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前にも書きましたが、作品の始まりで流れる曲、理由は分かりませんが、心惹かれます、あたくし
ミョンは気づきました。
ホユンとチェギョンが何度も出会っていることに。運命と言っても良いくらいだと。
でも、ホユンはその度に禁忌を犯し、消えてしまっているのです。
ホユンが消える時、彼に関わりのあった人たちの中からも彼の記憶が消えてしまうようです。
だから、チェギョンも毎回初対面のように感じているようですね。
ってことは、あのkissした瞬間に、消えちゃったのね。
全てがリセットされてしまったのですね。
ホユンは、そのことを初めて知りました。
チェギョンのノートが空白だらけだったのは、そのせいだったのです。
その時の運命の神が消えたと言う証拠・・・ですよね。
チェ・ミンジと言う女性のノートがありました。
最近消えたソンウという神が担当していたようです。でもそのノートからソンウの記憶に関わる部分は全て消えてしまっていました。
ミンジはろくでもない父親がいて、しょっちゅうお金を搾り取られているようです。そのため、アルバイトを掛け持ちしているんだとか。
それを知ったホユン、阻止しなくてはとミョンが止めるのも聞かず、ミンジのアルバイト先に出かけて行ったのです。
ミンジを演じているのが、6話にも書きましたが、「模範刑事」にも出演していたチョン・ユンミンさん。
チェギョンは、親友のスラにとうとう打ち明けました。
自分が現在大人気のドラマの脚本家だと。
助手を雇うなんてどういうこと?と聞かれちゃったんですよ。
2人でお酒を飲んでいる所に現れたのが、ホユン&ミョン。
そのお店が、ミンジのアルバイト先だったってわけ。
偶然が重なりました。
そのお店、何と高校の同級生だったチョルスの店だったんです。チョルス、お金持ちのお坊ちゃまだったんですね。ボディガードがつくくらいの。
そして、チョルスはミンジが好きだったんですよ。
だから、ミンジの父親がお金をせびりに来たのも、あっという間に追い返してしまいました。
良かった良かった。
チェギョンはスラにホユンに片思い中だと言う事も打ち明けていました。
でも、ホユンは、自分を賃貸人としか見てないと。
でも、スラの目にもチョルスの目にも、ホユンがチェギョンを想っていることは見え見え。
気付かないのは、チェギョンだけなんです。
チョルスは、チェギョンが好きだった転校生にホユンが似ていると言いました。
勿論、ホユンも、チェギョンもスラもその記憶は消えてしまってます。
ミョンだけがハラハラしながら見てます。
チョルスには記憶が残ってたのね。
スラが気を利かせてミョンを引っ張って帰りました。
で、チェギョンとホユンが一緒に帰ることに。
チェギョンがウンソンと言う名前から改名した理由が分かりました。
大学2年のころ、チェギョンは一時期魂が抜けたように記憶がなくなったりしていたようです。
それを心配していた母に、ある日カフェに来た客が、言ったんだそうです。
「娘さんは、ある運命につきまとわれている。だからその運命を断ち切るために改名しなさい。」
で、ウンソンからチェギョンに改名すると、作品の人気は出るし、カフェも繁盛し始めたのです。
魂が抜けたように・・・と言うのは、もしかしたら、ホユンが消えてしまった時なのかな
チェギョンの記憶も消えてしまい、でも、消えた感覚が残っていたのかもしれません。何か忘れてしまった事があると。
ホユンがふいに言いました。
チェギョンからコーヒーの香りがするのが好きだと。
高校生の時、『コスプレッソ』と言うペンネームを考えてくれたのもホユンでした。その記憶は失われているけど、やはりその時と同じように、この言葉でチェギョンは恋をしたようです。
寒いから走って帰る?とチェギョン。
すると、ホユンはコートを脱いで着せ掛けてくれました。ゆっくり帰ろう・・・と言って。
これじゃぁ、あなたが寒いだろうから、手をつなぎましょう・・・とチェギョン。
でもね、ホユンは手をつなぐ加減が分かりません。こんなに長く誰かと手をつないだことが無かったから。
強く握り過ぎ・・・とチェギョンが嬉しそうに言いました。
聞きたいことがあるんだけど、手を離さないと約束して・・・とチェギョン。
「私に嘘をついたことは?」
一度も無い・・・とホユン。
チェギョンは、これまでの不思議な出来事、そして自分は運命の神だと言った事等が、全て真実だったと知りました。今もホユンは真実を語っているだろうから・・・。
「本当に運命の神なのね。」
宝くじに当選させて・・・とチェギョン。ダメだ・・・とホユン。
視聴率を上げて・・・ダメだ。
「じゃぁ、私が死ぬまで手を離さないで。」
言葉に詰まった感のホユン。すぐには答えられませんでした。
でも、言いました。ダメだ・・・と。
もっと早く言ってほしかった・・・とチェギョンは泣きながらホユンの胸を叩きました。
好きになる前に言ってよ・・・と。
ホユンはチェギョンを抱きしめました。ホユンの目からも涙がこぼれました。
消えませんでしたね。
ホユンはミョンを問いただしました。
チェギョンは今までも運命の神と関りがあったんだな?それは俺なんだな?と。
また消えたいのか?とミョン。
ホユンは気づきました。
事故でチェギョンを失うのはバルムではなく、自分だったんだと。チェギョンが書いた小説は、ホユンの運命だったんだと。
台本を届けにきたバルムが、高校時代の写真にホユンが映り込んでいることに気づきました。
チェギョンは指摘されて初めて気づきました。
その時、母から連絡が入りました。突然カフェの立ち退きを要求されたと言うのです。
チェギョンはミョンに会って事情を聞こうと思いました。ミョンの連絡先しか知りませんからね。
ミョンは、何とか誤魔化そうと考えたのかもしれません。運命の神だなんて、嘘だと。
でも、チェギョンは信じていました、ホユンの言葉に嘘は無いと。
もっと早く信じるべきでした・・・とチェギョンは言いました。
「信じることで失う物がある。」
と、ミョン。
自分のせいでホユンに何かあったのかと、チェギョンが問いました。
「何も言えない。」
と、ミョンは言いました。
チェギョンも察しました。
自分とホユンは初めて会ったんじゃないと。自分がおかしくなったのはホユンと関係があると。
「何故人間はいつも愚鈍で向こう見ずなんだろう。愛とやらの力か?」
と、ミョンが呟きました。
ホユンはどこ?と、チェギョン。
ホユンはチェギョンが通った高校にいました。
ミョンがやってきて言いました。本当に消えていいのか?と。
ホユンは、消えてしまったチェギョンとの記憶を全て思い出しました。
「彼女は本当に可愛かった。高校生の時も大学生の時も。」
母のカフェにいるチェギョンの前に、ホユンが現れました。
「一番高いキャラメルマキアートを。」
笑顔でホユンが注文しました。
大学生の時のチェギョンがホユンに勧めたキャラメルマキアート。店で一番高いから・・・。