない?

 

ガリョンとギルドンの関係は、今も兄と妹のようです。

でもね、ギルドンもガリョンを女性と感じることもあるようで。

 

そんなある日、ギルドンたちの前に一人の巫女が現れました。

村の神木をアモゲに授けた巫女でした。

アモゲがこの巫女に尋ねたのはただ一つでした。どうすればギルドンが死なずに済むかということだけ。

怪力童子は長生きできないと言われてきましたからね。

「だが、お前はもうじき身体が砕け散る。」

ギルドンがその怪力を自分の恨みを晴らすために使ったと言う事がその理由だと。

「天から力を授かった者は、その力を正しく使わねば、死ぬ。」

そう言って巫女は出て行きました。

聞いていたガリョンやソプリたちは怒り、塩を撒きました。

 

ギルドンは、妓房や酒の密造&販売、銀山の仕事等でますます成果を挙げ、アモゲの・・・いや、それ以上の資産を有するようになりました。

オリニも、宮中の下働きとして成長しています。

ノクスに憧れているようですね。

自分の手とギルドンの手を縛っていた布は、まだ肌身離さず持っているようです。記憶は失くしているみたいですが。

そして、燕山君も、王権を確固たるものと出来ているようです。

皆にとって、一番安定した時期なのかもしれません。

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『黄金色の私の人生(原題)』35話まで

2018-05-02 10:56:24 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ジアンはドギョンに想いを告白したけど、二人の関係はこれからも変わることは無いと言いました。

へソングループの家で短い時間だけど生活して来たジアンは、そこが自分とは全く合わない環境だということを痛感したのです。

怖いのは分かる・・・とドギョン。

でも、ジアンは、怖いのではなく、嫌なのだと言いました。

それでも、ドギョンは気持ちを受け入れてくれたと言う事だけで満足でした。ネックレスも受け取ってもらえましたしね。

これから先、ジアンの言うとおり、このままの関係でいるのか、何か変化があるのかは分からないけど・・・。

 

シェアハウスに戻って、二人はドギョンの作ったワカメスープを食べました。

少し近づきましたね。

ヨングクは、そんな二人を満足そうに見ています。彼にはドギョンの決心がどの程度のものなのか、そしてその選択がどう出るのか、興味があるのです。

 

ヒョクは、ドギョンが現れたことで、立ち直ったジアンがどうなるのかが、不安でした。だから、ドギョンを警戒してるように見えます。

ヨングクは、それがジアンに対する愛情なのか、友情なのか、見極めろと言います。

ヒョクにも、まだ分かっていないようです。

でもね・・・友情だと思いますよ、あたしゃ。保護者的な感覚を含んだ友情かと。

愛情は、ジスに向かっていると思います。態度が違いますもんね。落ち着き払ったヒョクでは無いですもん、ジスといると。

 

だけど、ジスはジアンがヒョクの片思いの相手だったと言う事が大きなショックでした。

今までも、へソンの家で散々ジアンと比較されて来ました。

自分がジアンと比べて、劣っていると意識させられ続けてきました。そこにこの事実ですからね。またもジアン・・・ですよ。

 

落ち込んで元気のないジスに、ミョンヒは気付きました。

部屋で泣いているのも知りました。

でも、少し前のミョンヒとは違って、そっと見守っています。ジスへの愛情も芽生えて来たようです。

 

ジスは、ヒョクとジアンが同じシェアハウスに住んでいる事も知りました。

我慢できなくなって、ジアンを呼び出しました。

 

「私を見ても、知らないふりをして。」

と、ジスはジアンに言いました。

ジアンは、ジスがヒョクと自分の仲を誤解していると気付きました。だから、説明しようとしたのですが、今のジスには、ジアンの話を聞く余裕がありません。

と言うか、元々、ジスは自分の感情が最優先で、一旦こうと思ったら、他の人の意見とかは一切耳に入らないところがあります。自分の考えが正しいという固定観念に支配されてしまうのです。

ジアンが苦しくて平静じゃいられなかった気持ちを説明しようとしても、自分の方が・・・という感じで、一切聞きませんでした。

やっぱり、ジス、ムカつくわぁ。

自分だけが被害者という意識なんですもん。人の話を聞いたら、間違いにも気付くでしょうに。

 

ところで、ジテとスアの関係も、今、ぎくしゃくしています。子供の事です。

スアは結婚するに当たって、子供は持たないという約束だったから・・・と主張しますが、ジテは気持ちが変わってきているのです。

子供の心音を聞いたから・・・。生きていると感じたから。

スアは約束なのに・・・と言いますが、彼女の表情がさえないのも、言葉通り、気持ちを割り切る事が出来ないでいるからじゃないでしょうか。

 

テスは、ジテとスアに、1週間後に遠洋漁船に乗ると話しました。

これが最後とでも言うように、自分の考えを説明しました。

ジホにも、呼びだして今後の助言をしました。

遺言のつもりでしょうか。

 

ドギョンは本格的に事業を始めるための行動を起こし始めました。

ノ会長は、ドギョンがなかなか音を上げないのを、不満に思っているようです。行動もつかめないでいますしね。

でもね、これはジェソンが密かに庇っているためでもあるようです。

彼とすると、頭の上がらない義父に対して公然と別の道を歩もうとしている息子を応援したい気持ちがあるのではないでしょうか。

 

ミョンヒは、ジスが沈みがちなのを気にして、カン・ナムグを調べさせました。職場で会うナムグが原因だと思ったのです。

そしたら、とんでもない経歴が明らかに。なにせ、ある程度年なのに独身で、高卒で・・・という内容ですからね。

直接会いに行こうとしました。

その途中、ジアンを見かけたのです。

思わず、車を停めさせ、降りたミョンヒ。

ずっと気にかかっていたジアンにやっと会えた・・・という素直な喜びの表情です。ミョンヒには珍しい正直な感情が表れていました。

でも、ジアンは違いました。

思わず、後ずさりしてしまったのです。

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『黄金色の私の人生(原題)』34話まで

2018-05-02 10:18:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

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ソ・テスは自分が母親と同じガンだと思いました。症状がそっくりだからです。

悲しい気分にはならなかったようです。

これは神からのクリスマスプレゼントだと思いました。自分の辛い人生をこれでおしまいにする事ができると思ったのです。

何のために頑張ってきたのか、今はもう分からなくなっていました。

このまま辛い人生を送るくらいなら・・・と思っていたのでしょう。病気で人生を終えられたら、残された家族も納得してくれると思いました。

そう考えると、気持ちが楽になったようです。残された人生を自分の思うように生きよう・・・と。

髪を黒く染め直し、洋服も新しくあつらえ、ギターも購入し、1週間だけレッスンに通うことにもしました。

ミジョンたち家族は、機嫌の悪かったテスが、突然明るくふっきれた様子なのが、不思議でした。

 

ずっと軟禁状態にあるチョ・スノクたちは、もう我慢の限界に達していました。

その訴えを聞いたミョンヒは、そろそろ海外に行かせようと考え、ミン部長にフィリピンへの渡航を命じました。

ところが、ミン部長が部屋に行くと、そこはもうもぬけの殻。姿も荷物もありません。

どうも、ジェソンが手を打ったようですが・・・。

ジェソンは、ミョンヒがチョ・スノクたちを隠しているのには、何か理由があると睨んでいました。だから、証人としてチョ・スノクたちを手元に置いておきたいのでしょう。

 

クリスマスイブになりました。

ヒョク姉のカフェでパーティが開かれました。

ヒョクは、それにジスも誘いました。でも、ジスは、生憎その日、家族での食事会があるから、必ず出席するよう言われていたのです。

残念そうな表情になったヒョク。

家族会が終わった後、時間があったら来て・・・と言いました。ジス、本当に残念そうです。ヒョクも

結局、ジスは来る事が出来ませんでした。

でもね、ヒョクはずっと待っていました。

ドアが開いてジスが入ってくるのでは・・・と常に気にしていましたもんね。

 

ジェソンとミョンヒ、ジスとソヒョンの4人だけの食事会。

それぞれに何かを考えながらの食事会は、静かですが気分の重いものとなりました。

ソヒョンは、ジホに気分転換させてもらおうと考えましたが、ジホもいい加減ソヒョンの相手をするのが嫌になっていたんですね。

金持ちの我儘によってデパートを辞める羽目になった直後ですしね。

だけど、やっぱりジホは優しいのです。ソヒョンを突き放しながらも、結局最後は相手をしてあげていました。

ジスの本当の妹だという意識があるからです。

 

ドギョンは相変わらず、昼も夜もアルバイトに励んでいます。

慣れない肉体労働ですが、喜々としてやっています。それには理由がありました。

ジアンのバースディプレゼントを買うつもりだったのです。

ジスに着替えを持ってきてもらいましたが、差し出したお金は受け取りませんでした。自分の主義主張に反することだからです。

自分が稼いだお金でジアンに・・・という思いだったのです。

 

クリスマスはジアンの誕生日です。ジスと二人、去年までは家族に祝ってもらっていました。

ミジョンは料理を作ってジアンとジスが帰って来るのを待っていました。

でも、テスですら、期待するなと言いました。

そうねぇ・・・。一時の気の迷いと言うか、一瞬の判断ミスではありましたが、やはりミジョンのしたことを許す気にはまだなれませんよね。

ジアンはミジョンからのメールに、そう返信しました。

 

ヒョクは、ジアンのバースディプレゼントに、食事のできる映画館を予約してあげました。ジアンの希望だったのです。

ところが、直前になって、ジアンがミョンシンと会う事になったと言い出しましてね。

キャンセルするのも勿体無いからと、誰か他の人を誘って・・・と言ったのです。

ヒョクはジスを誘いました。

 

勿論、ジスは大喜びです。

すっかり恋人のような雰囲気になったし。

でもね、どうも、これはジアンの作戦だったようです。

ジアンは、ジスより先に、ヒョクとジスが知り合いだと知っていたのです。そして、ジスがずっと片思いしていたのが、ヒョクだということにも気付いていたのです。

だから、ジスが行きたいと言っていた映画館の予約をヒョクにお願いしたのでしょう。

ジアンはジスに対して、やはり申し訳ないという思いが強いのでしょうね。姉としてジスを常に気にかけてきたわけですし、その感覚は他人と分かった今でも、残っているようです。

 

だけど、ジスも、ようやく気付きました。

ヒョクが片思いしていて、失恋したらしいとカン・ナムグから聞いていた相手がジアンだということに。

ショックだったでしょうね。

 

ジアンがシェアハウスに戻ると、ワカメスープが準備されていました。ドギョンです。

宅配のアルバイトで手に怪我をしてたと言うのも聞きました。

思わず駆け出して行ったジアン。

 

ドギョンをバス停で見つけました。

 

「誕生日おめでとう。」

ドギョンが開いた手の中に、ネックレスがありました。

これを買うために、アルバイトのかけもちをしていたのです。

泣きだしそうになったジアン。

家に帰ってくれと言いました。

「僕の選択だから、気にするな。」

と、ドギョン。

「気になるでしょ。胸が痛くてどうにかなりそうなの。」

それって、僕を好きだと言う意味に聞こえる・・・とドギョン。

「ええ。あなたの言うとおりよ。あなたが好きなの。」

とうとう言っちゃったね、ジアン。

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