まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『秘密の森』7話まで

2018-05-15 22:55:47 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

イ次長検事がイ検事長となる道筋は、既に作られていました。

順当な昇進ということです。

でも、その裏には、おそらくイ・ユンボムの動きがあったのでしょうね。

 

この事で、ソ検事とシモク、そしてヨン検事のいざこざはうやむやに。

でも、ソ検事は、キム・ガヨンの携帯を狙ってのことだと察したようです。慌てて隠し場所から取り出しました。

一瞬電源を入れましたが、すぐにオフにし、画面をソファーの角にぶつけました。画面を壊してしまったのです。データはどーかしらね。

始末しようと思ったのでしょうね。

胸ポケットに入れて、執務室を出て行きました。

何故か、シモクの様子を窺った後、車で出たのですが・・・。

シモクは、それを予想していたようです。ハン刑事に連絡。

ハン刑事は、ソ検事の尾行を始めました。

 

最初は、キム・ガヨンが発見されたパク・ムヨンの家。

でも、すぐに車で移動。

川にかかる橋の途中で車から降り、川に投げ込もうとした瞬間、ハン刑事が止めました。

銃を構え、持っている物を渡すよう言ったのです。

でもね、ソ検事もバカじゃありません。疑われて、執務室まで調べようとした相手ですから、尾行していても不思議は無いと思っていたのです。

 

ソ検事が差し出したのは、なんと、煙草とライター。

してやったりと言う表情のソ検事。

ハン刑事をこづきまわしましたよ。腹いせをするように。

 

ハン刑事を残し、ソ検事はその場を立ち去りました。

次に向ったのは、川岸。

そこで、とうとう何かを投げ込んだのですが・・・。

それを、もう一人の尾行者が目撃していました。ハン刑事の同僚、チャン刑事です。

本当は、捨てる瞬間を取り押さえるようシモクから指示されていたのですが、間に合いませんでした。

 

シモクが来た時、ハン刑事とチャン刑事は、ズボンの裾をまくり上げて、川をさらっているところでした。

や~っとのことで、一つ携帯を拾い上げまして、とりあえずそれを鑑識に回すことにしました。

シモクは、もしかしたら別物かもしれないと、自分も靴を脱いで川に入りました。結局、見つかったの?見つからなかったの?後者みたいです。

 

疲れた表情で家に帰ったら、ヨン検事が待っていました。聞きたい事がある・・・と。

明日にしろとシモクが言っても、引き下がらないので、仕方なく家に入れました。

 

ヨン検事は、昼間ソ検事に連れて行かれそうになるのを助けてくれた理由を問いました。

それが決して好意の所為では無いとヨン検事も分かっていました。

シモクが答えないので、ヨン検事が言いました。ソ検事に対する疑惑のためでは?・・・と。

ソ検事の部屋に入ったのは、シモクだと分からせるために、敢えてヨン検事を庇おうとしたのです。

探していた携帯は、キム・ガヨンの?・・・とヨン検事。

シモクは自分の口からは何も答えませんでした。

ヨン検事、シモクに対して、単なる先輩というだけじゃない感情もあるのかしら?まだはっきりとしたモノじゃ無さそうですが、以前とは違った目で見ているような気がします。

ただ、シモクが普通の人のような感情を持てない人間なんだということは、気がついているようです。

 

シモクは、自分が変わりはじめているのではないかと感じているのでしょうか。

ハン刑事は、シモクが‘怒った’表情を見せたと似顔絵を描いてくれました。全く似てませんが

でも、ハン刑事と話していると、シモクの表情が普段よりほんの少しだけ豊かになっているのは確かでした。

 

キム・ガヨンがまた狙われました。

犯人はイ検事長の妻で、イ・ユンボクの娘でもあるヨンジェ。

ただ、今度も未遂に終わりました。

 

ソ検事が容疑者を特定しました。

パク・ムソンの息子ギョンワンです。キム・ガヨン殺害容疑です。

でも、父ノパク・ムソン殺害でも犯人に仕立てあげようと考えているようです。

ギョンワンには軍に居たと言うアリバイが主張されていました。でも、実際は、キム・ナムジン師団長が個人的なゴルフレッスンの為に、ギョンワンを連れ出していたのです。

勤務時間内に個人的に兵を使うなんてことは勿論禁止されています。

だから、キム・ナムジン師団長はギョンワンは軍内にいたと証言したのです。

 

ソ検事はキム・ナムジン師団長と取引をしました。

で、何としてもギョンワンを犯人に仕立てあげようとしました。

脅したりなだめたり、祖母の事を持ち出して情に訴えたりしましたが、ギョンワンは一切自白などしません。濡衣でしょうからね。

 

イ検事長は、師団長の事は外せとソ検事に言いました。

でも、自信満々な様子を見せるソ検事は、言う事を聞きそうにありません。

イ検事長は、それが不安でした。彼の目には、ソ検事は抜かりが多いと写っていましたからね。

 

でもすぐに不安と焦りがこみ上げてくる羽目に。

ヨン検事に、部屋を探った理由を聞こうとした時、言われたのです。シモクが何かを探すために川に入った・・・と。

シモクに勘付かれるのは、やっぱり恐怖でした。能力を知っていますから。

キム・ガヨンの携帯、まだ持っていたのです。川に捨てたのは、全く別物だったってわけです。

 

だけど、お尻に火がついたような気がするソ検事は、その携帯を一刻も早く手放さなくてはと思ったのです。

良い隠し場所を思い付きました。

ギョンワンの部屋です。罪をなすりつけるにも最適でした。

で、こっそりと忍び込み、ベッドのマットレスを持ちあげたその瞬間、ドアが開く音が。

驚いて見ると、そこに立っていたのは、なんと、ハン刑事。

そして、シモクが携帯のライトを照らして撮影しているではありませんか。動かせない証拠です。

ショックのあまり、呆然自失のソ検事。

ハン刑事は、冷静に冷たく、ソ検事に被疑者の権利を告げました。

手錠をかけようとした時、ソ検事が拒否して叫びました。

「俺じゃ無い殺したのは検事長だ

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韓国ドラマOSTプレゼント5days!第五弾

2018-05-15 18:05:56 | イベント、プレゼント関連

この企画の第5弾は、「ただ愛する仲」

プレゼント数は、2名

あいやぁ~っ

今、ハマりにハマってる作品です。欲しいですけど~っ

 

詳細、申し込みは、こちらから。

締め切りは、5月31日(木)。

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カーネーションが沁みる

2018-05-15 16:59:05 | 家族関連

先日、母の日&バースディのプレゼントとして、娘からカーネーションが送られて来ました。

例年通りですと、たいていは食べ物。

それが今回、お花ということは、多分、思案にくれたものの、決まらなかったのだと見た

何にしても、有難いものです

家の中に花を飾る習慣が無い私でも、やはり嬉しいですし、心がほっこりします

 

実家のオンマが、

「ま~たくさんになったもんだ。」

・・・と。

勿論、歳のことです。

若い時には、この歳の自分は想像できませんでした。

単なる数字だとは思うのですが、この数字、単位は時間の長さですから。

時間の全てが積み重なっている筈なのに、記憶はまだらに抜け落ちています。

これからもっと抜け落ちて行く部分が増えていくのでしょうね。

 

映画やドラマで、故郷に旅する主人公が、その旅路において思い出を辿る・・・というシーンがよくあります。

走馬灯のように頭の中を思い出が駆け巡るという・・・。

その感覚を、私もいつも千葉に向かう電車の中で経験しています。

これまでの人生で、一番千葉での時間が長いこともあるし、子育てをした場所だということもあります。

あの時、ああしていれば、こんな言葉をかけていれば・・・と、後悔ばかりが過ぎります。

もし、昔に戻れたら、絶対にああはしないだろうな・・・と。

 

楽しかった思い出、幸せだった思い出が甦ることはあまりなく、殆どが後悔を伴うものばかり。

つまり、全てが自分に原因、責任があることばかりなんですね。決して外部からの何かによって・・・と言うわけでは無いのです。

今更何を・・・と思いながらも、やはり焦ります。

 

人によっては、反対に幸せな思い出ばかりが甦るのでしょうね。

勿論、私も楽しかった記憶、嬉しかった記憶もたくさんあります。でも、それらより先に、後悔することばかりが甦るのです。

 

後悔先に立たずとはよく言ったもんだと改めて感じています。

 

出来る限り後悔することのないよう、過ごしていきたいのですが。

この歳になってもやはり難しいです。

ならば、昨日より一歩、或いは一日一つ、頑張ろうと。

そう思う、新しい年齢1日目のまぎぃでした。

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『秘密の森』6話まで

2018-05-15 14:39:25 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨン検事は、パク・ムソンを地検の相談窓口の電話を使って呼び出したのは、自分だと打ち明けました。

父ヨン・イルジェの濡れ衣を晴らしてほしいと頼むためでした。

でも、パク・ムソンはヨン検事をあざ笑ったのです。だからと言って、殺したりはしない・・・とヨン検事は言いました。

殺したら、父の無罪を立証できないからです。

 

ヨン検事は、せんだって盗み聞きしたイ次長検事とシモクの話から、イ次長検事こそ疑わしいのに・・・と言いました。

シモクは、ヨン検事の話を聞いても、それを鵜呑みすることはありませんでした。

それで疑いが晴れるわけではなく、いまだにヨン検事はイ次長検事と同様に疑念が残ると言いました。

 

警察では、シモクが有力な容疑者だということで話しはまとまりかけていました。ソ検事も、その方向にアシストしましたしね。

で、いざ、シモクを捕まえに・・・となった時、ハン刑事が、止めました。

シモクが凶器となった包丁を持ってシミュレーションする場に自分もいて、確かに見た・・・とね。

それで一旦は、シモク逮捕は棚上げとなった感じです。完全に疑念が晴れたというわけではなさそうですが。

現に、検察の中でも、シモク容疑者説は消えていませんでした。

カン部長検事は、ユン課長にシモクのことをプライベートも含めて、詳細に調べるよう指示を出しました。

ユン課長は、シモクを手術した医師に面会に行き、その手術の内容を詳細に聞き取りました。で、カン部長検事に報告するのかと思ったら、なんと、報告した相手はイ次長検事でした。

いったい誰と誰が組んでるのか、分かりませんわ~っ

 

ハン刑事は、被害者キム・ガヨンとパク・ムソンの息子ギョンワンとが同じ高校の先輩後輩の間柄だったと報告しました。同級生じゃなくて、ギョンワンが1年上でしたね

実は、ギョンワンは、ガヨンの事を好きだったんですよ。

除隊してきたギョンワンは、ハン刑事に聞かれた、そうは答えませんでしたが。

 

怪しい人たちばかりです。

そしてもう一人ここで浮上して来ましたよ。

イ次長検事の妻です。

イ・ユンボムの娘で、夫のことを心から愛しているように見えます。それはイ次長検事も同じかもしれません。

しかし、彼らの間にはイ・ユンボムと言う存在があるので、複雑な雰囲気でもあります。

いつも穏やかで笑みを絶やさない女性なのですが、心の中は表に見せているのとはちがう感情があるようです。

夫が思うよりたくさんの事実を把握しているようですね。

例えば、キム・ガヨンのこととか・・・。

イ・ユンボムが娘には分からないだろうと思ってたかをくくってる感じで、イ次長検事と内々の話をするのを、ちゃんと耳に留めて理解しているみたいに見えます。

 

街かどでシモクの姿を見かけたハン刑事は、その行動に興味を持ち、後をつけ行きました。

だって、女性用の化粧品を扱う店に入って行ったんですもん。

自分が見ているとも知らず、香水をあれこれと品定めするシモク。

ふいにお腹が鳴りました。ぐぐ~っと。空腹なのを忘れて、捜査をしていたと知り、ハン刑事は食事に誘いました。

 

実は、シモク、食事をしようとしたら呼び出しがかかることが続いてましてね。

いつになったら満足に食事が取れるんだろうと、心配してたんですよ、あたしゃ

 

キム・ガヨンを知ってたんですか?・・・とハン刑事。

シモクは、タブレットを取りだして、見せました。

リゾートホテルから取り寄せた監視カメラの映像です。それにはキム・ガヨンが写っていました。

ガヨンは、イ次長検事の部屋に入って、10分そこそこで退出して来ました。でも、次に会った誰かに笑顔を見せながら話しをしていたのも写っていたのです。

なんと、ハン刑事の勤務する警察の署長でしたよ。イ次長検事の友人ですね。

ハン刑事、流石にショックを受けた顔になりました。腐敗が自分の近くにまで及んでいると感じたのでしょう。

 

街かどで、シモクはふいに足を止めました。

ガヨンの携帯に電話した時、何者かが出たのですが、その時に聞こえた曲が流れていたからです。

ハン刑事は、それがソ検事の着信音だと言いました。つい最近聞いたところだったのです。

シモクは、確かめてみました。

ソ検事に会った時、電話をかけたのです。

聞こえて来た着信音が、間違いなく、あの時聞いたモノだと思いました。

もしかしたら、今でもガヨンの携帯を持ってるのでは?・・・とハン刑事。

次のターゲットは、ガヨンの携帯ですね。

 

それにしても、シモクとハン刑事のタッグって、本当に抜群のコンビネーションです

会話のテンポも良いし、真剣なのに、どこがユーモラスだし

 

シモクとハン刑事は、ガヨンが勤めていたクラブに行きました。

そこで、シモクはソ検事の身体から匂ったのと同じ匂いの香水をつけているのが、ママだと知りました。

ソ検事が、密かに会いに行った相手が分かりました。そして、問い詰めて、ソ検事にガヨンの住所を教えたと白状させたのです。

この時も、ハン刑事と抜群のコンビネーションを見せましたね。

 

ハン刑事は、シモクがソ検事に対して優越感を持っていると指摘しました。

残っている感情が優越感か・・・と呟くシモク。

「残っている・・・って、他には無いんですか?」

と、ハン刑事。

見てて・・・と言って、ハン刑事が描いたのは、シモクの脳の構造図。

ここが事件解決への意志・・・と示したのは、頭の三分の一ほどの領域。

そして、このち~っちゃいのが、優越感。で、もう一つのち~っちゃいのは、クッパに対する執着心とかその他・・・と示したのは、小さな小さな丸い領域。

残りの三分の二ほどは?・・・とシモクが聞くと、

「あまり出さない他の気持ち。」

そう言われても、シモクは、本当に他の感情があるのか、わかりませんでした。

宇宙人は信じる?・・・とまた、突拍子もない事を聞いたハン刑事。

にこりともせずに、信じると言ったシモク。

何故?・・・と聞かれ、空間が無駄だから・・・とシモクは答えました。

「そうですね、ここもです。」

と、シモクの頭をハン刑事は指差しました。

そして、プレゼントです・・・と、描いた脳の構造図をシモクのポケットに突っ込みました。

 

犯罪は、私たちを信じ合えなくする・・・。本当に酷いものですね・・・とハン刑事。

“私たち”と言われたことが、シモクにはとても嬉しかったようです。

韓国語に於いて、‘ウリ’と言う言葉は、家族や親近感のある相手に対して使う事が多いようですね。だからこそ、シモクには嬉しかったのでしょう。

初めて心からの笑みがほんの少しだけ浮かびました。

久しぶりに感じた温かい感情だったかもしれません。

 

ある日、ヨン検事の父ヨン・イルジェがシモクを呼び出しました。

娘を守ってほしいと言うのです。

知識と肩書きで武装した、ただの新人に過ぎないから・・・と。まだまだ世間の事情とか裏の面を知らないから・・・とね。

ガウンが、自分だけは大丈夫だと高をくくっていたように、ヨン検事もまた危険な道を歩むかもしれないと恐れているのです。

もしかしたら、イ次長検事が真犯人だと思っているから、守ってくれと言うのかとシモクが問いました。

でも、違うとイルジェは言いました。

イ次長検事は、殺人を犯すような人間ではないと断言したのです。

「イ・ユンボムだ。」

と、イルジェは言いました。何故か確信しているようです。自分の欲にしか関心が無い男だからだ・・・とね。

約束はできません・・・とシモクは言いました。

 

キム・ガヨンの携帯をまだソ検事が持っている可能性があると思っているシモクとハン刑事。

ソ検事が、ギョンワンに事情を聞きに行ってる間に、ほっそりと執務室をチェックしようと思ったのですが、女性事務官が在席しているから、なかなか難しい。

そんな時、ヨン検事が、協力を申し出ました。

上手く口実を設けて、女性事務官を外に出し、その隙に二人して探ったのですが、見つかりません。

そこに突然男性事務官が来ちゃった

どーにか机の陰にかくれたので、見つからなかったのでほっとした時、シモクの携帯に着信がーっ

 

ヨン検事が機転を利かせて姿を現し、その場をしのいでくれました。

でも、結局、何も見つけられませんでした。

 

直後帰ってきたソ検事。

流石です。部屋のちょっとした異変に気づいちゃった。

ヨン検事が関わってると知ると、激怒してヨン検事のところに乗り込んで行きましたよ。

何事かと、皆が注視している中、引っ張って行こうとしたのを、気付いたシモクが引き留めました。

三者が凍りついたように睨みあってるところに、イ次長検事が。

 

カン部長検事が駆け付けて来ました。

「おめでとうございます、検事長。」

なんと、イ次長検事が検事長に昇進したと発表があったのです。

これも、イ・ユンボムが裏で動いているのでしょうかね。

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『秘密の森』5話まで

2018-05-15 10:56:44 | チョ・スンウ関連

レビュー一覧は、こちらから。

 

殺人事件の現場で、新たな遺体が発見されたという衝撃的なニュースは、世間を震撼させました。

それだけではなく、厳重に管理されている筈の殺人事件現場に、未成年が出入りしていたということ、通報するより先に遺体の写真をSNSにアップするという道徳心の無さも、世間は驚くのに充分でした。

そして、遺体と思っていたのが、実はまだ生きていたと分かった瞬間、捜査中の警察も物凄く驚き、慌てて救急搬送すると言う事態に、現場は混乱しまくりです。

 

犯人を見た可能性大の被害者です。

警察は厳重に被害者の保護に努めました。

でもね・・・何者かが、既に手をまわして、殺そうとしてますよ。人工呼吸の管が抜かれているのが発見されましたからね。

ただ、この事は、看護師が不審に思いながらも、対処して、警察には報告しなかったため、問題にはなっていません。良いの?後悔することになるんじゃないの?・・・と思う私。

 

現場に落ちていた凶器の包丁を見たシモクは、少し前に、自分がシミュレーションした時に使った包丁だと察したようです。

と言う事は、自分の指紋がついたままかも・・・と。

 

被害者の身元を・・・となった時、シモクがあっさりとそれが売春関係の捜査で取り締まりにかかった女性だと言ったので、キム刑事は驚きました。

シモクの案内でミナの部屋に行きました。

鑑識作業が始まりました。

ハン刑事たちも駆け付け、現場の様子をチェック。

その時、シモクは、部屋ではなく、その周辺をチェックしていました。で、見つけたのです。被害者の爪のかけらを・・・つけ爪かしら?。

危険を感じて逃げ出したものの、その場で何者かに捕まってしまった・・・とシモクとハン刑事は判断しました。

また、先を越されてしまった・・・とシモク。

シモクの行動を読んでのことなら、かなりの恨みを持っているか、罪をなすりつけるためだ・・・とハン刑事。

シモクは、ミナの部屋に吊るされていた制服の写真をハン刑事に渡しました。

「もし、接待用の制服ではなく、本来の姿だったら、被害者は歩く時限爆弾だったでしょう。特定の男たちにとっては。」

シモクは、そう言いました。

だったら、静かに始末するのが普通で、あんな場所に置いたら、大騒ぎになることは明白なのに・・・とハン刑事が疑念を呈しました。

まだまだ謎ばかりです。

 

その上、被害者が名乗っていた‘クォン・ミナ’という素性事態が、偽だったということまで判明したのです。

本物の‘クォン・ミナ’は、ちゃんと生存していました。

 

事件はソ検事が担当することになりました。

被害者の身元が偽造だったこと、ソ検事は知っていたようです。イ次長検事にそんな言い方をしていましたよ。

なぜ、ソ検事が女性を追っていたその日に事件が起ったんだ?・・・とイ次長検事は言いました。まるで、ソ検事を疑ってるような言い方です。

ソ検事もそう感じたようですが、イ次長検事が言いたかったのは、そうではなく、ソ検事のやり方に何かミスがあったのではないかということでした。

で、ソ検事はシモクの名前を出したのです。

まるで、シモクがイ次長検事を追い落とすために、事件を重ねているというような言い方です。

イ次長検事は、被害者がすぐに見つかる場所に置いた理由、生かしておいた理由が分かりませんでした。

ソ検事は、それはもっと大きな罰を与えたかったのでは?・・・と言いました。それは、イ次長検事に対して?

ソ検事、権力者へおべんちゃらをつかってすり寄るただの俗人検事かと思っていましたが、何か彼にも隠された事実がありそうな気がして来ました。

 

この二人の会話を、シモクは聞いていました。

以前、ソ検事がしていたのと同じ、別の部屋から、窓越しに・・・です。

 

もし、自分を尾行していて、ミナの住所を知り、拉致したのか?・・・とシモクは考えました。ソ検事が彼女を追っていたその日に。

でも、様々な状況を考え合わせると、やはりそれには無理がありました。

拉致犯は、シモクとは別のルートでミナの住所を知り、あらかじめ待ち伏せしていたに違いない、シモクはそう結論を出しました。

そして、シモクやソ検事が被害者を追っていること、見つけ出すことも知っていたに違いないと。待っていたのだろう・・・と。

そんな内部情報を掴む事ができるのは、地検内部の者しかいない・・・とも。

監視カメラの映像をチェックした時、ソ検事が慌てて出て行く姿、それを追う自分の姿、そしてもう一人、ヨン検事が自分たちの動きを見ている姿が映っている事に気が付きました。

いた・・・とシモクは思いました。

すぐに、ヨン検事が、被害者を吊るす事ができるかどうか、力を試していましたよ、シモク。勿論、さりげない方法で。

無理っぽいです。

 

とうとう、シモクの指紋が凶器から発見されてしまいましたよ。

おまけに、犯人を見たと言う通報者まで現れました。シモクが無理やりミナの住所を聞きだした違法タクシーの運転手だと思われます。

 

報告を受けたイ次長検事は、シモクを問い詰めました。

まさか自分の出世を妨げようとしているのか?・・・と。

様々な証拠が、シモク犯人説を裏付けるモノなのに、何故イ次長検事は疑わないのですか?・・・とシモクは反対に問いました。

「それは、真犯人を知っているからですか?」

イ次長検事には、被害者と面識があるということを知っているとシモクは言いました。

出張先のホテルに未成年の女性を送ったパク・ムソンがイ次長検事を脅し、その後死んでしまった。そして今回はイ次長検事がずっと探していたその女性が死にかけた状態で発見されたわけで。

全てイ次長検事の仕組んだ事だとシモクが思っても不思議はありません。

 

でもね、イ次長検事は、女性とは何も無かったと言いました。

当時、パク・ムソンは窮地に陥っていて、問題が起るかもしれないと予想していたところに女性が来たようです。

罠だと察したイ次長検事は、女性を追い返したんだそうです。

シモクは、イ次長検事の主張は、女性が一旦口を開いたら、世間は信じないだとう・・・と言いました。

だけど、イ次長検事はきっぱりと言いました。自分は検事で、正義を守るためにここにいるんだ・・・と。

「俺は信じている。ここには二種類の人間がいると。守護者と犯罪者。法服と囚人服。どんな状況でも、断罪すべき部類とは違う。いくらもろくても他人は傷つけない。」

真実を語っているように見えました。

で、シモクは重ねて聞いたのです、答えてください・・・と。

一瞬、怒りが爆発したイ次長検事は、傍にあった書類をシモクにぶつけました。そして、言ったのです。

「殺していない。」

シモクは頭を下げました。

「失礼しました。お詫びします。」

 

その時、キム刑事がやって来ました。

シモクの指紋が発見され、通報者も現れたということで、事情を聞きに来たのです。

シモクは、ありのままに答えました。凶器についていた指紋は、先だってシミュレーションをした時についたものだと答えましたし、通報者の正体にも予想ができている・・・と。

イ次長検事の姿があるのを見たキム刑事は、丁寧な言葉ではありましたが、シモクが有力な容疑者だということは変わり無いと言いました。

ソ検事などは、シモク犯人説をそれとなく推し進めようとしているようです。

 

そして、とうとうハン刑事が被害者の身元を突き止めました。

やはり未成年でした。

で、なんと、パク・ムソンの息子と同級生だったのです。軍隊にいるという・・・。

つながりが見つかりました。

パク・ムソンは少し前まで、被害者の口座に決まった額を振り込んでいたのです。

 

ヨン検事がシモクに隠していた事実を打ち明けました。

死ぬ前の日、パク・ムソンに会った・・・と。一人でやった・・・と。

え?何を

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