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マリンは、いきなり『自分はタイムトラベラーだ』と言われても、大混乱しちゃって、理解できません。
確かに、これまで不思議なことはありました。
まだ発売前のラーメンがあったり、大統領選の結果が載った雑誌だって・・・。
ソジュンが何か隠していると気付き、それがまだ打ち明けられないと言われていたわけだし・・・。
だけど、まさか、こんな事だなんて、SF映画じゃあるまいし・・・ですよ。
何故、今打ち明けたの?・・・とマリンは聞きました。
悪いことがあるから・・・とソジュン。
そう聞いても、信じられないマリン。
ソリと一緒に、良く当たると評判の占い師を訪ねました。そこで、自分の未来を見てもらったんです。
そしたら、不安になる事は無いと言われたのです。
ちょっと安心したマリンなんですが・・・。実は占い師、マリンとソジュンの未来が見えなかったのです。
商売に関わるんで、そんな事を客のマリンに言うわけにはいかなかったのですが、そんな事初めてだったと知り合いに言いました。
未来が無いの
ソジュンはギドゥンに、マリンに全てを打ち明けたと報告しました。
ギドゥンは、それで良かったと言いました。
そして、自分がソジュンから打ち明けられた時の混乱を話してくれました。
未来がもう決まっているのなら、今更何をしてもしょうがないと自棄な気分になったり、ふざけるな、そんな筈無いとムカついたりした・・・と。
ソジュンは、打ち明けた理由をギドゥンに話ました。
セヨン父が事故で死ぬ・・・とね。それを防ぎたいからだと。
マリンにも、事実を話しました。
何とかして防ぐから・・・と。
マリンと最初に会ったのは、マリンが事故に遭うのを防いだ時だと言いました。だから、防ぐ事ができると。
ソジュンは、セヨン父の事故を防ぐために、ハピネスに社員旅行をプレゼントしました。
セヨンと一緒に日本に行くよう説得するのに、都合がよいと思ったのです。
ハピネスの社員たちも大喜びしたし、セヨン父も心からソジュンに感謝しました。
ところが、それがセヨン父の運命を変えてしまったのです。
セヨン父は、感謝を伝えにソジュンを会社に訪ねたのです。この時、キム常務がセヨン父を見かけましてね。
ソジュンと親しいと知り、自分の計画がソジュンにばれると焦ったのです。
実は、キム常務、投資家チェ社長に詐欺を働こうとしていたんです。セヨン父と知り合いなんですよ、チェ社長は。
で、ビルを売る予定がある・・・と話を持ちかけたんですね。丁度ビルを買おうと考えていたチェ社長は、すぐに話しに乗りました。
手付金を3割受け取って、それをドゥシクと進めていた土地売買に関する投資話の違約金に充てようと考えているのかな?
実際、そのビルを売る予定など、ソジュンにはありません。
事が発覚する頃には、自分はゴンソクと共にベトナムに移住しちゃってる・・・という計画なんです。
ゴンソクは移住しようと以前夫に話した事がありました。マリンの幸せそうな顔を見たくないって言う理由ですけどね。だけど、その行き先はアメリカじゃないと・・・と考えていました。
それが彼女の考えるリッチな移住生活の条件でした。
だから、ベトナムだと聞かされても、それに従う気にはなりませんでした。
セヨン父は知り合いのチェ社長から、そのビルの話を聞いていました。
だから、ソジュンに会った時、ちらっと話を振ったのですが、ソジュンには何のことやら・・・です。
ビルを売る気は今は全くないとソジュンが言ったものですから、チェ社長にすぐに連絡しちゃった。
チェ社長から問い合わせの連絡が入ったキム常務は、もう事前にばれるんじゃないかと大慌て。パニックと言っても良いくらいです。
で、セヨン父を何とかして黙らさないと・・・と思ったわけです。
10月27日。
ハピネスの社員旅行の日、一緒は嫌だと言うセヨン母は社員旅行に加わり、父だけがセヨンと日本に行く事になりました。
でも、社員にお酒代くらい渡したいとセヨン父は言い、社員の集合場所に一人向ったのです。セヨンとは空港で待ち合わせることになりました。
ギドゥンは、計画通りならば心配はいらないんだけど、やっぱり、何かあった時の為に・・・と事故現場となる建設中の現場に向かいました。
マリンは、セヨンを見送りに空港に。
そして、ソジュンは、ドゥシクをギドゥンの家で待ったのです。日記を盗みに来る筈ですから。
現れたドゥシクを捕まえ、ソジュンは事情を問いただしました。
でも、ドゥシクはきちんと答えません。
だから、ソジュンはドゥシクが殺人犯じゃない事を証明するためにも、自分と一緒に事の成り行きを見てほしいと言ったのです。
二人は、未来に行きました。
そこで、セヨン父の事件の記録が変わるかどうかをじっと待ったのです。
ネットの記事は、一瞬消えました。
作戦が成功し、セヨン父は生きていることになります。
ところが、その直後にやはり死亡記事が出たのです。でも、事故現場は別の場所でした。
別の‘愛の家’の建設現場だったのです。
キム常務は、セヨン父に黙っていてもらう代わりに、大金を渡すという取引を持ちかけました。
でもね、セヨン父はボランティアを行うような人です。そんな取引に応じる筈はありません。
結局、キム常務はセヨン父を縛りあげ、車のトランクに押し込んでしまったのです。
命の危険を感じたセヨン父は、必死に取引に応じると言いました。
だけど・・・ここまでやってしまっキム常務は、もう、セヨン父の言葉を信じることは出来なかったのです。
そして、建物から突き落として殺してしまったのです。
現場が違うと気付いたソジュンは、現代に戻り、慌ててギドゥンに連絡。
その時、なかなか空港に来ないセヨン父を心配したマリンも、現場に来てギドゥンと一緒にいました。
実はこの時、マリンはキム常務の車とすれ違っていたのです。マリンは気付きませんでしたが、キム常務はマリンの姿を確認していました。
二人は、ソジュンの連絡を受け、別の建築現場に急ぎました。
でも・・・もう遅かったのです。
既にセヨン父は亡くなってしまっていました。
キム常務は人を・・・セヨン父を殺す運命でした。横領を知られたためです。
だから、ドゥシクは事が起る前に会社を辞めさせようと投資話を持ちかけ、独立させようと考えたのです。
だけど、それに失敗・・・。
結局、過程は違うけど、キム常務は殺人犯となってしまったというわけです。
それを、ドゥシクがソジュンに知らせなかったのは、ソジュンとマリンを守りたかった為でした。それがどういう危険なのかはまだ分かりませんが・・・。
ドゥシクは、これらの事情をボイスレコーダーに吹き込んで記録しています。
自分がしたことは、結局、セヨン父を救う事は出来なかった・・・とソジュンは思いました。
人の生死は変える事が出来ないとドゥシクから言われていたけど、やはり救いたかったですよね。
知っていたのに、全て知っていたのに・・・とソジュンは泣きました。
「運命だったと思おう。」
と、マリンはソジュンを抱きしめました。
運命だったなんて言うな・・・とソジュンはマリンに言いました。
だって、運命を避けられないのなら、ソジュンとマリンに残された時間はわずかということになりますから・・・。
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「確認したくなるの。」
と、マリンは言いました。
私のことが好きか、そろそろ飽きてないか、まだ私にときめくか・・・。
「変わるなよ。」
と、ソジュンが言いました。
僕は毎日もっと好きになっていくから、だから変わるな・・・。
「私は変わらない。もともと変わりにくい性格なの。」
と、マリン。
幸せでした。二人とも、本当に幸せでした。
それまで近づかなかったハピネスの活動にも、ソジュンはマリン会いたさに顔を出すようになりました。
マリンが作業員の男性と親しげにしてるのを見ては嫉妬し、不機嫌になったりするのですが、マリンはそれがまた嬉しいのです。
でもね、そんなな二人を見て、セヨン父はちょいと不機嫌。
娘が日本に行こうとしていると言うのに、長年家族同様に親しくしてきたソジュンが、全然平気な様子なのが気に入らないのです。
ふとソジュンは良いことを思い付きました。
セヨンが日本に行く前に、楽しい思い出を作ろうと、ギドゥンも誘って4人で小旅行に行こうと言いだしたのです。
マリンは、二人っきりで行けると思っていたので、少々がっくり。
でも、今回は仕方が無いと割り切りました。
ところが、セヨンもギドゥンも気まずくなるのが分かっているから、断って来たのです。
マリンは、・・・と思いましたが、ソジュンはあくまでも二人と一緒に行きたいってんで、もう宿を予約してしまったと嘘をついて二人を参加させました。
ソジュンとマリンは、ギドゥンとセヨンが居ると言うのに、な態度を変えません。ま、気を許せる二人だからこそ・・・でしょうけどね。
ギドゥンとセヨンはたまったもんじゃありません。
ソジュンが、マリンとセヨンに仲直りするよう言ったので、とりあえず大人な態度で表面的には仲直りしましたが、心の底から・・・というわけにはいきません。
マリンは、セヨンが自分を嫌う理由を知りました。
ギドゥンとセヨンが話をしているのを、偶然聞いてしまったからです。
ソジュンは、セヨンを家族のように考えているけど、セヨンはそうじゃなかったと分かり、自分を嫌う気持ちを理解できたマリンでした。
ところがですよ。
夜、散々お酒を飲んで、正体無く酔っ払ってしまったギドゥンとセヨンは、ベッドを共にしてしまったのです
朝起きて、パニックになる二人。
無かった事にしようと言い合いましたが、余計に気まずくなってしまいました。
海辺でソジュンは面白いモノを見つけました。
『50年先までの望む日に手紙を届けます』
というポストです。
ソジュンは、マリンに宛てて手紙を書きました。
“ここは2016年10月 未来のソン・マリンへ 僕がタイムトラベラーだと知る前で、とても幸せだ。未来に行けるのではなく、時間を止められたらと思うくらいに。これを読む君が僕を憎んでないといいな”
ソジュンは、この手紙をいったい何時、届くように投函したのでしょう。
一方、キム常務は契約条件にある会社を辞めて独立するという事を、もう少し先にしたいとドゥシクに申し入れました。
キム常務とすると、成功するかどうか不確実な事なので、独立するという勇気が出ないのでしょう。
で、ドゥシクに分かってもらおうと、あれこれと説得にかかりました。
でも、ドゥシクの目的はどうもキム常務をソジュンから切り離すことにあるようで、この条件だけは譲れないのです。
それを守れないと言うのなら・・・と、あっさりと契約破棄を言い渡しました。
手付としてキム常務に渡してある大金を諦めてでも・・・ですよ。
キム常務は、そこまでの事とは当然思っていなかったので、ドゥシクの本気度を知ると、必死に気持ちを変えてくれるよう縋りました。
だけど、ドゥシクは、キム常務からの電話にも出なくなってしまいましたよ。
焦るキム常務です。
計画は実行に移っているので、この計画がおじゃんになったら、他の投資家への違約金を払わなければいけなくなります。そんな大金、準備出来ないと分かっているので、彼も必死です。
マリンの母親は、娘が幸せな結婚したことを夫にも知らせたいと思っていました。
毎月決まった日に生活費が振り込まれていたので、銀行で振り込まれた支店を調べてもらい、その前で待ち伏せしようと考えました。
ドゥシクが銀行にやってきたのですが、彼が先にマリン母を見つけました。
ささっと隠れたので、マリン母は諦めて帰るしかありませんでした。
ソジュンはギドゥンの家に仕掛けた監視カメラの映像をチェックしました。
そしたら、なんと、そこにドゥシクの姿が写っていたのです2016年の10月27日でした。
ソジュンが天井裏に隠しておいた日記帳を盗む姿がはっきりと写っていました。
ソジュンはタイムスリップし、10月27日に行きました。そして、ドゥシクの後をつけたのです。
ドゥシクは、日記帳を盗み出すと、タクシーに乗ってどこかに急ぎました。車中で日記帳を破っています。
セヨン父が死んだ事故・・・あれは事故じゃなかったのかも。殺人事件だったのかしら?
そして、その犯人は、キム常務だとドゥシクは知ってて、それを隠そうとしているのです。何故
ドゥシクが行ったのは、ハピネスが建てている“愛の家”の工事現場。
ソジュンがタクシーから降りて近づくと、マリンの叫び声が
「ソジュンどうしよう
助けて
誰かいませんか
」
マリンのコートは血まみれです。
半狂乱で泣き叫ぶマリンに驚き、ソジュンは駆け寄ろうとしました。
それを、ドゥシクが止めた
今出て行ったら、マリンが・・・いや、奥さんが変に思う。お前は過去から来たんだろ・・・と必死にソジュンを押しとどめました。
ドゥシクが言いました。
セヨン父が事故死したと。マリンは怪我をしたセヨン父を発見しただけだ・・・と。
どうしてここに来た?・・・とソジュンが尋ねました。
事故を阻止しようと思って・・・とドゥシク。
どうして僕の知人まで助けようとするんだ・・・とソジュン。
同じタイムトラベラーだとしても、他人の、それも知人に過ぎないセヨン父を助けようとするのは不自然ですわな。
俄然、ドゥシクに対する疑念が湧いて来たソジュンでした。
その時間のネットで調べ、やはりドゥシクの言うとおり、事故死と断定された事を知ったソジュンでした。
現代に戻ったソジュンは、さりげなくセヨンの出国日を聞きました。そしたら、10月27日と言うじゃありませんか。
セヨン父が事故死する日です。
よりによって・・・と暗欝な気分になったソジュンは、なんとしても事故死を阻止しようと考えました。
だから、チケットを準備するから、両親と一緒に日本に行けと言いました。住む家とか、いろいろと気になっているだろうから、見せれば良い・・・なんて言って。
キム常務は何とかして計画をまとめようと必死です。
で、ドゥシクではない他の投資家に当たってみました。
その会談の後で、偶然セヨン父と会うんです。投資家がセヨン父と知り合いだったようで、この時は、簡単な挨拶を交わしただけでした。
キム常務とセヨン父がどういうつながりがあるのかと思っていましたが、ここが始まりだったようですね。
ソジュンは、マリンをハピネスから離そうと思いました。
セヨン父の事故が防げなかったら、マリンは第一発見者として物凄いショックを受けることになります。
だから、それを防ぐためには、ハピネスの仕事を辞めてもらうことが一番確実だったからです。
だけど、マリンは拒否しました。
楽しかったのです、ハピネスの仕事が。初めて楽しんで仕事をする事ができたから、変えたく無かったのです。
嫌がるマリンに、ソジュンはいろいろと好条件の職場を紹介しました。
あまりにも強引なやり方に、流石にマリンも腹が立って来ました。いくらハピネスが両親の辛い事件にかぶるからと言っても、このやり方は無いんじゃない?・・・ってところですね。
君の為だ・・・とソジュンは言いました。
でも、マリンにとって今が壊れるのが怖いほどに幸せなわけで。マリンの為を思うなら、このままで放っておいてと思うわけです。
「僕もそれを望んでる。君と長く幸せでいること。だから、ハピネスを辞めてくれ。」
ソジュンが言いました。
もう、事実を隠しておくことはできないと、ソジュンは思いました。
そして、とうとうマリンに打ち明けたのです。
タイムトラベラーだということを。
「僕は未来に行ける。」