韓国ドラマ初対面で愛しますDVD版 全32話 | |
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テジュはミニクから渡された資料から、イ秘書から受け取った学費が不正な方法で手に入れたものだと察しました。
知らなかったとはいえ、自分も片棒を担いだ気がしたかも。
どんな理由があろうと、こんな方法は良くないとテジュは思ったのでしょうが、イ秘書は自分がしてきた事を正しいと信じています。
それに、亡きテジュの母のためにも、テジュを代表の座に就けたいと願ってきたのに、何の相談も無く、辞表を提出したと聞き、怒りが込み上げて来ました。
取締役会が開かれました。
シム・ヘヨンは、ミニクが相貌失認だと言うことを理事たちの前で明かし、代表になる資格が無いと主張するつもりでした。
だから、似た格好をさせた男性を大勢会議室に入れ、この中からパク理事がどれか当てさせようとしました。
ミニクは突然の事に焦り混乱しかけました。
その時、思い出しました。緊急事態が発生したら、ウィンクをしてくれとガリが言っていたことを。
振り向いたら、窓の外にガリが立っていました。
ミニクはウィンクしました。
それを見たガリは、大勢の男性が入室したことを考え合わせると、ミニクの病気がばれたと思いました。
何とかしなくては・・・です。
すぐにテジュに連絡しました。
ミニクを助けてくれと。
その時、テジュはベロニカと一緒にいました。
ガリに頼まれたものの、テジュはもう自分に出来る事は無いと思いました。
それに異論を唱えたのはベロニカ。
「最善を尽くしたと言うのは、やりきった・・・ではなく、やれるところまでやると言う事でしょう。」
その言葉で、テジュはミニクの元に向かう事にしたのです。
ベロニカが協力しました。
ミニクは落ち着きを取り戻して行きました。
準備をたくさんしてきたじゃないかと思いました。
理事たちの特徴を必死に覚えてきたのです。
勝ち誇った表情でミニクにパク理事を当てろと迫るシム・ヘヨン。
ミニクは覚えて来た特徴を元に、パク理事だけじゃなく、その場にいる理事たち全員を当ててみせました。
思惑が外れたシム・ヘヨンは、診療記録を持ち出しました。
この説明をと。
ミニクは、もう隠しておくのは無理だと感じたのでしょう。正直に病状を話しました。
ヘラをはじめとしたミニクを推す理事たちに動揺が走りました。
ミニクはガリの言葉を思いだしました。
不安がるミニクに、代表になる資格は十分にあるとガリは言ってくれました。
兄の目のことを持ち出し、完璧な人はいないと言いました。誰もが障がい者なんだけど、それに気づいていないだけだと、亡き母が兄を慰めていたと。
「私がふさわしくないと思う方は、シム理事に投票してください。でも、私はそうは思いません。」
と、ミニクが言いました。
よく観察すれば皆さんを見極められるし、病気のおかげで代表に必要な資質が養われた。
顔が見えなくなった分、相手の話をきちんと聞くようになり、社員一人一人に興味を持ち、周りの意見を尊重出来るようになってきたと。
そういう人が代表にふさわしい筈だと。
採決になりました。
10人の理事のうち、ミニク側の一人が棄権すると言い出しました。
シム・ヘヨンを推すのは5人。となると、自動的にミニクを推すのは4人となります。
でもね、そこにテジュが飛び込んで来たのです。
テジュはミニクにつきました。
テジュが提出した辞表は、シム・ヘヨンがまだ受理していませんでした。だから、テジュはまだ投票権があったのです。
決着は総会に持ち越されました。
シム・ヘヨンが代表に選任されなかったと知ったイ秘書は、ミニクがあの資料を使わなかったと察しました。
テジュも知っていたので、ミニクならば絶対に利用するだろうと思っていたのでしょう。
利用しようとしたのはシム・ヘヨンでした。
イ秘書たちを断罪し、その功績を株主総会で訴え、支持を集めようと考えたのです。
イ秘書、交渉する相手を間違えたね。
不正をしていた人が約束なんて守ってくれる筈がないと思わなかったのかしら。
なんか、イ秘書のやり口は、甘いね。
ガリは荷物をまとめて会社を出ていきました。
引き留めたい思いが込み上げていたミニクなのに、とうとう口に出来ませんでした。
ところで、嘘がばれたナミは自宅に戻っていました。
ガリから、女優を反対され、再度勉強をするよう命令されていました。
それを聞いたベロニカ、頭の固い姉を説得してやると意気込んで家にやって来て、始めてガリと姉妹だったと知りました。
公演のチケットを兄に渡し、ガリと一緒に必ず来るよう言いました。ナミの姿を見てほしいと。
ミニクはガリがいなくて気が抜けたようです。
で、テジュをランチに誘ったのですが、またもテジュはベロニカと一緒のタイミング。
テジュじゃなくてガリを誘って!と、ベロニカは公演の事を伝えました。
ミニクはレストランを予約し、公演会場に行きました。
ところがそこで見たのは、ガリが一人の男性と物凄く親しげにする姿。
もち、兄ですからね。
それに目が不自由なので、手をとって案内しますからね。
誰だ!と、ミニクは嫉妬の鬼。
二人の後をつけて行きました。
でも、仲の良さを見せつけられるばかりで、気分はささくれだってきました。
そんなとき、予約時間が過ぎたんだけどという連絡がレストランから入ったのです。
ミニクは仕方なく、一人でレストランに行きました。
そして、意を決してガリに電話しました。
「レストランの住所を送るからすぐに来い。」
突然の話しに躊躇するガリ。
それでも、ミニクは怒ったように言いました。
来るまで待ってるから、来い!・・・と。
諦めて立ち上がった時、ガリが到着しました。
嬉しさのあまり、ガリに駆け寄ったミニク。
少しつまりながら、ミニクは想いを告げました。
君を解雇しても忘れられそうにない。一日だけ復帰した日も引き留めたいと思った。取締役会より君の不在が辛くて会社にいられなかった。カーディガンを渡したのは、そうやって君の顔が見たかったからだ。解雇したのは、それくらい君を愛してるからだ。
「今、私を愛してるって言いました?」
と、おずおずとガリ。もう一度言ってください・・・。
「愛してる。」
ミニクはガリを優しく抱き締めました。
ガリもミニクを抱き締めました。