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面白いエピソードが多すぎます
ソヨンは、何とかして哲宗を酔いつぶれさせて初夜を台無しにしてしまおうと考えました。
でも、そうは上手く事が運びません。
哲宗は、疲れたから、それぞれ眠ろうと言って先に床に入りました。
ラッキーです、ソヨン。
一応、胸の紐を固く結びました。軍隊で習った結び方だそうで、切らない限りほどくのは無理なんだとか。
そして寝ずの番をしようと固く心に誓ったんだけど、気づいたらもう朝。ぐっすりと眠りこけていました。
おまけに、あれほどしっかり結んだはずの紐がほどけているじゃありませんか。
まさか・・・と思うソヨンでした
大王大妃に挨拶に向かう途中、ソヨンはファジンを見かけ一目ぼれ
ファジンが側室候補とは知らず、ぐいぐいプッシュ
心は男性のまんまなんです。
ファジンは、人が変わったような(・・・変わったんだけど)ソヨンに、面食らっています。
ただ、ソヨンに対して嫌悪感を抱いているような態度です。敵意と言うか・・・。
そこに哲宗が現れ、ファジンに優しい眼差しを向けました。
想いを隠す様子は全くありません。周知の事実なのね、哲宗がファジンを想っていることは。
側室かぁ・・・と知ったソヨンが思ったのは、どうせなら哲宗に憑依したかったってこと
しかし、この時分かったのは、ソヨンを池に突き落としたのは、噂通りファジンの可能性が高いってこと。
哲宗がファジンにかけられた疑いを晴らすためについた嘘なんですね、一緒に過ごしていたと言う事は。
勿論、ファジンはそんな事、おくびにも出しませんが。
安松キム氏と豊安チョ氏の勢力争いは、今は誰が後継ぎとなる王子を生むかどうかにかかっています。
ファジンの方が先に生んでしまったら、安松キム氏から勢力は一気に豊安チョ氏の方に雪崩れていってしまいます。
大王大妃は、挨拶に来たソヨンを見て、やはり池に落ちる以前とは印象が違う事に気づきました。
次は、大臣たちへの挨拶。
次々続く行事に、ソヨンはお疲れ気味。
でも、大臣たちが居並ぶ様子を見て、歴史を思い出していました。
習った事が、今、目の前で繰り広げられているのですから、歴史好きなボンファン・・・いえ、ソヨンとすると興味深いわけです。
大物がいる筈だけど・・・と見回した時、進み出て来たのが大王大妃の弟キム・ジャグン。
キム氏の最大の権力者であるキム・ジャグン。思わずソヨンは身を乗り出して話を聞きました。
キム・ジャグンは、提案があると言いました。
ソヨンの父を哲宗を警護する禁衛隊長にしてはどうかというモノです。
まるでソヨンが頼んだような言い方でした。
哲宗が、そうなのかとソヨンに確認すると、ソヨンも話を合わせました。
現在の隊長は、哲宗の兄永平君です。
哲宗は少し考えさせてほしいと言いましたが、キム・ジャグンは、大王大妃も同意見だと返答を催促。
哲宗は、仕方なく、その場で提案を飲むしかありませんでした。
全てがこのように、安松キム氏の意向のままに決められているようですね。
王の上に立つ権力者キム・ジャグンこそが、この朝廷の真の支配者だ・・・と、ソヨンは思いました。
何だか、映画でも見ているようで、ソヨンはこの状況を楽しんで見ています。
しかし、その場で哲宗がこともあろうか、前夜の初夜について嬉しそうに話しちゃったじゃありませんか。
子孫繁栄のためには大切な事だ・・・とか何とかキム氏は喜び、チョ氏は苦々しい表情を浮かべました。
ソヨンは、嘘ぉと言う表情。
ソヨンが、見栄っ張りだと、嘘だと言いましたが、哲宗は本当だときっぱり。
絶対にありえない・・・と、ソヨンは焦りました。
寝ててもそう言う事があったら、気づかない筈はないだろ・・・と一人悶々としました。
チェ尚宮に聞こうか、女官のホンヨンに聞こうかと思ったのですが、2人ともその方面に詳しいとは思えません。片やお子ちゃまのホンヨンだし、片や僧侶より禁欲的な尚宮だし・・・。
爆笑です
ソヨンは、ファジンに聞きました。哲宗は嘘をつく人なのか?・・・と。
ファジンは何も無かったかのように親しげに振舞うソヨンに戸惑っています。
でも、きっぱりと言いました。
王様はそう言う方ではない・・・と。
哲宗の傍近くで使えている内官ですら、哲宗のことを情けなく思っているようです。
突然最下層の生活をしていた王族が、王に据えられたわけです。教育もろくに受けていなかったでしょうから、漢字で書かれている上奏文も読めないのも当たり前・・・と。
だから、上奏文を逆さまに持っていても、読んでいるフリをしていると、鼻で笑っているのです。
哲宗の味方は、兄の永平君とホン別監・・・そしてファジンしかいないようです。
哲宗は決意を持って都に出て来ていました。
安松キム氏に牛耳られて腐った世の中を変えようと思ったのです。
そのため、永平君やホン別監たちと共にその証拠を掴もうと動いています。
表の凡庸な表情とは別人の姿です。
大王大妃は以前とは違うソヨンを躾なおそうと、礼儀作法の特訓をするようチェ尚宮に命じました。
これがまた爆笑もん
シン・へソンさんも面白いけど、チェ尚宮を演じてるチャ・チョンファさんの顔の演技も本当にお上手で
爆笑したのはもう一つ。
大王大妃が、女官に命じて顔のリフトアップをさせていたシーン。
若さを保つために必要なんだと言うのですが、これがねぇ。よくぞここまで・・・と思うくらいのリフトアップレベルなんです
ところで、ソヨンはふいに強烈な頭痛が起こることがあります。
その瞬間、本物のソヨンの記憶が一瞬戻るんです。
記憶だけじゃなくて、感情まで。
ソヨンが哲宗を本当に好きだったんじゃないかと、察しました。報われない想いを抱いていたと。
必死に自分を愛してくれと哲宗に訴えたこともあったようで。
でもその時の哲宗のソヨンを見る目は、嫌っているよいうよりも恨んでいるようでした。
ソヨンは哀れな女性だったのかもしれません。
ソヨンは、大王大妃に、かけあいました。
池の水を入れてくれたら元気が出て、あっという間に王子を生める気がする・・・なんてね。
ところが、そんな話に乗るほど甘い大王大妃じゃありません。
本来ならば、ソヨンの側近であるチェ尚宮やホンヨンは罰せられて当然。罰せられたくなかったら、共寝を7日するようにと言われ、それを了承するしかありませんでした。
まぁ、現代に戻れたら、後の事なんてどーでも良いとソヨンは考えてのことですが。
ソヨンはホンヨンに自分はどんな人間だったのかと問いました。
慈愛に満ちて何事にも前向きで・・・とホンヨンが言い始めると、本当の事を言って・・・とソヨンが言いました。違うと言う事は容易に予測できました。
本当のソヨンは、本当にちょっとしたことで臣下を叱り飛ばし、罰を与えるような人物でした。
だから『魔女』と言うあだ名が付けられていたんだとか。
でも、ホンヨンは本当のソヨンを知っていました。幼い頃から一緒に育ってきたからです。
「本当の王妃様は、心が温かくて一度決めたことは必ずやり遂げる聡明な方です。」
ホンヨンと言う良き理解者がいて、ソヨンも幸せだった・・・とボンファンは思いました。
ソヨンは男装して妓楼に行きました。
そこで、しこたま酔っぱらって部屋を間違えてしまうんです。
その部屋にいたのは、なんと、哲宗。永平君とホン別監と一緒でした。
男装しているとはいえ、3人とも、それがソヨンだと気付きました。
話しを聞かれたと思いました。こうなったら始末をするしかないと。
ソヨンは全く気付いていません。
その時、王宮の鐘が鳴りました。門が閉まる時間です。
慌てて駆けだしたソヨン。
追ったのは哲宗。
追いついた哲宗は、ソヨンに剣を突きつけました。
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