まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『アリス(原題)』6話まで

2021-10-03 23:50:21 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

「予言書に書かれているのはタイムトラベルの終末だ。」

と言ったイ・セフン。しかし、それ以上は知りませんでした。

“先生”に読むなと言われたと言いました。そして、昔、ソニョンが会いに来た時の事を話し始めたのです。

 

2010年に会いに来たソニョンは、“先生”の正体は?とイ・セフンに聞いていました。

しかし、イ・セフンは誰にも分からないと言うだけでした。男なのか女なのか、年はいくつなのか、何も分からないと。

でも、イ・セフンは会ったことがあると言うのです。だったら何故分からないのソニョンに言いたくないだけ

 

ジンギョムは、母が“先生”を探す理由を聞いたか?と尋ねました。

「息子のためだ。」

と、イ・セフンは答えました。

謎は深まるばかりでした。

 

ジンギョムは、イ・セフンが関わった1992年の事件・・・チャン・ドンシク殺人事件について調べはじめました。母と関わりがある気がしたのです。

資料に、ミンヒョクの写真がありました。防犯カメラの映像です。

これまで何度も顔を見ていました。不審な事件の度に。

ミンヒョクを捕まえたら、ヤン・ホンソプの一件、ウンス誘拐事件、チョン・ギフン・・・ブローカーの一件の全てを解決できるとジンギョムは考えました。母ソニョンの事件も・・・。

 

アリスでは、ジンギョムが1992年の事件を調べている事も、既に掴んでいました。

知る人が少ないその事件を何故?とミンヒョク、キ本部長、オ管制室長は頭を悩ませました。

「まさか、テイでは?」

と、キ本部長。

テイが裏切る筈が無いとオ管制室長は断言。

ジンギョムの周辺を探るよう、キ本部長は指示しました。

 

カードの調査結果を聞きにジンギョムがテイの研究室にやって来ました。

テイは、説明する前に、この話を誰にも口外しないと約束してほしいと言いました。研究室を辞める時、秘密保持契約を結んでるから・・・と。

ジンギョムは頷きました。

 

テイは研究室でワームホールを開く研究をしていました。

その研究のプログラムと似たものが、カードにも入っていると言うのです。

研究は、ソク所長をチーム長としてチームで行っていました。

ソク所長と初めて会ったのは、2010年のスーパーブラッドムーンの日だったとテイは言いました。ソニョンが殺された日、そしてジンギョムがタイムスリップして、家の前でたたずむソク所長を目撃した日でもあります。

「すみません。さっきの約束、守れません。」

そう言って、ジンギョムは飛び出していきました。

 

ジンギョムはソク所長に会いに行きました。そして、質問をぶつけました。

ユン教授に近づいた理由は?何を研究していたんだ?母の死とどんな関係があるんだ?

まだ言えない・・・とソク所長。

「あなたは重要人物だが、10年前の私の様に、今、話しても信じない。“シュレディンガーの猫”の事件をお調べに。」

ジンギョムには、ソク所長のその言葉すら、自分を誤魔化すためだとしか思えませんでした。あまりにも意味不明ですから。

 

テイはジンギョムがソク所長を目の仇にするのが理解出来ませんでした。

母の事件を追うあまり、判断が偏っていると思えたのでしょう。

あなたには分からないでしょう・・・と、ジンギョムがテイに言いました。

刑事になって10年、ずっと犯人を追って来たが、今は犯人どころか、母が何者かもわからなくなっている・・・と。

 

ジンギョムは車で音楽を聴く事もしないし、ラジオも聞きません。

それを知ったテイは、自分が持っていた音楽の入ったメモリを車に付けました。

表情が乏しいのはそのせいよ・・・と言って。

これがまたドヨンの知るところとなり、ドヨンの嫉妬心をあおる結果となってしまうんですけどね

ドヨンはそのメモリを強引に抜き、テイに返しに行きましたよ。

 

テイの研究室を出たドヨンは、途中でミンヒョクとすれ違いました。

1992年の事件の資料を見て、ミンヒョクの顔を覚えていたのです。流石記者

ジンギョムに連絡しました。

 

ミンヒョクの行き先は、テイの研究室。

カードが起動したのをアリスが感知したのです。

 

テイは窓の外にドローンが飛んでいるのを見ました。

カードを持って逃げようとしたとき、ミンヒョクが銃を構えて研究室に入って来たのです。

テイが驚くのは勿論ですが、ミンヒョクも驚きました。

アリスで監視していたオ管制室長も驚いていました。

 

ミンヒョクは、必死に冷静を取り戻そうとしました。銃を下ろしました。

そして、テイが落としたカードを拾い上げたのです。

その時、ジンギョムが飛び込んできて、格闘

 

ジンギョムが優勢だったのは、ミンヒョクがテイに気を取られていたせいかもしれません。

ジンギョムは、ミンヒョクが落としたカードを拾いました。

研究室の外に逃がしたテイが、アリスガイドチームのスンピョに捕まって連れ戻されて来ました。銃を頭に突きつけられています。

ジンギョムは、銃を下ろすしかありませんでした。

そして、テイに手を出すなと言って、カードを渡しました。

ミンヒョクは、そのまま撤収しました。

 

ミンヒョクは、テイが自分の恋人じゃないと分かっています。

恋人テイの祖先だと考えたのだと思います。でも、あまりにも生き写しでした。

動揺しても仕方がありません。

恋人テイは1992年に残って彼の子供を産んだのは確かですからね。

 

ジンギョムは、ミンヒョクの様子を見て、彼がテイを知っているように思えました。

しかし、テイは初対面だと言いました。

「もう忘れてください。教授が僕に協力すると、今日みたいなことが起こります。」

と、ジンギョム。

すると、テイはちょっと期待してるような、からかうような口ぶりで聞きました。

「私を心配してるの?」

分かりません・・・とジンギョム。

「失感情症の人は、人を好きになっても自覚が無いとか。本当ですか?」

と、さらにテイは言いました。

じゃぁ、好意を寄せられたら気づきますか?とテイ。

「勿論です。」

と、ジンギョム。そして何故そんな質問を?と、聞き返しました。

「その質問が鈍い証拠ね。」

と、テイは呆れたように言いました。

 

テイはカードのプログラムをこっそりコピーしていました。

それを、協力してくれている親友に渡しました。

 

アリスは、テイがプログラムをコピーした事も把握していました。記録が残るんでしょうかね。

ミンヒョクは、オ管制室長に、上への報告は待ってくれと頼みました。

オ管制室長は、ミンヒョクが動揺していることに気づいていました。

テイはミンヒョクの恋人テイの過去人だと言いました。本人じゃない・・・と。違う次元の人だから忘れなさいと。

しかし、ミンヒョクは口を出すなと言いました。コピーも自分が回収するからと。

 

ミンヒョクは、テイに会いに行きました。

怯えるテイを見て、銃を池に捨てました。

テイはジンギョムに電話をかけたのですが、手が震えて携帯を落としてしまいました。

ジンギョムは、かけて来たテイが何も話さない事に不審を抱きました。

 

「タイムカードをコピーしましたか?消してください。これは警告です。」

と、ミンヒョク。

あなたの正体は?とテイが聞きました。

「パク刑事と会わない方が良い。また危険な目に遭います。それを伝えに来ました。」

危害を加えるつもりが無いと、テイも分かりました。辛そうですもんね、ミンヒョクが。

私たち、面識が?とテイ。

一瞬、動揺を見せたミンヒョクですが、すぐに否定しました。いいえ・・・と。

「怖い思いをさせたなら、謝ります。」

そう言って、ミンヒョクは去って行きました。

 

しかし、ミンヒョクの前に立ちはだかった人が。ジンギョムの相棒キム刑事です。

以前、ミンヒョクに逃げられたので、顔はしっかり覚えていました。

で、やっぱり格闘。

しかし、キム刑事じゃミンヒョクの相手にはなりません。あっという間にのされちゃった・・・

そこに、テイと一緒のジンギョムが。

このまま行かせてくれ・・・とミンヒョク。

ジンギョムにそのつもりはありません。結局、また格闘。

ミンヒョクはやはりテイの前では遠慮があるようで・・・。捕まってしまいましたよ。

 

「29年前の写真と変わらないのは何故だ。」

と、取調室でジンギョムがミンヒョクに問いました。

理由はもう知ってるだろ・・・とミンヒョク。

「1992年に行った理由は?」

それには答えず、ミンヒョクが言いました。愛した人を失ったことはあるか?死ぬほどつらい経験だ・・・と。

「時の扉を開けば、苦しみから解放される。俺たちは心の傷をいやす旅の同行者だ。」

人を殺して癒されるのか?とジンギョム。

「俺を犯罪者だと思ってるだろ。俺もお前の様に傷ついた人を守ってるんだ。」

俺は人殺しを守ったりしない・・・とジンギョム。

「いいや。時と場合によって、お前も俺とおなじ行動をする。」

 

ジンギョムは、ミンヒョクが再度テイの元に現れた理由を知っているかとテイに聞きました。

テイは、仕方なく答えました。プログラムをコピーしたと。

先輩に預けたと聞くと、ジンギョムは怒りを込めて言いました。その人が危ないと。

ジンギョムの不安が的中しました。

コピーを預かったテイの先輩が遺体で発見されたのです。

 

犯人はブローカーでも無いようです。

オ管制室長も把握していない人物です。

 

テイの先輩ソジンの死因は青酸カリ。犯人の遺留物は一切見つかりませんでした。

この事件は“シュレディンガーの猫殺人事件”とマスコミで報道されました。ソク所長が言った言葉です。

その意味はまだ分かりません。私だけ?要するにその思考実験を体現した状態で殺されていたってことですかね。

 

ジンギョムは、協力してくれているドヨンも危険になると考えました。

だから、この事件はもう追うなと言いました。

あなたも危険じゃないとドヨンが言うと、僕はいい・・・とジンギョム。

「私が大丈夫じゃない。あなたか危なくなるのは、私が嫌。」

と、ドヨンは言いました。

 

ジンギョムは、ソク所長に噛みつきました。

“シュレディンガーの猫”のことが分かっていたら、何故防がなかったと。

「分かっていたら助けました。犠牲者は特定できません。10年前、あなたのお母様と惨事を防ごうとした。犯人を見ましたか?その者は、さらに4人殺します。」

信じられないと言う表情をしたジンギョムを、ソク所長は当然だと言いました。

「当初私もお母様の話を信じなかった。でもお母様が未来を言い当てるので信じるようになったのです。」

母とあなたは未来を知ったのか?とジンギョム。

「誰かの未来が誰かの過去になる。」

ソク所長が言いました。

 

テイは大きなショックを受けていました。

友達のいないテイにとって、ソジンは唯一の親友でした。

私のせいですね・・・とテイ。

元はと言えば、僕のせいです・・・とジンギョム。

ミンヒョクも関係しているのかとテイが聞きました。

まだ分からないと、ジンギョムは答えました。

そして、そのまま帰ろうとしたのですが、思い直して、またテイの隣に座りました。

残る方が良いと思って・・・と言いました。

「ありがとう。」

テイが小さく言いました。

 

テイを家まで送って行きました。

沈むテイを見て、音楽を流しました。ジンギョムの感情が少しずつ豊かになっています。

 

家の前でテイを見送りました。

ところが、テイの部屋の灯りが点かないのです。

不審に思って電話をかけようとしたとき、テイの悲鳴が聞こえました。

部屋でテイを待っていたのは、ソジンを殺した犯人でした


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『アリス(原題)』5話まで

2021-10-03 10:50:46 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジンギョムは何が起こったのか、すぐには理解出来ませんでした。

車が跡形もなくなくなっています。自分は道路に倒れていましたし・・・。

携帯が圏外になっていました。

財布はあのカードの入っていた所が溶けたようになっています。

次の瞬間、テイが危険だということが頭に浮かびました。

で、大学に駆けて行ったのですが・・・。

テイは、学生でした。

 

テイは、まじまじとジンギョムを見つめていました。

初めてジンギョムを見る目です。

話が全くかみ合いません。

でもすぐに気づきました。その日がスーパーブラッドムーンだと学生のテイが言ったから。

10年前、母が殺された夜もそうだったのです。数十年ぶりだと母が言っていました。

すぐに家に電話してみました。

母が・・・母が電話に出たのです。

涙がこぼれました。

「今から家に行く。戸締りをして外に出ないでくれ。家の中にいて。」

 

ジンギョムは家に向かって走り出しました。

 

母ソニョンは、高校生のジンギョムに会いに行っていました。

電話の相手はジンギョムだと名乗ったけど、授業中のジンギョムが掛けてくる筈は無いからです。

不審な電話だったので、ジンギョム本人に確認に行ったのです。

勿論、ジンギョムは自分じゃないと言いました。ソニョンは不安になりました。

 

ジンギョムが自宅に到着した時、丁度母と高校生の自分が夕食をとっているところでした。

ジンギョムは窓の外から幸せそうな二人を見つめました。母との最期の幸せな時間でした。

急にジンギョムを頭痛が襲いました。

それが治った時、あのドローンを発見。そして、ソク所長が門の外にいるのを見つけたのです。

ジンギョムの姿を見て、逃げ出したソク所長。

ジンギョムが追いかけて捕まえました。

「時間がない。お母さんが危険だ。今夜は赤い月だ。」

その時、母の悲鳴が聞こえました。

「お母さんを助けろ急げ

ソク所長の声にジンギョムは駆け出しました。

しかし、遅かったのです。母は既に撃たれて倒れていたのです。

 

一目見るなり、ソニョンは目の前のジンギョムが未来から来たと察しました。

立派になったわね・・・とソニョン。

「ごめん。守ってあげたかったのに。」

ジンギョムは泣きました。

タイムカードはどこにあるの?とソニョン。

ジンギョムがカードを渡すと、ソニョンはボタンを押しました。すると、ジンギョムでは反応しなかったカードが作動開始。

「あなたは関わらないで。ここに来ちゃダメ。大人になったジンギョムに会えて母さんはとても幸せよ。もう来ないで。向こうで幸せに暮らしなさい。」

犯人は誰だと、置いていけないとジンギョムは泣き叫びましたが、ソニョンは何も答えませんでした。

高校生のジンギョムが帰宅してくるのが見えました。

高校生のジンギョムが母の姿を見つけた時、既にジンギョムの姿はありませんでした。

ジンギョムは、現代に戻ったのです。

同じ場所に倒れていました。テイの大学の前です。

ポケットには、母のスカーフが入っていました。落ちていたのを拾ってポケットに突っ込んだままでした。

 

ジンギョムは、テイが講義している教室に入って行きました。

テイは怒りをぶつけました。どれほど心配したかと。

ジンギョムは何も言わず、テイを抱きしめました。母と同じ顔をした人を・・・。

テイのうなじには、何の痣もありませんでした。母とは違う人だと改めて確認したジンギョムでした。

 

テイの話で、ジンギョムがタイムスリップしていた期間は、1週間だと分かりました。

あちらの世界では、1日もいなかったのに・・・。

次の瞬間、ジンギョムは倒れました。特定の場所から出入りしなかったことで、体にダメージを受けたようです。

 

アリスでは、1週間前と今日と2度同じ場所でワームホールが開いた事を確認していました。

そして通ったのはジンギョムだということも。

ジンギョムを撥ねたトラックはそのまま逃走していました。運転手も分かりません。

ジンギョムが命を狙われていると、ミンヒョクたちは考えました。

自らタイムトラベルをしたわけじゃないけれど、アリスについて調べる可能性は大で、それはアリスにとって危険です。

ジンギョムを捉えてアリスに連れてくる決断をしました。

 

タイムカードが大量の放射線を浴びたことが判明しました。

ジンギョムが倒れた時、検査をしようとした機器が、カードの放射線によって誤作動したことから判明したとか。

「1週間、どこに?」

と、テイが聞きました。しかし、ジンギョムは答えませんでした。

そしてすぐにソク所長の元に向かったのです。

 

「あなたは10年前僕の家に来たはずだ。母を知ってるだろ。」

と、ジンギョム。

しかし、ソク所長は知らないと言いました。

ジンギョムがなんと言っても、一切認めませんでしたし、何も知らないと言いました。そして、

「父親を探せば?何か知ってるかもしれない。」

と、突然父親の事を口にしたのです。

 

ジンギョムが戻って来たことを遅れて知ったドヨン。

会いに行くと、怪我の無いのを確認後、思いっきり何度も何度もジンギョムを叩きました。

事故に遭ったと聞いていましたから、心配でたまらなかったのです。何も言わずに姿を消して1週間。どれほど不安だったか・・・。

ジンギョムはしばらく叩かれるままになってました。

連絡してよ・・・とドヨン。出来なかった・・・とジンギョム。

どこにいたの?・・・遠くに。今は言えない。

ジンギョムが詳細を教えてくれそうにないと分かったドヨン。それ以上聞きませんでした。

 

ジンギョムは父親を調べようと考えました。ソク所長の言葉があったからでしょう。

コチーム長にまず聞きました。母の事件の時捜査したのがコチーム長だったからです。

何があった?と、コチーム長は突然の言葉に不審を抱きました。

「父親に興味はありません。僕が知らない母の過去を知る唯一の人だから捜すんです。」

と、ジンギョムは言いました。

しかし、ソニョンは未婚の母だったため、コチーム長も何も知りませんでした。

 

ジンギョムは母の事件の時証言した近所の主婦に話を聞きに行きました。

殺された日、ソニョンが誰かに電話しているのを見たんだそうです。震えながら話をしているのを見て、相手は夫じゃないかと思った・・・と。推測だけど・・・とね。

 

テイはテイなりにジンギョムの不審な言動の意味を考えていました。

親友から、事故の日と現れた日、大学の門前の放射線量値が一瞬数倍にもなったことを報告され、一つの推論に達しました。

ジンギョムが透明人間になったか、タイムトラベルをしたかだ・・・と。

前者は考えられないので、残るは後者、タイムトラベルをしたということだと。

それを、ジンギョム本人に突きつけました。

「この件は忘れた方がいいです。危険です。」

と、ジンギョム。

 

テイは自分の事を語り始めました。何故物理学者になったのか・・・を。

やはりテイは養女でした。

実母の顔も覚えていないが、ぬくもりと匂いは覚えていると言いました。

実母が自分を施設に預けてもう戻らないと分かった時、テイは考えたのです。タイムトラベルをして、母と別れたあの日に戻って必ず引き留めようと。

「だから物理学者になった。母に会いたくて。」

今度は私が尋ねます、タイムトラベルは可能ですか?・・・とテイ。

「信じがたいが、可能です。」

と、ジンギョムが答えました。

カードが鍵だとテイは察していました。だから、自分が方法を探すので、カードを渡してほしいと言いました。

 

初めてジンギョムの部屋に行ったテイ。

ドヨンの歯ブラシがあるのを見て、ちょっと引っ掛かったようです。

でも、友人なので誤解しないでとジンギョムは言いました。

嘘は苦手なジンギョムゆえ、ドヨンとの関係は言うように単なる親しい友人なんだろうとテイは思いました。

しかし、他に好きな人もいないと言うジンギョムに、驚きました。興味が無いと言うんですもん。

ジンギョムは自分が失感情症だと言いました。

母のお陰でだいぶ改善しました・・・とジンギョム。

 

ジンギョムがカードをテイに渡した瞬間、部屋の電気が消えました。

何者かが襲ってくると、ジンギョムは察しました。

銃を構えて玄関に向かったジンギョム。

ドアの外に立っていたのはミンヒョク。内側の気配を感じて、ミンヒョクも銃を構えました。

しかし、次の瞬間、アリスガイドチームの仲間の異変を感じ取ったミンヒョクは、そっちに向かいました。

同僚のヘスが倒れていました。

 

ジンギョムが部屋から出て来た時には、ミンヒョクたちの姿は消えていました。

残っていたのは、ヘスの血痕のみ。

 

ジンギョムを救ったのは、ソク所長の部下でした。

部下は、ジンギョムの部屋に泥棒が入ったと言う通報までしていました。

ジンギョムが自分の運命に気づくまで守らなければ・・・とソク所長は呟いています。

どういう意味

 

ドヨンもジンギョムの父親について調べていました。

母の事件の記事を書いたのが先輩記者だと分かりました。で、資料を見せてもらったのです。

殺された日の昼間に家を訪ねた人がいると言う事を掴んで来ました。20代後半か30代前半に見えたとか。

これって、ジンギョムじゃないの1週間現代からタイムスリップした時の。

その話、ジンギョムはコチーム長から聞いていませんでした。知っているはずなのに。

そしてもう一つ。事件の1か月前、母が刑務所に面会に行ったと言う事も分かっていました。

 

ソニョンが面会に行ったのは、イ・セフン。予言書を盗みに来て、ミニョクに足を切られたあの男です。

そのまま現代の刑務所に収監されていたのですね。

ジンギョムも面会に行きました。まだ収監中だったのです。

 

ジンギョムは母の写真を見せました。

イ・セフンはすぐにアリスのガイドチームの女性だと気付きました。

どういう関係だとジンギョムに聞かれましたが、母親に直接聞けと言って答えません。

しかし、10年前に死んだと聞くと、笑い出しました。

「予言書を持つと死ぬか、こうなる。」

と、自分を指したイ・セフン。

予言書とは?とジンギョム。

「息子のくせに知らんのか。」

母は預言書のために死んだと言うのか?内容は?と、ジンギョム。

「知りたいか?終末だ。タイムトラベルの終末。」

と、イ・セフンは答えました。

 

その頃、カードを調べていたテイ。カードが突然起動し始めました


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