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ケジョルが襲われました。
しかし、次の瞬間、ト・ジヌが飛び込んできて、相手を取り押さえました。
“コクドゥさん、戻って”と叫ぶ間もありませんでした。
忍び込んだのは患者の女性。
先日した健康診断の結果で、隠して来た病気の事がばれるのを恐れたのです。これまで、その病気のせいで仕事を失ったことがあるからです。
ま、それはケジョルが黙っていれば済むことですよね。
ト・ジヌは、言いました。
「コクドゥだった時のように、君を好きになりたい。」
でも、ケジョルには分かっていました。ト・ジヌは自分を好きにはならないと。
コクドゥは、自分の別人格かもしれないと、ト・ジヌは言いました。
自分の中にいるコクドゥが、ケジョルに執着しているのは確かで、ケジョルが恋しがるとコクドゥが現れそうで怖い・・・と。
「多重人格のままこの世では生きられない。コクドゥを消せるよう、手伝ってほしい。コクドゥは虚像に過ぎない。」
ケジョルがコクドゥを想っていて、コクドゥがト・ジヌの別人格ならば、そのまま多重人格でいてほしいと思っていると分かっていて、ト・ジヌはそう頼みました。
パク・チュンソンは、ジュンシクによって拉致されていました。
拷問をしても、リストについて何も知らなかったと分かりました。
ト・ジヌも、その後動きがありません。
ジュンシクがそう報告したのですが、キム・ピルス理事長は不安を消すことは出来ません。
その時、ピルソン財団では、10年続けて来た新薬開発がようやく発売にこぎつけた時だったからです。危険分子は排除しておくに越したことはありません。
ト・ジヌが死んで49日目になりました。
何が何でも生き延びたいと思うト・ジヌは、ケジョルと常に一緒に居ようとしますが、事情を知らないケジョルはそれを拒否。
ケジョルは分かったんです。
コクドゥはト・ジヌの別人格じゃなく、別人なんだと。だから、これ以上ト・ジヌの傍に居る事は出来ないと。
ト・ジヌは、やはり死にました。
事故を起こしてしまったのです。
これ、ジュンシクが車に操作したせいみたいです。
救急車が到着した時点で、既に心肺停止で呼吸もありませんでした。
即死と判断されて救急車に乗せられるのを、遠くからジュンシクが見ていました。
ところがですよ。
救急車に乗せられた途端、雪が降り出し、コクドゥが目覚めたのです。
いきなり、救急隊員の首を絞めあげ、次の瞬間、姿が煙のように消えてしまいました。
ジュンシク、自分が見た光景が信じられません。
コクドゥが向かった先は、ケジョルの元。
コクドゥは優しくケジョルを抱きしめました。
ケジョルは、ト・ジヌだと思ってますから、驚いて腕を振りほどきました。
不愉快ですと。
以前のように掛け合い漫才のような会話をしてるんだから、ケジョルも気づけば良いものを。
でも、コクドゥは気づきました。
きちんとした告白を聞いたわけじゃないけど、ケジョルが好きなのはト・ジヌではなく、自分だということを。
ここで、多重人格についての説明をオクシンがするのですが。
その題材が「キルミー・ヒールミー」のチソンssiが演じたキャラクターたち。
懐かしく見ちゃいましたよ
ジュンシクは、キム・ピルス理事長に、信じられない現実を見たと報告しました。
その動画も見せたし、救急隊員の証言も得ていました。
「ト・ジヌは人間じゃありません。」
しかし、キム・ピルス理事長は信じられません。まぁ当たり前ですよね。
ここでもう一つ事実が。
ジョンウォンは地方の病院に勤務しているのですが。どうもそれはストーカーから逃げるためだったようです。
そしてそのストーカーと言うのが、ジュンシクみたいなんですけど・・・。
ジョンウォンは通報していないようですね。
何の効果も無いどころか、女性の方が損をすることが多いからと。
最近、ジョンウォンから証言を引き出すために、度々チョルと会っているようなので、チョルが力になってあげられそうです。2人の仲も何だか良い雰囲気になりそうな気がします。
救急隊員からケジョルに連絡が入りました。
救急車にト・ジヌのカバンが置き忘れられていたからです。中にケジョルの名刺があったとか。
事情を聞いたケジョルは、コクドゥだと気付きました。
コクドゥが戻って来たんだと。
嬉しくてクリニックに駆け戻ったケジョルですが、顔を合わすと以前と同じ、あー言えばこー言うケジョル&コクドゥでした。
言葉は命を奪えると言っただろ、特にお前は・・・とコクドゥ。
それを聞いたケジョルは初めて自分の言葉の持つ力に気づきました。
コクドゥはこの際、ケジョルからの告白の言葉を引き出そうと考えました。そしたら自分にかけられた呪いは消えて自由になれるから。
でも、ケジョル、あーだこーだと言を左右にして言い逃れました。
パク・チュンソンが自殺体で発見されました。発見したのは、コクドゥ。
コクドゥは、あっさりとクリニックに仕掛けられた監視カメラを発見し、壊しました。
ケジョルが灯台で襲われた一件も、同じ人物の仕業だと察しました。
キム・ピルス理事長が裏にいると見て、殺そうと考えました。
突然現れたコクドゥに、キム理事長は驚きました。ト・ジヌの容貌だけに、余計に恐怖に襲われたでしょう。
人間じゃないことも分かりました。
コクドゥは躊躇なく、キム理事長の首を絞めました。
あとちょっとで殺すというところに、ケジョルが駆けこんで来ました。
・・・これは、何故
ピルソンにスカウトされたとケジョルは言ってますが・・・。
キム理事長は息を吹き返し、ト・ジヌの所業を許すから出て行けと言いました。
ケジョルは、その言葉を信じました。
コクドゥは、怒りが収まりません。
俺が永遠にお前を守れるとでもと、コクドゥ。
この世での時間は短いから、出来る事は解決していきたいと。
残された私がどれほど後悔するか、考えてよと、ケジョル。
ケジョルは、コクドゥが本当に黄泉路の王だとは知りません。ト・ジヌの別人格かもしれないと思っています。
だから、いつ消えるか分からないということは感覚で分かっているようです。
「いつ消えるか分からないから、短くてもよりよく生きる努力をして。私のために。」
治療を受けて・・・とケジョルは言いました。私も努力するからと。
「逃げない努力、正直になる努力、今が全てだと信じる努力・・・。」
コクドゥさんを愛してる・・・とケジョルが言おうとしたとき、コクドゥがキスしました。
やっと・・・です