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まずは、2話だったかな?
ソヨンが男装して妓楼に行き、哲宗と偶然会ってしまうというシーン。
ビョンインと哲宗とのアクションシーンの話からです。それと、宴で二人が扇で闘うシーンや、哲宗が行方不明になる寸前の闘いのシーン。
どれも、とても時間がかかったそうです。特に、最初のアクションシーンは、3日間もかかったとか。
ぺ・ジョンオクさんは、初回、ビョンインが友人と河原で手合わせをしたアクションシーンが印象に残ってると仰いました。
漫画みたいに綺麗だったと。
撮影した所は、安東にあるキム氏一族ゆかりの場所だったそうです。
しかし、当の本人ナ・イヌssiは、川で光が反射して照り返しも凄くて大変だったと仰ってました。
鉢巻をしていたので、顔だけ日焼けして、おでこは白くなってしまったんだとか。
他の出演者たちもそれに気づくほどに、顔の色がツートーンだったと笑ってました。
凄いカメラワークだったのは、ドローン撮影だからこその映像だったそうです。
凄く近くをドローンがかすめて飛んでいたとか。
そして皆が口を揃えて大笑いしたと言ったのは、チェ尚宮が初めて泣くシーン。
ファジンがソヨンを殺そうとしたと言う疑いをかけられた時、ソヨンが本当は自殺しようとしたんだと大王大妃の前に出て行きましたよね。
その時、ファジンが倒れたのを見て、ソヨンも仮病で倒れて見せました。
で、ビョンインに抱きかかえられて寝かされたのを見ながら、ソヨン父やチェ尚宮、ホンヨンが可哀想だと泣くシーンです。
チェ尚宮が泣きながら話すのを聞いて、私も噴き出してしまいましたよ。
チェ・ソウンさんは、自分も泣くシーンなのに、笑い出しそうで、それを必死に堪えるために、手に爪を立てていたと仰ってました。撮影が終わったら、ほら、こんなに・・・と爪の痕をチョンファさんに見せていたそうです。
マンボクを演じたキム・イングォンssiも、笑ってしまったのを、腕で隠して必死に泣いてる演技をしたことがあると仰ってましてね。本来ならばNGとなるところが、使われていたとか。チェ尚宮が梨花酒に酔っぱらってしまったシーンです。
とにかく、チェ尚宮のシーンは、どれも秀逸
何度も何度も噴き出しましたし、爆笑してしまいました。
ホン別監が暗行御史だと印を見せたけど信用してもらえず、銃を悪徳両班に突きつけるシーンは、とってもカッコよくて自分でも気に入ってるので、家で何度も見直したとイ・ジェウォンssiがおっしゃってました。
ちなみに、銃の構え方は、チョン・ウソンssiの「グッド・バッド・ウィアード」を意識したとか。
ホンヨンを演じたチェ・ソウンさんは、シン・へソンさんのファンだとか。携帯の待ち受けもへソンさんらしいです。
だから、一生懸命に準備してくるんだけど、緊張しすぎて手が震えたりしてなかなかうまくいかなかったと仰ってました。
監督からも、明るいだけじゃなく、ソヨンの心を動かしてくれと言われたんだとか。だから、いつも眺めていたら出来るようになるかもと思い、待ち受けにしたんだそうです。
でも、シン・へソンさんは、嫌がっていたんですって。
後に親しくなってからは、遠慮なく引っ張ったりしていたとへソンさんがおっしゃってました。
シン・へソンさんとチェ・ソウンさん、チェ尚宮のチャ・チョンファさんの3人は普段からとても仲が良くて、楽しそうに過ごしていたと、皆さんがおっしゃってましたね。
あまりに仲が良いのを見て、敵役のファジンを演じてたソル・イナさんは羨ましかったと仰ってました。
マンボクとチェ尚宮のなシーンは、どれも本当に爆笑もの。出演者たちも皆面白くてたまらなかったと仰ってました。
アドリブも多かったとか。
マンボクの髭も何パターンかあったようですよ。韓国時代劇メイクの巨匠と言われる方が考えてくれたそうです。貰い損ねたと残念がってました。
マンボクがチェ尚宮に“拾った”と言って、貴重な干した桔梗を渡す場面があったのですが。
本来、ト書きには、ごみをくれるなんて!と、投げ捨てて去る・・・とあったんだそうです。でも、チャ・チョンファさんは、チェ尚宮は絶対に食べ物を捨てるような人じゃないと思い、持ち帰る事に変更したんだとか。
で、その桔梗が、後の場面に生かされることになったそうです。
哲宗が生きていると信じて王宮を出て行ったソヨンたち3人。途中でチェ尚宮が、その桔梗を食料として持参していて、3人で美味しく食べると言うシーンが、追加されたそうです。
地方でセットを組み立てて撮影・・・となった時、イ・ジェウォンssiの奥様に陣痛が来ちゃったんだとか。
前日に相談したら、一言の苦言もなく、撮影を延期してくれたと仰ってました。大事な瞬間に立ち会わせてくれたことに感謝を伝えたいです・・・と。
最後に、一人ずつ、“私にとって哲仁王后とは?”と言う問いに答えました。
チャ・チョンファさん=チェ尚宮は、「王妃様」だと答えました。
ユ・ミンギュssi=永平君は、「すごく苦い薬」。辛い役だったけど、演じ終えた時、少し成熟して元気になり、自分の成長を実感できたから。
イ・ジェウォンssi=ホン別監は、撮影中に生まれた子どもの名前を挙げて、「哲仁王后は、僕にとってイ・ユジュだ。」と、仰ってました。女の子?男の子?
ぺ・ジョンオクさん=大王大妃は、「新たな出会い」。
ソル・イナさん=ファジンは、「炭酸水」。皆情熱的でお酒が入ると熱くなるから・・・とか。
ナ・イヌssiビョンインは、一言で表現できないと仰いました。空白のままにしておきたいと。
しかし、その空白と言う言葉に、皆が食いつきましてね。やんやの突っ込みや揶揄いで収拾がつかなくなってしまいましたよ。イヌssiが説明しようとしても、皆口々に喋っちゃって
一生懸命声を張り上げて説明するには、余白の美と言う言葉の様に、余地を残す意味だとか。
が、またその説明が無駄に長くて皆笑いを我慢するのが大変。
結局、「一生そっとしておきたい」と言う意味だそうです。分かるような分からないような・・・。もしかしたら、ナ・イヌssiって天然
ヨンジェssi=キム・ファンは、「早めに打ったワクチン」。コロナ禍で苦労したけど、現場に行くことで自分が自由になれたんだとか。
シン・へソンさん=ソヨンは、「マスク」。自分をネガティブな状況や感情から守ってくれたから・・・。
ほぉ~っと、感心したように見つめてたイヌssiが純粋そうで良かったです、あたしとすると。
キム・イングォンssi=マンボクは、「名札」。待令熟手(テリョンスクス)の名前を授けてくれたから。ネット上でもその名で呼ばれていたそうです。俳優としたら、演じた役柄で呼ばれることは本当に光栄な事だと思うから。
デビュー作だったチェ・ソウン=ホンヨンは、「奇跡」。新人に大役を任せるのは大きな決断だった筈なのに、監督や脚本家が自分を信じて任せてくれたから。
良い雰囲気で撮影が出来たというのが、分かるような雰囲気の番組でしたね。
役柄と同じように見える人もいれば、全く違う雰囲気を持った方もいて、素の表情を見る事ができたのが本当に楽しかったです。
私とすると、10月31日放送開始の「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」でビョンインことナ・イヌssiの姿を見る事が楽しみです。
まだご覧になっていない方、是非、一度ご賞味を