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スホもホラー漫画のファンだったんです。
新刊を取り合って争った挙句、スホの体の上に倒れ掛かってしまったジュギョン。
すぐにスホだと分かりましたが、ジュギョンはすっぴん
知らない顔をして謝り、そのまま行こうとしました、スホが気づく前に。
ところが、店長が気を利かせてラーメンなんぞをおごってくれたため、仕方なく食べる事に。
何とかやり過ごし、店を飛び出したジュギョンです。
が、スホ、気づいてました。同級生のジュギョンじゃなく、飛び降り自殺しようとしていた女子学生だと。
助けてやったのに、礼も言わないなんて・・・とご機嫌斜めです。
ジュギョンは、これはラッキーだっただけで、今後同じように幸運が続くとは思えませんでした。
だからと言って、ジュヨンの言うようにカミングアウトする勇気はありません。
こうなったら、完璧な偽装あるのみ・・・と気合を入れ直しました。
遅刻しそうなジュギョンを送って行った姉のヒギョンは、偶然ジュギョンの担任のハン・ジュヌを見かけ、一目ぼれ。
クールなキャリアウーマンなんだけど、こういうところ、やっぱりあの母の娘って感じ。
ある日、ジュギョンは化粧品店でヨンパ高で虐められていたセミたちに会いました。
セミたちは、ジュギョンの代わりにへミンをパシリとして使っているようです。
その頃の悪夢が思い出され、ジュギョンは体が凍り付くような恐怖を感じました。
そして、店を飛び出してしまったのです。
幸い、セミたちはジュギョンに気づきませんでした。
駆けていたジュギョンは、バイクとぶつかりそうになりました。
ハン・ソジュン=ファン・イニョプssiでした。
ソジュンは、昔のワル仲間から逃げてる最中でしてね。それがヨンパ高のセミの友達だったのです。
ジュギョンはやはり会いたくない連中ですわな。
たまたまヘルメットを持たされたジュギョン、機転を利かせてワルたちを追い払ってあげました。
でも、なんだかソジュンも怖そうに見えたので、逃げ出してしまったのです、ヘルメットを抱えたまま。
スホの父親は、韓流スターのイ・ジュホン。
久しぶりに帰国しました。
スホは父に冷淡な態度を取っています。いや、父にも・・・と言った方が正解かも。
母が死ぬときに、傍にいてくれなかったことが原因のようですね。女性関係も派手だったようですし。
スホは、そんな父と親子だといいことを、世間に知られたくないと思っているのです。
イ・ジュホンの会社にジュギョンの姉ヒギョンが務めているんです。世間は狭い。
ホラー漫画を返しに行ったジュギョン。店長にスホがいない事を確認して、安心していたのに・・・。
来ない筈のスホが来ちゃった。
必死に顔を隠そうとするジュギョン。
「いつまで知らないフリを?俺を知ってるだろ。」
と、スホ。
この時、ジュギョンはメイクした学校での自分とすっぴんの今の自分とが同一人物だとばれたと思い込みました。
でも、スホが言ってるのは、あの屋上で会った女子学生だと気付いたということ。
いろいろ話が食い違うのが、笑えます
ばらすつもり?と、ジュギョンが聞きました。
そして、知らないフリをしてくれる?と言いました。
スホは自殺しようとしたことを知られたくないと思ってると受け取りました。
で、OKしたのです。
でもね、あまりにもあっさりとOKしたので、ジュギョンは信じられませんでした。
秘密保持誓約書なるものを作り、スホにサインを要求しましたよ。
話してるうちにスホもホラー漫画の大ファンだと分かり、ジュギョンは嬉しくなりました。
で、つい、ある漫画の作家のサイン入りの初版本を持っていると言っちゃった。
実はスホ、それをずっと探していたんだそうです。
欲しいなら、サインして・・・と、ジュギョン。
スホ、サインしました。
でも、それだけじゃ足りない・・・と、ジュギョンはスホにあれこれねだりました。ジュースとかラーメンとか。可愛いもんです。
学校での冷淡なスホとは別人のようで、ジュギョンはちょっと楽しくなりました。
2人でラーメンを食べながら、むせたジュギョンが鼻から麺を出したのを見た時は、私、噴き出してしまいましたよ
帰り際、ジュギョンがシールを差し出しました。
激レアシールだとか。
「誕生日おめでとう。」
とジュギョンが言いました。
今日は自分の誕生日だとスホがラーメンを食べながら言ったのです。誕生日なのに、家族に祝ってもらわないで貸本屋に一人でいるスホを、少し可哀そうに思ったのかもしれません。
スホは、そのシールを部屋のスタンドに貼りました。
約束通り、ジュギョンは月曜日に初版本を持って登校しました。
以前汚してしまったスホの制服と一緒に袋に入れました。
『すっぴんのことは秘密よ』と言うメモも一緒に。
その日、ハン・ソジュンが復帰して来ました。休学していたんだそうです。
スホと人気を二分するようです。
しかし2人は最悪の仲。以前は親友だったのに、今は犬猿の仲です。
ジュギョンは、スホに袋を渡しました。
が、スホはジュギョンがあの女の子とは思ってないので、突然親しげに振舞うのがムカつきました。
元々、スホは女子生徒から告白されたりしても、めちゃくちゃ冷たく断ってますからね。
だから、ジュギョンが親しげに振舞うのも、自分の気を引くためだと思ったわけです。
そのスホの態度を見て、ジュギョンは気づきました。すっぴんに気づいたのではないと。
マズイじゃん
メモに書いちゃったし
必死に袋を取り戻しました。
しかし、ジュギョンは分かりません。スホとどこで会ったのか。何の秘密を守ってくれてるの?です。
その夜、スホから電話がかかって来ました。渡すモノがあるだろ?と。
制服?ホラー漫画の初版本?
「スホは誰にかけたつもりなの?すっぴんの私?女神の私?」
迷いに迷った挙句、ジュギョンはソジュンのヘルメットをかぶって出かけて行きました。
周囲の人たちは笑いながら注目するし、スホは呆れちゃってたけど、正体がばれるよりはマシです。
スホが持って来いと言ったのは漫画でした。
一人じたばたとするジュギョンを、スホはじっと見つめていました。
スアがテフンと付き合い始めて100日目。
テフンは、クラスの皆に手伝ってもらって派手に記念日を祝いました。
その時、クラスメートがふざけてケーキをぶつけようとしたのが、よりによってジュギョンに命中しちゃった
顔を洗いたいのに、洗ったらメイクが落ちてブサイクだとばれちゃう
ジュギョンは、焦りました。
追ってくるスアたちをまいて、必死に逃げたジュギョン。でも、逃げ場なんてありません。
どうすればよいのか分からず、途方に暮れて立ち尽くすジュギョン。
ブサイクなのがばれたら、また前のように皆にバカにされたり嫌われたりして、友達を失ってしまう・・・と思いました。
泣きたい気分になりました。
その時、スホが来ました。
自分の上着を脱いで、ジュギョンの頭からかぶせました。そしてそのまま歩きだしたのです。
いつものスホとすると考えられない行動です。皆が注目しました。