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カン刑事たちは、激怒して広域捜査隊に乗り込みました。
チャンチーム長につかみかかり、殴りつけました。
「キ・ドンジェを釈放したら、被害者とその家族を二度殺すことになる。一度目はドンジェ、二度目はお前だ」
と、カン刑事は叫びました。
すると、チャンチーム長も言い返しました。
「あんたも殺しただろ。イ・デチョルをを殺人犯にして死刑にさせ、ヒョンボクも殺人犯にして犬死させた。ちゃんと捜査していたら死ななかった。大企業の婿もあんたのせいで死んだんだ。被害者とその家族のために犯人を捕まえようとして新しい被害者を生んだんだよ。」
カン刑事、何も言えませんでした。
ジヒョクは、ミンジを訪ね、テホが会話を録音していたのを聞いたと言いました。
それを、証言してほしいと。
しかし、ミンジは断りました。
ジヒョクは、自分の事しか考えていないのかと、ミンジを責めました。
が、ミンジも言いました。ジヒョクも犯人を捕まえる事しか考えていないと。
カン刑事はイ・デチョルの件で大きな消す事の出来ない罪悪感を抱いて生きています。
ウネは、カン刑事を恨んでなどいないと言いました。カン刑事が自分のせいにするのが嫌なんだと。
しかし、心は重いままです。
ジヒョクも、父を殺した犯人を見たのに、証言することが出来なかったことを、ずっと悔やんで心の傷として抱えて成長しました。だから、犯人を捕まえると言う事は、彼にとって何よりも優先する事になっているのでしょう。
サンウは、ナナが自分の秘密を知っている事に気が付きました。
ミンジとの間に娘がいることは、ごく一部の者しか知らないことです。ナナが知るはずが無い事でした。
が、それを知っている口ぶりだったのです。
ウネがヒジュ祖父を心配して店に行くと、そこにはカン刑事がいました。
捜査の話でヒジュ祖父を笑わせていました。
サンウから暴言を吐かれた後で、気落ちしたままだったヒジュ祖父ですが、2人の訪問で、久しぶりに笑う事が出来ました。
ヒジュ祖父は、2人に心から感謝しました。
チェ法務チーム長とチャンチーム長は、強力2チームに頭を悩まされています。
一人一人は小粒なのに、チームとしてまとまると、とんでもない力を出すメンバーです。
個別に潰すしか無いと、チェ法務チーム長は考えました。
まずは、ボギョンだと言いました。署長をびびらせて、手を引かせようと考えたのです。
既に、ボギョンを尾行している者がいます。
ボギョンに気づかれるくらいだから、プロじゃ無さそうです。
強力2チームは、ドンジェが釈放される前に、何としても確たる証拠を探そうと躍起になっています。
特に、ピョン刑事とチ刑事は、自分たちのせいでドンジェが広域捜査隊に横取りされたようなもんだと責任を感じています。
ドンジェが逃走する前に、仲間に携帯を渡すのを、ピョン刑事が目撃していました。
そうまでして携帯を隠そうとするのには、重要なモノだと言う事です。
すぐさま、行動開始しました。
ボギョンの仕事用のPCが盗まれました。
裁判の重要な資料が入っていて、万が一流出したら、裁判で負け、多額の賠償金を支払う羽目になるとチェ法務チーム長から念を押されていました。
焦ったボギョンは、強力2チームに助けを求めました。
丁度いたクォン刑事とシム刑事が捜査してくれました。
そして見つけた犯人が、なんと、シム刑事の兄でしたよ。チェ法務チーム長に言いくるめられて、利用されたのです。
勿論、それによってシム刑事がショックを受け、警察を辞めるまでになるやもしれませんからね。
結局、その企みは失敗に終わりましたけどね。
チェ法務チーム長の差し金だという証言を得られましたし、クォン刑事とシム刑事の信頼もより篤くなりましたしね。
ジヒョクはジヒョクで、以前、ユナの偽証によって捕まったウネを助けようとして、担当刑事に自分が保証人となると言ったことが、今更問題になっていました。
ドンジェが釈放されました。
チャンチーム長が車を用意して待っていました。
本当は悔しくて仕方がないチャンチーム長ですが、チェ法務チーム長の指示に従うしかありませんでした。
車には位置追跡装置が付けられていました。
あっという間に、敵対する暴力団に居場所を掴まれたドンジェ。
ぼこぼこにされ、海に沈められた
チャンチーム長、ドンジェが殺されたと察し、腹をくくった感じで、チェ法務チーム長に言いました。
中に何があるのか知れば、もっと頑張れると思いますと。
「借名口座だ。」
と、チェ法務チーム長は言いました。
ボギョンからPC盗難の一件を聞かされたムン署長は、娘まで巻き込んだやり方に激怒。
相手がTJでも関係ないと、徹底捜査を部下たちに指示しました。
ジヒョクが、自分が不正警官だと言う話をもっと膨らませてほしいと言い出しました。
で、テホの事故を警察の無理な取り調べが原因の自殺じゃないかと勝手な憶測を流したインフルエンサーにネタを自ら持ち込みました。
ヒジュの事件の担当刑事が、実は不正警官で・・・という内容。
ヒジュの勤務先TJから賄賂を受け取り、事件の隠ぺいをもくろんだ・・・とか何とか。
とにかく、埋もれてしまいそうになっているヒジュ殺人事件に、再度注目を集めようと考えたのです。
拘置所にいるチョン会長は、そんな状況でも外の情報を逐一掴んでいます。
サンウとナナを呼び、敢えて牽制させ合うようなことを言ったり。
ナナの出来が良いと言っておきながら、その裏で足を引っ張るような事をしたり・・・。
ナナと親しいマックイーン社のマイケル・チャは、少しずつナナから引こうとしているようですね。
彼がナナを押していたのは、テホがいたからでした。
そのテホ亡き今は、後ろ盾のないナナより、後ろにチョン会長がいるサンウを選ぼうとしています。
結局、サンウがTJの最高経営者に就任しました。
ヒジュ殺人事件に世間の注目が集まり始めました。
事件の真実を暴けと言う国民請願が大統領府に殺到しました。
それによって、検察は動かざるを得なくなり、強力2チームは堂々と捜査を再開できるようになりました。
ドンジェを再逮捕しようとムン署長は言いましたが、行方はとんと分からないままです。
しかし、ドンジェの携帯をとうとうピョン刑事たちが手に入れました。
ドンジェの携帯には、音声ファイルが残されていました。
ドンジェとチェ法務チーム長の会話です。
ヒジュの遺体を連続殺人事件の被害者のように見せかけようとしているのが分かる内容です。
チェ法務チーム長は、流石元刑事。証拠を残さないために、こまごまとした注意をしていました。
手袋、靴カバー、車は水没させろ、所持品は灰になるまで燃やせ・・・等々。
チェ法務チーム長をやっと捕まえられると、強力2チームの面々は思いました。
ジヒョクにナナから電話が入りました。
息も絶え絶えな様子です。
ジヒョクはすぐに救急要請し、ナナがいる母親の家に向かいました。
糖尿病のショックでした。
が、ジヒョクが到着した時には、回復していました。
ナナは、突然、壁に映像を映し出しました。
サンウの部屋の監視カメラの映像です。
ヒジュを詰問しているサンウが映っていました。
ヒジュは、サンウに何を言われても、怯むことなく堂々と話していました。
言うだけ言ってヒジュは部屋を出て行きました。
激怒したサンウは、ドンジェに電話しました。
「ヒジュを殺せ。金ならいくらでもやる。お前は殺すだけで言い。後はチェ課長が処理する。」
お礼だとナナは言いました。自分を助けてくれたお礼だと。
ジヒョク、流石に立ち尽くしました。
こんな、あまりにも明らかな証拠を持っていたのです、ナナは。
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