先日の記事の、雲散霧消した部分の再投稿です。
スタジオドラゴンのイ・ギヒョクssiは、企画の段階から世界配信を前提として進めて来たと仰ってました。
実際、2017年までは国内での配信が売り上げの7割ほどを占めていましたが、それ以降は、海外への配信が中心となっています。
「確かな才能のあるクリエーターに十分が資金を投資すればヒットは確実に生み出すことが出来ます。ヒット作は資金をもたらし、それが次のヒットを生む。配信のプラットホーム側の言うことだけを聞いているのじゃダメです。こちらでテーマと予算は握っておかないと、自由にものは作れない。そう言う意味でNetflixとはいい関係を築けました。」
と、イ・ギヒョクssi。
一方、Netflix側の話は。
ガン・ドンハンssiが、こうおっしゃいました。
「この作品の世界的流行は、かつての韓流ドラマブームとは全く違っています。国や文化を超えて愛されるものこそ真の良いコンテンツであると言うのが、私たちの信念です。以前、韓国コンテンツはアジアの極一部で愛されているだけで、その国のブームに乗っかるしかなかった。韓流ブームなどなくても、優れたコンテンツは一気に世界中に配信され世界中でファンを得ることが出来ます。(例えば、BTSやBLACKPINK)」
全てが計算ずくで作られたこの作品ですが、唯一想定外のパートがあったんだとか。
エンディングです。
イ監督がネタバレしてくださいました。
放送されたエンディングとは、全く違ったものが考えられていたんだそうです。
ケソン工業地区で、遠くから見つめ合うというのが、それ。
リアリティを考えると、それが関の山だと監督も考えたそうです。
ただ、地味すぎで切なすぎると思ってはいたそうです。
ところが、スイスで始まった撮影が終わった時、同行していたパク作家が突然提案したんだそうです。
ラストシーンもスイスにしたいけど、できますか?・・・と。
結局、主演の二人は、途中の波乱万丈な展開を全く知らないまま、エンディングまで撮ることになったんだそうです。
「正直、びっくりしました。まだ脚本が出来ていなかったので、あのシーンが一番大変でした。」
と、ソン・イェジンさんも仰ってました。
視点3 北朝鮮の人々
実は、北朝鮮にも、この作品のブームは飛び火しているんだとか。
勿論、水面下では・・・です。
韓国コンテンツは、北朝鮮では反動思想・文化排撃法に違反するものとされています。違反すれば、実刑もくだされるとか。
そんな状況にもかかわらず、この作品が見られていると言う情報が入ったんだそうです。
噂の真偽を確認したのは、アジアプレス記者の石丸次郎氏。
北朝鮮の人々はこの作品を見てどういう感想を持ったのか・・・です。
「荒唐無稽で不純極まりない。」
と言うのが北朝鮮の反応でした。しかし、実際に見た一般の人の感想は違っていました。
「めちゃくちゃ流行して、その分取り締まりも厳しかった。」
「恵まれた環境に育った韓国の人も、お腹が空いたらおこげとかジャガイモを食べるんだ。」
「人民班を演じる韓国の俳優さんが北朝鮮の言葉を使っているのがおかしくてたまらなかった。」
つまり、北朝鮮の人たちも韓国の人に対して同じ人間としての感覚を持ったのかもしれません。
キム・ジュソン作家が仰いました。
「北朝鮮の兵士たちが韓国に潜入し、初めてみるフライドチキンに驚くと言うシーン。その姿に、北朝鮮に今もいる友人たちの姿が被って見えた。皆に味合わせてあげたいと思います。こういう良い環境とか文化を一度でも良いから味合わさせてあげたい。早く対立性が無くなってほしい。」
最終話で、そんな兵士たちが韓国で経験したことを、北朝鮮に戻って懐かしく思い出すシーンを見ると、余計にそう思うとキム・ジュソン作家は仰いました。
「南北の気持ちを代弁してくれたようだ。人の心を伝えるのに、エンタメほど威力のあるものはないと思います。」
「世界でも珍しい分断国家を舞台に、その厳しい現実をドラマチックに描くことで解きほぐす、そんなことは韓国くらいでしか出来ませんよね。だからこそ、世界中の人が見てくれたんじゃないかと思います。」
と、イ監督が仰いました。
愛の力は人を変えると言う事を、ちゃんと演じたいと思いました・・・と、ソン・イェジンさんが仰いました。
視聴チャンスを待ちましょう