まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『秘密の森』15話まで

2018-05-18 14:39:45 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

まさか・・・という空気が捜査陣を支配していました。

検察側の人間、それも、特任チームのメンバーでしたからね。犯人が捜査に加わっていたのですから・・・。

 

シモクも信じられない思いだったでしょう。信じたくないと言った方が正解かもしれません。

これまで、ユン課長は仕事のできる仲間としてチーム員全員の信頼を得て来ました。その人が殺人犯と言うのですから、ハン刑事であっても、呆然としてしまいました。

でも、ユン課長の部屋からは、殺人の証拠物件が次々と発見されたのです。動かしようの無い事実がそこにありました。

 

取調室で、ユン課長の前に座ったシモクは、しばらく言葉が出ませんでした。

何故殺したのですか・・・とまず、聞きました。

「殺すべき奴だからです。」

ユン課長は、動機を話しました。

彼の息子は、人災とも言える交通事故で亡くなっていました。まだ6歳でした。

整備不良等でパス会社や運転士の責任が問われるべきなのに、結果は、軽微な刑で処理されました。

その裏では、バス会社と安全性を無視した部品会社とをつなげるブローカーとしてパク・ムソンの存在がありました。公務員に賄賂を送り、事件を縮小させてもいました。

パク・ムソンの殺害には、濡れ衣を着せられる役のカン・ジンソプも、シモクも計画に含まれていたとユン課長は言いました。

ただ、カン・ジンソプの死は想定外だった・・・と。

キム・ガヨンはやはり見せしめで、殺すつもりは無かったようです。

目覚めた時、ガヨンの口から、接待を受けた人物の名前とかが明らかになる筈だからと。

全て一人で計画したのですか?・・・とシモクは問いました。

あまりにも綿密に計画、準備された犯行ですからね。

 

長い間、ずっと頭の中で考えて来たものだから・・・とユン課長は単独犯を主張しました。

 

パク・ムソンやキム・ガヨンについては、動機は明白でした。

ならば、ヨン検事は?・・・と聞くと、ヨン検事は自分の犯行ではないと否認。

その後、ユン課長は黙秘をし始めたのです。

 

殺してすっきりしましたか?・・・と最後にシモクが聞きました。

「心が空っぽでした、息子が死んでから。でも、恐怖が満たしてくれました。」

死んでいく者が自分を見る目、姿、血が・・・と。

だから、ヨン検事の両親には、娘の遺体を見せない方が良いと言ったのですね。忘れられなくなるから・・・。

 

ユン課長の供述から、事故当時の元検事長ぺ・サンウクに捜査が入る事になりました。

 

イ首席秘書官は、妻のヨンジェを娘の留学先に行かせる手配をしていました。

すぐに公職者の資産が公開されるので、しばらく韓国を離れた方が良いと言いました。

突然の話に、ヨンジェはすぐには納得しませんでしたが、夫の真剣な態度は自分を心から想ってくれていると信じられたので、受け入れました。

 

ヨンジェを空港で見送った後、イ首席秘書官は行動を開始しました。

ヨンジェに、財産の一部を財団に移す書類にサインさせ、処理しました。その他にもいろいろ動いています。全てイ・ユンボムには内緒で。

でもね、関係者は、皆、イ・ユンボムの方を重要視しているので、動きはすぐに報告されてしまうんです。

イ・ユンボムは、婿が何を考えているのか、分からなくなっていました。

ただ、愉快な話ではないと言う事だけは分かりました。

 

ソ検事は、ヨン検事が死んでから、至極真っ当な考え方に戻ったようです。

ちょこちょこ動いて秘密を探りだそうというのは変わりありませんが、検事としての正義を改めて意識するようになったようです。

表情から‘悪’の雰囲気が消えたように思います。

だからか、シモクもヨン検事が持って出たであろうイ・ユンボムの脱税データの話をしました。

そんな時、イルジェがやって来ました。ユン課長に会わせてほしいと言って。

でも、ユン課長は面会を拒否していました。

 

シモクは、データの内容を聞きました。

イルジェも、こうなった今、ようやく詳細を語ったのです。

イ・ユンボムが法律を悪用して、財産を子供たち名義に書き換える方法で脱税を繰り返してきたようです。

そのまま捜査が進めば、イ・ユンボムも娘のヨンジェも脱税の罪で拘束されるのは免れない状況でした。

そんな時、イ首席秘書官が、イルジェを訪ねて来て、何も言わずにただただ跪いて泣いたんだそうです。彼にとっては、イルジェを裏切るか妻を拘束するかの辛いニ者選択を迫られる事になったからです。

だから、イルジェはユン課長の後ろにイ・ユンボムがいるのではないかと思って、聞きたかったのです。

 

「ファン・シモクは韓国一信じられる検事です。任せましょう。」

ソ検事が、イルジェの手を取って言いました。

ソ検事から、こんな言葉が出るとはね。改心したものだわ

 

シモクは、空港でのユン課長の行動を監視カメラの映像で確認しました。

そして確信したのです。

ユン課長は、高跳びするために空港に行ったのではなく、誰かを探すために行ったのだ・・・と。

ヨン検事を殺し、ユン課長の仕業に見せかけ、高跳びしようとしている人物を捕まえに・・・。

 

でも、ユン課長は、それを認めません。

単独犯だと主張するばかりです。

 

シモクは、例の傘の男だと察しました。

そして、それは、イ・ユンボムの秘書ウ室長だと。

顔は、ソ検事が確認しました。

でもね、既に出国した後なんです。

 

シモクは、これまでわかった様々な事実を考え合わせ、ユン課長の後ろに居る人物を特定しました。

イ首席秘書官だ・・・と。

 

いよいよ最終話です。

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ユン・シユン来日ファンミ招待!

2018-05-18 13:31:44 | イベント、プレゼント関連

衛星劇場さんからの、新しいプレゼント企画です

来月、ユン・シユンssiが、東京と大阪の2カ所でファンミーティングを開催します。

そのファンミに、各会場1組2名の方を招待してくださいます

 

<東京会場>  日時:6月1日(金) 17:00開場  18:00開演

             場所:日本教育会館一ツ橋ホール

<大阪会場>  日時:6月3日(日) 15:00開場  16:00開演

             場所:大阪市中央公会堂 大集会室

招待数:各会場1組2名

申し込み締め切り:5月24日(木)正午

 

詳細、申し込みは、こちらから。

 

ユン・シユンssiと言えば、最近ドラマが好評の内に終了したばかりですよね。

すぐに、相手役のチン・セヨンさんとの熱愛が報じられましたが、それは誤報だと、双方から正式に否定されたようです。

それだけドラマの中での二人の演技がリアルだったってことでしょうかね。

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『秘密の森』14話まで

2018-05-18 10:32:48 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

泣いたーっこの作品で、初めて泣いたーっ

 

もしかしたら、ガヨン?・・・と私は思いましたよ。

でも、血に染まって倒れていたのは、ヨン検事。

傍にいたハン刑事たちも、皆、言葉が出ず、立ち尽くして鑑識作業を見つめているだけでした。

 

ユン課長がぽつぽつと話し始めました。

彼は、ガヨンの行方を追って、部屋まで来たのですが、誰も呼び掛けに応じないので、帰ろうとした時、その部屋の新しい住人の女性が帰ってきたのです。

そして、部屋に入った途端、叫び声を挙げたので、ユン課長が駆け付けてみると、この惨状だったわけです。

 

一瞬呆然としたシモクですが、すぐにいつものように平然と捜査の指示を出しました。

チャン刑事はその冷静さが信じられませんでした。

同僚だろ?心が痛まないのか?・・・とね。

ハン刑事は、その冷静さが却って不安に感じられたようです。心配そうにシモクの姿を見つめていました。

 

流石のシモクも、本当は混乱し動揺していたのでしょうね。

ヨン検事の遺体が移送されるのについて行く時、ぼんやりと心ここにあらずと言った状態で、運転も危なそうでした。

ほんの少しですが、涙も・・・。

その無表情さが、余計に悲しかったです。怒りや悲しみや無念。そう言った感情が、初めてシモクの中に強く芽生えたように見えました。

解剖にも立ち会いました。

医師は、同僚だったのに、大丈夫ですかと問いかけましたが、シモクは無表情でした。

でもね、直後に強烈な頭痛が彼を襲い、意識を失って倒れてしまったのです。

 

行方を探していたハン刑事が駆け付けると、ベッドの上でシモクはこんこんと眠り続けていました。

こんな姿は見たくない・・・ハン刑事は思いました。

そして、医者から、シモクの病の説明を受けたのです。無表情だった理由が分かりました。

 

ユン課長は、辞職願を置いて姿を消しました。

ショックが大きい様子は見てとれていましたが・・・。

 

意識が戻ったシモクは、ふらふらとしながらも病院を抜け出し、家に戻りました。

そこで、見ました。ヨン検事に貸したセーターを・・・。

ヨン検事の思い出が一気に甦って来ました。

シモクの感情に豊かさが加わったのは、ハン刑事だけじゃなく、ヨン検事の存在も理由の一つだったのかもしれません。

恋愛感情と言うのではなく、頑張っている後輩検事として。

もしかしたら、ほんの少し、愛情も含まれていたのかもしれません。

このシーン、泣けました。

セーターを持って立ち尽くす後ろ姿だけで、悲しみが伝わってくるようでした。

 

葬儀が行われました。

呆然自失のイルジェと妻。

カン検事長をはじめとした検察の面々、そして警察。たくさんの参列者が訪れました。

マスコミも注目していました。なにせ、検事が被害者なんですから。

 

そこに、シモクがノーネクタイで、乱れた髪で現れました。

イルジェが掴みかかり叫びました。

「守ってくれと言っただろ

 

イ首席秘書官がソ検事と共にやって来ました。

その姿を見て、イルジェは、今度はイ首席秘書官に向かって掴みかかろうとしました。

「お前が何故来た出て行けお前がウンスを殺した

 

「何故黙っていたのですか

シモクの声が響きました。

何故闘わないのですか何故長い間隠れていたのですか家族の為ですか怖かっただけでは

「止めて

イルジェ妻の叫び声で、皆、静まりました。

もう、何を言っても、ヨン検事は帰って来ないのです。

 

調べで、ヨン検事は、普段、家と検察を往復するだけの生活をしていた事が分かりました。

違ったのは、先日ハン刑事の家の飲み会に誘われた時だけ。

そして、殺された時は、一旦自宅に戻ったところを何者かに拉致されたと推察できました。

 

関係者から話を聞き、シモクは、ヨン検事が自分とハン刑事が父イルジェとイ・ユンボムとの事を話していたのを聞いた可能性があると分かりました。

父が何かを隠していたのを見た事もあったので、あれだと思ったのでしょうね。

で、家に取りに戻ったところを襲われたのでしょう。

 

それは、イルジェからの連絡で確信になりました。

イルジェが隠し持っていたメモリが無くなっていたからです。

中に入っているのは、イ・ユンボムの脱税の記録でした。子供に違法な株の譲渡をしたようです。2000億Wにも上る巨額な脱税です。

同じころ、イ首席秘書官が妻の資産をチェックしていたのも、その証拠を得るためじゃない?ヨンジェは離婚するためだと誤解してますが。

 

ヨン検事の自宅の部屋をチェックしたシモクは、そこで破り取られたノートの切れ端を発見。

破られたページの次のページに、うっすらと何かの痕が残っていました。

確かめてみると、それは、“O、T”の文字。0と7にも見えます。

それを描いたのは、ハン刑事の家から帰った直後だと推察できました。拉致される時には、そんな時間はありませんでしたから。

 

シモクは、この短時間にヨン検事が経験したことを思い起こしてみました。

で、分かったのです。

ユン課長につながる・・・と。

 

警察を総動員して、ユン課長の行方を追いました。

そして、とうとう、空港で取り押さえることに成功したのです。

 

逃走するユン課長を、最後はハン刑事が捕まえ、格闘になりました。

でもね、ユン課長、ハン刑事は殴れなかったのです。仲間でしたから。信頼して仕事をしてきた仲間でしたから。

この瞬間も、泣けましたよ。

 

シモクが、シャツの背中を広げると、そこには“O、T”の入れ墨がありました。

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『秘密の森』13話まで

2018-05-18 09:31:10 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

飲み会で、チャン刑事は、隠して来た秘密を打ち明けました。

ハン刑事のPCから、病院の防犯カメラの映像をコピーし、署長に送ったことです。

信じ切っていたチャン刑事にそんな事をされたと知ったハン刑事は、怒りました。

女性問題で、あそこまでしなくても・・・とチャン刑事が口走ったので、ハン刑事の怒りはもっと大きくなりました。

でも、本当は、チャン刑事の優しさ・・・心の弱さの所為だと、ジョンボンは取りなし、何とかその場は収まりました。

この件は、しばらくハン刑事の胸にくすぶっていて、チャン刑事は、ご機嫌とりに四苦八苦することになりました。

 

会話の中で、“0、7”の事が話題となった時、ヨン検事は、ふと気になる事がありました。

それは数字?・・・と聞きました。

このハン検事の言葉が、後になって重要な意味を持つ事が分かるのですが・・・。

ハン検事は、ユン課長の濡れたワイシャツの下に、それと読めるような図柄があったのを見てたんですね。

 

お開きになって、ハン検事をシモクが送ることになりました。

その時、シモクの家に届けモノをしたが、誰かが家から出て来た気がする・・・とハン検事が話しました。

直後、雨も降って無いのに、傘を差した男も見た・・・と。

その理由は、シモクが部屋に入ると分かりました。

部屋には、ずたずたに切り裂かれたシモクのスーツが、ぶら下げてあったのです。警告だとすぐに分かります。

 

すぐにハン刑事とチャン刑事を呼びました。

盗聴器のチェックと、現場検証をしてもらいました。他には何も異常はありませんでした。

傘を差した男は、マンションの監視カメラでチェックしても、ずっと傘で顔を隠したまま歩き、どこかに消えて行きました。

 

そういう部屋にいることを、普通は嫌がるものでしょうが、シモクはそう言う感情は持ちません。

だけど、ハン刑事は、一旦別れた後、眠れるように・・・と飲み物を持って訪ねました。

シモクは、通報者の条件として、3つを挙げました。

イ首席秘書官とパク・ムソンの関係を知っている事、ソンムンとハンジョの間に縁談があったこと、そしてソンムン日報のキム社長がいまだにわだかまりを持っている事・・・。

「この3つの条件を満たすのは、今、3人。イ・ユンボム、イ首席秘書官、イ・ヨンジェ。」

でも、この3人は通報したら自分の首を絞めることになります。

え?まさか、イ首席秘書官

うわ言で、ヨンジェに謝っていましたからねぇ。あれって、表とは違う裏の本音があって、イ・ユンボムに対して何か裏切ろうとしているのでは・・・深読みし過ぎかしら。

 

政府は、今回の武器輸入の件を撤回すると発表しました。

イ・ユンボムはとにかく、収拾しなくては・・・と、謝罪会見を開きました。勿論、裏の事情を知らずに提携しようとしたと潔白を主張し、マスコミの前で頭を下げたのです。

悔しくても、今はそれが最良の方法でした。

 

その一方で、イ首席秘書官は、庁長に強い圧力をかけ、特任チームの解散を一気に推し進めさせたのです。

シモクたちには、何の連絡もありませんでした。

シモクたちは、TVのニュースで、解散を知ることになったのです。もう、覆すことはできませんでした。

 

メンバーは黙って部屋を片付けるしかありませんでした。

その時、シモクがホワイドボードを裏返しました。

そこには、この一連の事件の詳細な関係図が示されていました。誰もその存在を知らなかったようです。

それを見たら、シモクがいかにこの事件に真剣に向き合っていたかが分かりました。表情には出さないけど、どれほど悔しいかも分かりました。

所属は別れますが、絆はいっそう強くなったようです。

 

ハン刑事は、傘の男の動きを周辺の監視カメラを総動員して追いました。

で、ようやく、タクシーに乗り込む姿を捕える事ができたのです。

乗る瞬間、傘をたたみますからね。でも、遠目でしたので、はっきりとした顔は見えませんでした。

ただ、誰も知らない人物だと言う事だけがわかったのです。

 

シモクは、ヨン・イルジェを訪ねました。

イルジェが隠している事を聞きたかったのです。

イ・ユンボムがイルジェを狙ったのは、何かを恐れているからだ・・・とシモクは言いました。それは何なのですか?・・・と。

でも、イルジェは話しませんでした。

イルジェが昔、講義で言っていた“法官にとって正義とは永遠なる片思いだ。究極のイデアだ”と言う教えを、全うさせてほしい・・・とシモクは言いましたが・・・。

イルジェにとっての正義は、自身と家族の安全だと言いました。この歳になると、それ以上の正義はない・・・と。

つまり、秘密を話したら、その正義は実現できなくなるということですね。

 

イ・ユンボムは、シモクがイルジェを訪ねたことも、すぐに報告を受けていました。

秘書のシモクへの警告も効果が無かったと思いました。

急がなくては・・・と、イルジェが持っている秘密のモノを、何としても手に入れてくるよう秘書に命じたのです。

 

ハン刑事は、通報して来た女子高生に会い、モンタージュを作りました。

それと、傘の男の写真を持ってシモクに確認に来ました。

シモクも、全く知らない人物でした。

シモクは、イルジェも、例の通報者の条件に合うと言いました。でも、殺人者としての資質は無い・・・と。

イ・ユンボムを脅かす事ができる何かを握っているのに、3年もの間、何もしなかったわけだし・・・とね。

その時、ヨン検事が来ました。シモクが呼んだのです。

傘の男を確認してもらうためでした。

 

ヨン検事は、確かにこの男だった・・・と証言しました。

そして、シモクの家で何かあったのかと聞きました。こうやって調べると言う事は、何かあったとしか思えません。

でも、シモクは、一切、話しませんでした。

ヨン検事は、不満そうでした。

何度聞いても、シモクは顔色一つ変えずに、何も無いと言います。

ヨン検事は、仕方なく、部屋を出て行きました。

ハン刑事は、ヨン検事の気持ちが推察できました。シモクを慕っていることも薄々感づいていました。だから、言ったのです。

「ヨン検事に優しくしてあげて。」

そしたら、意外そうな表情でシモクが言いました。

「してますよ。」

あれで・・・という、ハン刑事の心の声が聞こえそうでした。

 

カン部長検事が検事長に昇進しました。

庁長から、首を言い渡されるのではないかと思っていた時の昇進話でした。断る理由はありませんわな。

そして、シモクは先輩を飛び越えて部長に任命されました。

誰もが驚く人事でした。

 

記者がガヨンの病室に侵入したとの知らせが入りました。

シモクもハン刑事も手が離せない状況にあったので、ユン課長が向いました。

 

カン新検事長は、シモクを海外に派遣する決定を伝えました。

シモクはそれを受け入れるつもりはありませんでした。

でも、逆らえば、切られてしまいます。

時間をください、10日間・・・とシモクは言いました。それが過ぎたら、海外に行きます・・・と。

真犯人を捕まえると約束した日は、あと10日間残っていると言いました。

え~とぉ・・・。誰と約束したんでしたっけ?忘れてしまいましたよ。

「10日後に出国します。」

と、シモク。カン検事長は、それを許しました。

 

自室に戻ったシモクに、ユン課長から連絡が入りました。

ガヨンが母親と共に、病院から姿を消したと言うのです。

家に行きましょうか?・・・と言うユン課長に、とりあえず病院に・・・と指示を出したシモク。

で、ガヨンの資料をチェックしていると、ヨン検事から、話があるという電話が入ったのです。

急いでいるので、かけ直すと一旦切りました。

 

ガヨンの行方は分かりません。

自宅に行って見ても、留守。ユン課長からは、病院周辺に姿は無いと言う連絡。

その時、ハン刑事から連絡が入りました。

若い女性の変死体が発見されたと言うのです。ガヨンが借りていた部屋で。

 

ヨン検事だったーっ

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