レビュー一覧は、こちらから。
ハウンは結局、ジチョルに面会に行きました。
ハウンの姿を見て、ジチョルは驚き、嬉しそうでした。
その様子を見て、ハウンは4年前と変わっていないと思いました。
継母の件は事故でしょ?とハウン。あなたは人を殺せないわ・・・と。
「俺を信じてる?」
信じてる・・・とハウン。
「私の生徒は生まれ変われる資格がある。あの日、何があったのか、話して。」
あの女が死ねば助かる人がいる、だから殺した・・・とジチョルは言いました。ある意味、正義ですよね、彼にとっての。
偶然ではなく、意図的に殺したと言うことです。
ハウンはショックを受けました。
後悔してるの?とハウンが聞きました。
「あの時に戻っても同じようにあの女を殺す。」
誰かを殺して誰かを助ける?そんな事が通用すると思うの?とハウンは叫びました。
「誰を助けたかったの?」
と、ハウン。
ジチョルはハウンの言葉に衝撃を受けていました。自分の愛し方を否定されたのですから。
その人が自分のために人を殺したとしれば、喜ぶと思うの?とハウン。
「私なら恐ろしくてたまらない。」
「人を殺せるのは、けだものの証拠よ・・・。あなたはけだものの道を選んだ。後悔してないなら、もうあなたはけだものよ。」
ジチョル、トドメを刺された感じです。涙がこぼれ落ちました。
ジチョル、壁に書きました。
“お前の最期は復讐ではなく犠牲だ”
ここまで傷ついても、傷つけられても、それでもハウンを助けたいと思っているようです。
裁判が始まりました。
ハウンは目撃したことを証言しました。
しかし・・・角材で殴ったのは見てないよね?ジチョルに対する憐憫や同情は無くなってしまったようです。
ジチョルの弁護士は父が息子を頼むと言っていたチャン・へミです。
チャン・へミ弁護士は、ジチョルが如何に酷い人生を生きて来たかを語りました。
実母に捨てられ、継母に監禁され、暴行され、心理的虐待、肉体的虐待、性的虐待を受け続け体中傷だらけでした。
その時、ジチョルが倒れました。てんかんの発作でした。
極度のストレスによって起こると説明。
結局、ジチョルは精神病院に送られることになりました。
ヒョンビンは不安でした。
ジチョルのあれほどまでのハウンに対する執着が恐怖でした。
ハウンを警護してほしいと検事に頼みました。
ジチョルは泣きました。
自分を信じていると言ってくれたハウンを裏切ったことになったのが悲しかったのでしょうか。それとも、ハウンを助けることが出来なかったことが
ジチョルが医療施設の医師を殴って脱走しました。
ヒョンビンは、ハウンが危ないと思いました。
が、その時ハウンは電波の届かない場所にいました。
結婚式を挙げるため、地方に向かっていたのです。
ジチョルは、ハウンの家の留守電に残されていた神父の言葉で、行先を知りました。
彼は今、最期にハウンに出来る事をしようと考えていたのです。
自分の心臓を、ハウンに・・・と。
ハウンがまず到着しました。
次に来たのは、ジチョル。
でも、直後にヒョンビンも追いつきました。
時間をくれ・・・とジチョルは言いました。
でも、ヒョンビンは容赦せず、撃とうとしました。
撃たれて死んではハウンに心臓をあげることが出来ません。
ジチョルがヒョンビンに飛び掛かりました。
格闘となったジチョルとヒョンビン。
ジチョルは決してヒョンビンを殺そうとは思っていなかったのです。死のうと思って来たのです。ハウンのために・・・。
初めて自分の目を見てくれた人で、初めて名前を呼んでくれた人だから。
でも、ヒョンビンが持っていたナイフが、ヒョンビンに刺さっちゃった
怯んだジチョルの手を持って、何度も何度もヒョンビンを刺したのは、ジチョル父の幻影でした。
いえ、父に操られたジチョル自身だったでしょう。
倒れたヒョンビンを見て、ハウンも倒れました。
ハウンに近づこうとしたジチョルを、力を振り絞ったヒョンビンが銃で撃ちました。
当たった
「魂は復活すると言ったわよね。コン・ジチョル、よく聞いて。あなたは絶対に復活出来ない。」
ジチョルは、ヒョンビンの銃で頭を撃ちました。
彼の心臓をハウンに渡すことは出来ませんでした。
「ごめん、愛してる」を思い出したほどに悲惨なジチョルの人生でした。
現代になりました。
駅でジョンボム=チャン・ギヨンssiがサビン=チン・セヨンさんに一冊の本を差し出しました。
読み終わった・・・と。
以前、サビンが予約していた本を、ジョンボムがタッチの差で手に入れた経緯がありました。
同じホームの少し離れたところに立っていたのは、スヒョク=イ・スヒョクssi。
ジョンボムと目が合った瞬間、激しい頭痛に襲われました。
3人の人生がまた交差しそうです。