まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『黄金色の私の人生(原題)』38話まで

2018-05-10 22:19:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

お互いに想い合っているのは確かなのに、どうして一緒になれないんだ・・・とドギョンは苛立ちました。

自分がへソン家の人間だと言う事が嫌だと言うなら、もうどうしようもないわけですよね、ドギョンとすると。

普通の人なら、財閥に嫁ぐと言う事を夢みるんじゃないのか?・・・そう思っても不思議はありません。

ジアンも頑固でした。

 

夜遅く帰って来たドギョンは、夜中に熱を出してしまいました。

ドアの外までうなされている声が聞こえてきて、ジアンは居てもたっても居られない気持ちでした。

そっと部屋に入ったジアンは、薬を飲ませ、冷たいタオルで汗を拭いてあげました。

聞きわけの悪いジアン・・・。強情なジアン・・・とうわ言のように呟くドギョン。愛しているのに、ダメなのか?・・・と。

「お前は僕の夢なのに・・・。」

そう言うのを聞いたら、ジアンも我慢していた涙がこぼれました。

「今までごくろうさま。さようなら。」

そう言って、ジアンはそっとドギョンにkissしました。

 

翌朝、体調が戻ったドギョンは、やはり家には帰らないと決心しました。

今回、新しい事業を邪魔しようと手を回したノ会長に負けたくないと思ったのです。

自分を手ぶらで追い出したのは、鍛えるためではなく、もっと忠実に動く駒にさせる気だったと気付いたからです。

アルバイトを続けながら、新規事業の進め方を再検討してみようと思っています。

なんと、ユ秘書が会社を辞めたという連絡が入りましたよ。地方に左遷されそうになりましたし、ドギョンの新規事業の手伝いをしたいと思っていたからです。

愉快な仲間が出来て、ドギョン、嬉しかったでしょうね。ドギョンという人間をよく分かってくれている人だし。

 

そしてそして、ジスとヒョクは、一気に誤解が解けて、カップルになっちゃいましたよ

恋人のフリをしてくれと頼まれたジホは、行きがかり上、ヒョクやナムグと顔を合わせる羽目になってしまいましたが、ま、お祝い事なので、そこは問題なし。

 

ジアンがドギョンを受け入れられない理由は、家族の問題もあったからでしょうかね。

父テスが胃ガンかもしれないというのに、治療を拒否し、一人にしてくれと言い張っていましたからね。

家族に置き手紙をして、出て行こうとしたテスなんですが、家の外で倒れてしまって、救急搬送されたのです。

その知らせがジアンに来て、ジス以外の家族全員が驚いて駆け付けました。

精密検査を受け、結果が出るまで入院を言い渡されたのですが、テスはさっさと退院してしまいました。

その勝手なやり方に、家族は戸惑いました。

以前の家族思いの父からは考えられない言動の数々だったからね。

 

「今回だけだ。今まで生きて来て俺の好きに生きた事はない。」

と、テスは言いました。

だから、死ぬ時は好きにする・・・と。

家族全員ショックでした。

どうして家族の事を考えてくれないんだ?・・・と皆口々に言いました。

その言葉にカッとしたテスは、家族に向き直って言いました。

「自分のことだけ考えるのが何故悪い。今までずっと家族の為に生きて来た。一度だけ俺の好きに生きると言うのに、どうして口出しする。お前たちに迷惑をかけたか?」

私たちにお父さんが逝くのを黙って見てろと?・・・とジアン。

「もう終わりにしたい。自分で命を絶たなくても神様に召される。それがありがたい。」

もう休みたい、お前たちは好きに生きてくれ・・・とテスは力なく言いました。

家族は、何も言葉が出ませんでした。

ジアンは、自分が山で死のうとした時のことが脳裏を過ぎりました。

 

結局、テスは翌朝早く、一人で家を出て行きました。

自分で準備した古い家にギターを抱えて少しだけの荷物を持って行きました。

 

テスの検査結果が出ました。

ガンでは無く、想像ガンだと。

想像妊娠と同じようなもの

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『黄金色の私の人生(原題)』37話まで

2018-05-10 14:26:54 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミョンヒは堂々としたジアンの態度に圧倒されました。

へソン家を拒むなんて、彼女には理解できませんでした。

ドギョンと何の関係も無いと言い切るジアンの言葉も信じることはできませんでした。自分の息子が、へソングループの御曹司である申し分の無い条件を兼ね備えた息子がこんな貧しい女性に片思いするなんて・・・という感じでしょうね。

ジアンは、ドギョンに関する情報を、一切ミョンヒに教えませんでした。

知っているけど教えないと言うより、教える義務も無いしそういう立場でもないと言う主張です。

 

最後までミョンヒと対等に冷静に話をしたジアン。

でも、本当は物凄い緊張に襲われていたのです。

ミョンヒを見送った後、一気に緊張が緩み、倒れそうになりました。

ヒョクには何も話さないでいてほしいと頼みました。自分で解決するから・・・と。

 

ヒョクは、ジスの態度の急な変化が気になって仕方がありませんでした。

でもね、ヨングクに指摘されて気付いたのです。

初恋の人ジアンへの想いは保護者的なモノで、ジスに対するのは女性への愛情だと。

分かったら、行動も早いヒョク。

ジスに気持ちが変わった理由を聞きに行きましたよ。

ジスは困ってしまって、好きな人が出来たと言っちゃった。おいおい・・・ 予告では、ジホに芝居をしてもらおうとしてましたけど

 

ヒョク姉は、内緒にしておいてほしいとジアンに頼まれたけど、やはり伝えておいた方が良いと思いました。

で、ヒョクにミョンヒが来た事を報告したのです。

ヒョクは、それをドギョンに伝えました。

 

ドギョンはジアンに確認しました。

でも、ジアンは詳しいことはミョンヒからきいてくれと言うだけで、特に何も言いませんでした。

ただ、家に帰るよう言ってた・・・とだけ。

 

ドギョンは、こうなったらもう隠れていても無駄だと思い、母ミョンヒに会いに行きました。

やっぱりジアンはドギョンと連絡を取り合っていたのねとミョンヒ。

ジアンから聞いたのではなく、カフェの人から聞いたとドギョンは言いました。

ドギョンはジアンへの想いを正直に話しました。

ミョンヒは、ジアンが口にした拒否の言葉をそのままドギョンに伝えました。

流石にドギョンはショックを受けました。

でも、自分のジアンへの気持ちは変わらないし、自分の人生を自分の思うように生きてみたいと言う気持ちにも変わりは無いときっぱり言いました。

 

ドギョンはすぐにジアンに会いに行きました。

どうしてああいう言い方をしたのかと問いました。

自分は努力しているのに、どうして自分を信じて受け入れてくれないのか?・・・という事ですね。

でも、ジアンには無理でした。

ドギョンがジアンの為に家を出て努力しているからといって、無条件に自分がドギョンに従わなければいけない理由は無いと言ったのです。

同じ想いじゃないか・・・とドギョン。結婚したいと。

呆れた・・・とジアンは言いました。

 

ジアンはドギョンを好きだと言うのは認めました。でも、何も進まない・・・と。

ドギョンにはへソングループという“家”が付いていて、自分はそのへソン家では幸せになれないと分かったのです。入りたくないのです。

「貧しい人はお金持ちに従わなければいけないの?私は拒めないの?へソンの後継者だから嫌だと言うのはダメなの?」

ドギョン・・・何も答えられませんでした。

 

ジテにソクトゥから連絡が入りました。

テスの体調が胃ガンかもしれないと気になっていると言うモノでした。

せんだって、ジホからも、テスが吐いたのを見たと連絡があって、気になってはいました。でも、スアとのことで頭が一杯で考える余裕がなく、そのままになっていたのです。

スアは、家を出て友達のところにいました。

手術の日が決まったら連絡する・・・とジテに言いました。

そして、その日、ジテが来てくれたら、家に帰るけど、来なかったら、離婚する・・・と。

子供かスアかを選ばなくてはいけないわけです、ジテ。辛いです。

 

ソクトゥの連絡を受けたソクトゥの妻が家を訪ねて来たら、テスが苦しんで座り込んでいるのを発見。

体調が悪いということが、家族皆の知るところとなったのです。

でも、テスはちゃんと健診を受けて、軽い胃潰瘍だと診断されたと言い、検査結果も見せようとしません。

心配だからとミジョン、ジテ、ジホが詰め寄りましたが、テスはそれを拒みました。

そして、思いのたけを全部白状したのです。

父親としての思い、悩み等々を。

家族皆が、自分の立場だけに固執し、主張したことで、父親としてのプライドや信念すら失ってしまった・・・とね。

だから、もう自分のやりたいように暮らす、口を出すなと。

 

知らせを受けたジアンが慌てて帰って来た時も、テスの態度は変わりませんでした。

 

もうねぇ・・・。

家族それぞれが自分の立場でしか物ごとを考えて無くて。

それぞれの立場だったら仕方が無い言葉だと分かっているのに、そこまで理解しているのに、水に流す事はできないのね。

やっぱり、覆水盆に返らずっていうことなのかしら。

一旦口をついて出てしまった言葉は、もうどんなに訂正しようと、心についた傷を癒すことはできないということでしょうか。

それにしても、政治家っていうのは、真実がどこにあるかと言うよりも、公式な発言が如何に筋道が通っているかという言う事に重きが置かれる職業なのね・・・と、今、全く関係の無い考えが頭を過ぎったまぎぃです。余談でした

 

ドギョンが勧めていた新規事業計画は、頓挫しそうです。

順調に行っていた筈なのに、あちこちで断られ始めたのです。

ノ会長が手を回した・・・と、ドギョンはすぐに察しました。

当たりの様です。

 

ドギョンは決断しなくてはいけなくなったと感じました。

ジアンに気持ちを確認しました。

自分がへソン家の者だから嫌だというのは、本気か?・・・と。ソ・ジアンのために、チェ・ドギョンの名前を捨てることはできないと。

それが本気なら、その事実はどうやっても変えることはできないのだから、もう、気持ちを切るしかないと言いました。

「本気よ。」

ジアンは冷静に言いました。

ドギョンは、ジアンの前を去って行きました。

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『黄金色の私の人生(原題)』36話まで

2018-05-10 12:25:32 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミョンヒは、嬉しかったのです。ずっとジアンの事が気になっていましたからね。

娘では無いと分かってからも、すぐに気持ちを切り替える事が出来ないほど、ジアンを愛し始めていたからね。

だけど、ジアンにはミョンヒは恐怖の対象でしかなかったのです。

固いジアンの表情で、ふと我に帰ったミョンヒ。

何故ここに?・・・と聞くと、アルバイトで・・・とジアン。

ミジョンの店で働けば良いのにと言うミョンヒの言葉を聞いて、ジアンは母ミジョンがまだ店を続けていることを知り、愕然としました。

 

ミョンヒはナムグの店に行きました。

ジスは突然現れたミョンヒを見て驚きました。

が、他人として振る舞いました。

丁度、ヒョク姉とナムグが出て来たのを見て、事情を察し、ほっとしました。

でも、ヒョクの姿を見て、また気になりはじめたようです。

 

ドギョンは自分の企画を持って、いろんな会社に営業に行っています。

興味を持ってプレゼンテーションを聞きたいと言ってくれたりするので、準備も始めました。

ただ、今まで資料作成等は、部下がやってくれていたので、作成方法に手間取ってしまいました。

ジアンは、関わらないつもりでいたのですが、苦労しているのを見ると、やっぱり放っておけなくて、協力してあげました。

資料も発表も立派なのですが、やっぱりまだまだ計画に甘さがあるようで。

投資してくれるまでには、至りません。

ドギョンは自分の甘さを痛感させられています。

 

ジアンは母ミジョンの店に行きました。

まだ店を続けていること、いえ、それ以前に、店を貰った事自体が彼女には恥ずかしくてたまりませんでした。

ミジョンがジアンの苦労を知って・・・と、理由を説明しましたが、それを聞いてもやはり納得できることではありませんでした。

家に帰って来てほしいとミジョンは言いましたが、ジアンにはまだ無理でした。

 

ミジョン・・・。口では自分が悪いと言いながら、家族を盾に元通りに一緒に暮らそうと迫り、それを了承してくれないのは薄情だと言うのは、やっぱりどーかと思いますわ、あたしゃ。

全く反省の色が見えないんですもん。

理由はどうあれ、罪を犯したことは事実で、まずはそれを反省すべきだと思うんですよね。許してもらえないからと言って、相手を恨むのは筋違いというものでしょうに。

許しを期待しての謝罪など、本当の意味での謝罪ではないと私は思います。

 

テスは田舎に古い家を借り、住むために修理しています。

 

ジェソンは、心の内にたまっている苦しみを初めて吐きだす事が出来ました。

いつもは友人の医者にかかっているのですが、やはり、友人だからこそ言いたく無い、言えないということもありますよね。いくら医者でも・・・。

だから、別の医者にかかりました。

そこで、今自分の胸の中で処理できずにたまり続けている悩みを吐露することができたのです。初めて涙がこぼれました。

少しは軽くなったでしょうか。

 

ジホは新しく事業を始めようと、物件を探しています。

何故か、ソヒョンも同行してて・・・。恋人に間違われていますが、この二人は性を越えた良き友人のように見えます。

 

ジテはスアと共に、ソウルを離れようと考えています。

でも、スアにはそれは考えられません。

資金力の無い親は、愛情を思いっきり子供に注げない。だから、自分の面倒を見られるのは自分だけだと思って生きて来た・・・とスアは言いました。

今は、ジテも愛してるけど、自分が愛せるのはそこまでだと。

だから、子供を望むジテとは離婚するしかない・・・と。

そして、ある日、一人で家を出て行ってしまったのです。

 

ミョンヒは、ノ会長の指示もあって、ドギョンの婚約者であるソラの母親にご機嫌伺いの連絡を入れました。

なんとしても、つなぎ止めておかなくては・・・という意図からです。

ところが、思いがけないことが判明しました。

ソラ母の態度に疑問を持ったミョンヒが調べてみると、何と、既にソラは別の男性と結婚して、姿を消したと言うじゃありませんか。

この時初めて、ミョンヒはドギョンにも女性がいたのではというノ会長の推測を信じる気になりました。

お互い、そう言う状況にあるから、円満に事を進めたんだ・・・とね。

 

でも、ドギョンのこれまでの生活をいくら考えてみても、女性と知り合うチャンスは無いと思いました。

 

ヒョク姉とカン・ナムグの結婚式が開かれました。

仲間皆で協力して作り上げた、ささやかだけど心のこもった式になりました。

勿論、ジアンもジスも参加しました。

顔を合わせるのは気まずいですが、仕方ありません。二人ともジスの希望通り他人として振る舞いました。

 

ジスは、仲の良いジアンとヒョクの姿を見て、やはり心が痛みました。

ヒョクの片思いの相手がジアンだと知った時から、ジスはヒョクと距離を置くようになっていました。勿論、ヒョクもそんな態度に気づいていました。

だから、この時、食事もしないで帰ろうとしたジスを呼びとめ、事情を聞いたのです。

ジスは思いきって言いました。

ヒョクと親しくなって、気持ちが冷めた・・・と。好きだった人と友達には成れないから、これからは近所の知り合いとして過ごしましょう・・・と。

心にも無い嘘を一生懸命言うジス。

そして、泣きだす前に、後ろを向いて去って行ったのです。

突然の言葉にヒョクもショックを受けました。

多分、自分でも予想外のショックの大きさだったでしょう。

 

ミョンヒは、ドギョンの言動を思い起こしていました。

そして、傍にいた女性というのは、ジアンしかいないと気付いたのです。

二人は示し合わせている・・・と思いこみました。

で、テスの元を訪ねたのですが、ジアンはまだ家に帰ってないと言うじゃありませんか。

 

ミョンヒはジスにジアンの連絡先を聞きました。

ジスは、ミョンヒがジアンに会いたいから聞いたと、また誤解しましたよ。ジスは勝手な誤解からますます自分を追いこんでいるようです。

 

ミョンヒは、ジスから聞いて、ヒョク姉のカフェを訪ねました。

ヒョク姉は言えない事情があるらしいジアンのことはヒョクから聞いていました。

だから、すぐにジアンの連絡先を教えることはありませんでした。

だけど、一応、ジアンにミョンヒが来たことを連絡したのです。

驚いたジアンが、慌ててヒョク姉のカフェに行くと・・・。なんと、帰った筈のミョンヒが待っていましたよ。

ヒョク姉が連絡すると踏んだのですね。流石です。

 

ミョンヒは、ドギョンとの仲を事実としてジアンに突きつけました。

へソン家に戻るために、ドギョンを誘惑したとでも言うような言い方です。

最初は緊張して、言葉も出なかったジアン。必死に手を握り締め、罵倒に耐えました。

でもね、意を決して口を開いたのです。

落ち着いてください・・・と。

「私と、チェ・ドギョンssiは何の関係もありません。」

何の関係も無いのに、家を出たと言うの?・・・とミョンヒが激高。

「そうですね。何の関係も無いので、何故家を出たのか分かりません。息子さんと解決してください。過去も現在も未来も付き合う気などありません。彼を利用して得たい物もありません。特にへソン家に入る気は全くありません。」

冷静に言うジアン。

「私が嫌なので。」

ミョンヒ、唖然としました。

言ったね~っジアン

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『ただ愛する仲』12話まで

2018-05-10 09:20:15 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

掴まれた手を、ムンスがそっとほどきました。

ガンドゥは、拒まれたと思い、うつむきました。

でもね、ムンスが手をほどいたのは、ガンドゥを抱きしめるためだったのです。

ムンスは近づき、ガンドゥの頭を優しく胸の中に抱き抱えました。

ガンドゥは力いっぱいムンスを抱きしめ、泣きました。

ガンドゥは、やっと泣く事が出来たのです。泣く事で気持ちが開放されることもありますよね。

ムンスの涙がぽろっとガンドゥの頭にこぼれました。

ふわっふわのガンドゥの髪の上に、ぽろっと落ちたムンスの涙がどーなったのか、つい、関係の無い事が気になってしまった私です

 

目が覚めると、枕元にはムンスの姿。眠り込んでいました。

ガンドゥが起きた時、一人にさせたくなかった・・・とムンス。

ありがとう・・・と言うガンドゥに、

「あなたが拒みさえしなければ、ずっと傍にいてあげる。」

ムンスが微笑みながら言いました。

ガンドゥ、本当に嬉しそうです。ハルモニが亡くなって、一人ぼっちになってしまったという寂しさと恐怖から、ようやく抜け出ることができそうです。

 

ガンドゥは、ハルモニの遺言にもあったように、部屋の中を片付け、掃除しました。

その時、ハルモニが読んでいた本に目が止まりました。栞が挟まれ、角が折られてるページがありました。

『哀れな子供たちよ。悲しみは力である。苦痛が恨みが後悔がお前たちの力だ。どうかその力でこの醜い世の中を何としてでも生き延びろ。何としてでも』

読んだガンドゥは、ハルモニらしい言葉だと感じました。

 

ムンスが考えた追悼公園の図を見たジュウォンは、開放的過ぎるのでは?・・・と意見を言いました。感情を悟られたくない人もいる・・・と。

ムンスは、

「周りの目を気にせず心のまま泣けるように悲しめる場所にしたいのです。」

と、言いました。

被害者は悲しむだけじゃなく、加害者になることもある・・・とジュウォンは言いました。

ムンス父が自分の父親を激高して責め立てた事で、ジュウォン父は自殺したと思っていますからね、彼は。

公園を何度も訪れるのは、被害者では無く周辺に住む人たちだから、今は、被害者ではなく設計者として考えてほしい・・・と。

 

ガンドゥは、正式にチョンユ建設と土地の売買契約書を交わしました。

条件として、追悼公園の建設内容の変更や、ガンドゥがムンスと共に担当するということが含まれているようです。

この契約に関して、ユジンが相談に乗ってくれたようです。

ユジンとガンドゥは、良き友人のようです。

 

ガンドゥは現場復帰しました。

でも、現場ではジュウォンの指示で地盤調査が再度行われたことにより、廃棄物処理の作業が続いていました。

実は、崩落事故の後、充分な調査をしないまま埋め立ててしまったようで。遺体も全部発見されたわけじゃなかったのです。

だから、今でも遺体が見つかる事があると噂されていました。

その話を聞いたガンドゥは、また発作が起ってしまいました。

やはりソンジェの遺体と長い時間一緒に居たと言う事が、彼のトラウマとなっていて、所謂PTSDを引き起こしてしまうわけです。

 

ガンドゥもムンスも鬱々とした気分でした。

会いたいと思いました。

で、ムンスに電話したガンドゥ。素直に“会いたい”と言う言葉が出ました。

今どこ?・・・と言い合った時、何と二人はすぐ近くに来ていたのです。

何でもない散歩をし、屋台で饅頭を食べ、ムンスを送って行きました。

二人で並んで歩き、手をつなぐ、それだけで幸せだとガンドゥは思いました。

「簡単だな、幸せって。」

と、言いました。派手なイベントや贈り物がなくても、愛する人と一緒にいるということ、それだけで充分幸せなんだと、ガンドゥは初めて知ったのです。

 

ユテクはマリと友人のように付き合っていました。

チャンスがあったら、一歩踏み出したいとユテクは思っているようですが、マリは隙を見せません。

それどころか、ユテクがハルモニのことをけなしたら、激高し、喧嘩別れのようになってしまいました。

マリは、ユテクにとって癒しでした。

恋愛関係ではないけど、話を聞いてくれ、励ましてくれ、自分のことを一番理解してくれているわけです。ユテクはマリを失うことなんて考えられませんでした。

謝って・・・とマリに言われ、うなだれるユテク。

ユテクも可哀相な人間なのかもしれません。実力も無いのに、経営者としての成果を求められ続ける立場にいるわけで。妹のユジンの方が出来が良いのも分かってるし、周囲に嫌われているのも分かってる・・・。

なのに、プライドは高い。

マリはそんなユテクの全てを理解してくれていました。

結局、ユテクが折れるしかありませんでした。マリも懐の広い人ですから。

 

ジュウォンはユテクがあっさりガンドゥを復帰させ、追悼公園の計画変更も認めたことに驚きました。

ガンドゥは土地の事は話しませんでしたからね。ただ、チャンスが来たから、掴んだ・・・とだけ。

その理由が、ムンスだとはっきり言いました。

それ以外の理由はないと。

ジュウォンの様な立派な人間になることはできないけど、頑張ったら一人くらいは守れるかもしれない・・・と言いました。

ジュウォンのムンスへの気持ちに釘を刺す意味もあったかも。

 

ガンドゥは、追悼公園の計画の参考になるかもしれないと、ムンスに父の残したメモ帳を渡しました。

あの建物がどう作られ、どう壊れたかが分かるかもしれないから・・・と。

そして、後で会おう・・・と、言いました。今日の俺はカッコ良い予定だから・・・と、ちょっと照れながら。

 

ハルモニの土地の売却代金から借金を返済し、残りは貯金しておくことになっていました。

で、サンマンと一緒にスーツを買いました。靴やカバンも新調し、意気揚々と金融会社に赴き、現金で一括払いをしてみせたのです。

手のひらを返したように低姿勢になる金融会社のアジョッシたち。

お金の威力を改めて見せつけられた感じです。

 

ムンスは、突然ガンドゥがカッコ良いスーツ姿で帰って来たので、驚きました。

カッコ良いもんね、ホント

何かの記念日なの?・・・とムンス。

「社会適合者として生まれ変わった日かな?」

と、ガンドゥ。

祝ってくれる?・・・とムンスに近づくガンドゥ。

良い雰囲気になって、kiss・・・となる筈だったのに、ばっちりのタイミングでサンマンが来ちゃった

がっくりするガンドゥでした。

 

ワンジンからの電話で、ムンスは慌てて帰宅。

ワンジンは、アシスタントのシニョンとの関係で悩んでいました。

このところ、シニョンにときめく事が多くてね。

シニョンは自分をどう思っているのか、はたまた、アシスタントに手を出したらセクハラじゃないか・・・なんてね。

ムンスはとーっくに二人の事に気づいていました。良い関係だと思っていたので、そのままワンジンに話しました。

2人で、ムンス母のやってるサウナの湯船につかりながらの女子会ですね。

お湯を掛け合ったりしてふざけてる二人を、最初は嬉しそうに見ていたムンス母ですが、すぐに昔同じようにムンスとヨンスがふざけていた事を思い出しましてね。悲しみがまた一気に湧きあがって来たのです。

何年経っても、悲しみを忘れ去ることはできないのです。

 

ムンスは、ガンドゥが常用している薬をこっそり手に入れ、ジェヨンに渡しました。

悪い物なら教えてほしい・・・と言いました。

 

ガンドゥとムンスが次に訪問した遺族は、夫が亡くなり、妻と息子が残された家庭でした。

夫の遺体は見つからないままでした。

既に再婚しいていまして、息子は今の父親が実父だと思って成長してきたようです。だから、今更事実を告げる事はしたくない様子でした。

妻は、書類にサインする立場ではないと言いました。でも、他の親類とは全く連絡を取って無いらしく、この被害者に関しては、行き詰まってしまいそうです。

遺骨すらない状態では、死んだという感覚も無いようで。ただ、どこかに行ってしまった・・・という感じなんだと言いました。

記憶が無ければ、辛くも無いから・・・と。

でも、書類の元夫の写真を目にした時、幸せだった記憶が甦って来たのです。

涙が突然溢れて来ました。

 

ムンスは、遺族にはそれぞれの事情があって、受け止め方も考え方も違うということを、改めて感じました。

そしたら、ガンドゥはジェヨンが言うように、辛い思い出なんだから、この仕事は辛くはないのだろうか・・・と。

ムンス自身は、良く分からないというのが本音のようです。

だけど、ガンドゥは言いました。

「正解は無いさ。俺たちにできることをやるだけだ。」

 

帰りのバス停で、寒さに震えるムンスを見て、ガンドゥがコートを脱いで着せようとしました。

でも、嫌だと拒否したムンス。ガンドゥが寒くなるのが嫌だから・・・とね。

そしたら、ガンドゥはコートでムンスの身体ごと包み込んだのです。ガンドゥの懐にムンスを抱え込んだ、まぁ言わばカンガルー状態?

ムンスの小ささが際立つシーンです。可愛いったら

 

ムンス父の店にマリがユテクを連れて来ました。

特に他意は無く、ただ、安くて美味しいお店だからだったのでしょうが。

ムンス父は、二人の話から、ユテクが崩落事故の時謝罪していた人物だと思い出したのです。

全く悪びれた様子も無く、反省している様子も見えないユテクに、怒りがこみ上げて来たのです。

ククスを床に投げつけて激怒し、店から追い出しました。

父もまた、事故の記憶が薄れることは無いのです。

 

ムンスは、崩落事故の建物の図面を先輩社員から受け取りました。ガンドゥ父のメモ帳を見ていて、何か気になる事があったようです。

先輩社員は、何も問題は無かったぞ・・・と言いました。

そしたら、何故設計者は死んだの?・・・とムンス。

「謝罪だけを残して死ぬなんて、無責任だわ。」

と、ムンス。

その言葉をジュウォンが聞きました。

いくらムンスの言葉でも、事情を知らずに父を責めるのは、ジュウォンには許せませんでした。ムンス父の態度が引き金になったかもしれないのに・・・ですね。

 

ムンスが風邪をひいて仕事を休みました。

ガンドゥはすぐに連絡を入れました。

アイスクリームが欲しいと言うムンス。買って届けようとしたのですが、ムンス母の表情を思い出し、正面から訪ねる勇気が出ないガンドゥ。

配管をよじ登って、ムンスの部屋まで行きましたよ。

 

窓から現れたガンドゥに驚いたムンス。

落ちそうになったのを、必死に引っ張りこみました。

ムンス母にばれそうになったりして、ひやひやもんでしたが

 

酔っ払っちゃったムンスがしたkissを除くと、その時がファーストkissとなりました

にやにやしながら見ちゃいましたよ、あたくし

おかげで、ムンスは治りましたが、風邪菌は全てガンドゥに移っちゃったようです。

 

すっかりな二人なんですが、とうとうムンス母が娘の勤務先を知っちゃった。

かなりのショックのようです。

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